メンタリングで視野を広げ、 憧れの立教大学に現役合格!

第41期生

丸山 晏佳(まるやま はるか)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 三田国際学園高等学校
部活 なし
タイプ 留学経験を活かす
夢・目標 東南アジアの教育改善

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 立教大学
学部 異文化コミュニケーション学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】自分の経験と個性を引き出してくれる塾へ

早稲田塾に入学したのは母の薦めで。大学受験をどうするか家族で話していたとき、私のこれまでの経験を活かすならAO入試がいいのでは、ということになりました。私は小学校2~5年のとき父の転勤により中国で生活。そして高校2年では10ヵ月、ニュージーランドに留学しました。私が通っていた高校は英語教育に力を入れていて、中でも私の所属する「スーパーイングリッシュコース」は留学が必須。留学で一番良かったのは、向こうではきわめてポピュラーな授業「ドラマ」を経験したことですね。雰囲気としては演劇の授業で、私のチームはシェイクスピアの作品をやったのですが、台本をイチから書いて舞台装置も衣装も全部手作り。語学は多少自信があったものの、英語で扮する役柄が大変でとても苦労しました。だからこそ英語の語彙も増えたし、周りの生徒とのコミュニケーションを通して一皮むけたと思っています。 こうした経験を活かし、かつ私の個性を引き出してくれるのは早稲田塾なんじゃない?と母から後押しされて、高3の5月に早稲田塾へ入学しました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】学生やキャンパスの雰囲気に憧れて

早稲田塾へ入った当初から、漠然と立教大学に行きたいと思っていました。その後、キャンパスに初めて行ってみて、それが確信に。言葉で表すのが難しいですが、学生の穏やかな雰囲気や歴史を感じる美しい佇まいなどがとても心に残ったんです。ただ、私の将来の夢は「東南アジアの教育状況の改善に貢献したい」というもので、それに見合う大学という点では上智大学総合グローバル学部が候補の筆頭に。ひとまず第一志望が二つみたいな状態で準備を進めていったのですが、このことで後に「AO・推薦入試特別指導」でだいぶ苦労することになりました(笑)。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「AO・推薦入試特別指導」で理想の志望理由書を提出できた

私がAO書類に大学で学びたいこととして書きたかったのは、先にも述べたとおり東南アジアの教育改善についてです。きっかけは、ニュージーランド留学時にカンボジア出身の友達ができたこと。自国では教育環境が良くないので、より良い英語を勉強したいと思って留学に来たと言っていました。東南アジア各国は貧富の差が激しく、インフラが整わずに基礎教育もままならないという状況があるからこそ、何とかして格差をなくしていく活動をしたいと思っています。

「AO・推薦入試特別指導」では、このテーマで上智・立教大学ともに志望理由書を書いていました。しかし、ようやくでき上がった書類をファイナルチェックで担任助手の先輩に見せたとき、立教大学のほうは全部ダメ出しが。落としどころが上智大学総合グローバル学部にはぴったりだけど、立教大学異文化コミュニケーション学部には合わないとなり、そこから出願ギリギリまで粘って書き上げました。異文化コミュニケーション学部は、文化や言語の多様性を追究していく点に惹かれていて、どうしても受験したかったんです。担任助手のアドバイスのおかげでうまく志望理由書をアップデートできたのが、合格につながったと思います。

――【早稲田塾で〈学んだこと〉】視野の広がりにつながったメンタリング

早稲田塾の学びで一番良かったのは、塾生同士のメンタリング(意見を交し合う)です。私の通っていた高校は小論文の授業がありました。でも学校の友達に見せても、遠慮があるからなのか「いいんじゃない?」程度のふんわりとした意見しかもらえません。対して早稲田塾の人たちは、みんなはっきりと意見を伝えてくれる。自分とまったく系統の違う大学を受験する人たちの意見はとても斬新で、志望理由書を書く上で視野が広がりました。

また、塾では複数の講師・担任助手が小論文を添削してくださったのもありがたかったです。複数の方に見ていただくことで、視点の偏りを防げました。多様な意見を自分なりに組み合わせ、文章力を鍛えることができたと思います。

――【将来の〈夢〉】東南アジアの教育改善に貢献したい

早稲田塾では、特殊な技能や経験を持つ個性豊かな人たちに巡りあいました。刺激的で、受験を通して人生の勉強ができたと感じています。

東南アジアの教育改善に向けて、具体的にどのように動けばいいかまだわかりません。立教大学なら省庁や国際系団体につながりのある教授・先輩がいると思います。早稲田塾で養った広い視野で物事を見つつ、周りの意見を聞いてじっくり考えていきたいです。

私の「三田国際学園高等学校自慢」

授業は早稲田塾に似ているかも。ディスカッション形式が多く、たとえば歴史も「○○条例はなぜつくられたのか班で考えてプレゼンしなさい」というのが多かったです。

私の「立教大学 異文化コミュニケーション学部 現役合格アイテム」

まとめノート

志望理由書を書くために要点をまとめていたノートです。メンタリングのときに塾生からもらったアドバイスや、インターネットで調べた内容を書き留めたりしていました。志望校別に分けて見やすくする工夫も忘れずに。家で復習するときに重宝していました。

フォトギャラリー