未来発見プログラムで気づきを得て 慶應法学部に現役合格

第41期生

丹野 裕司郎(たんの ゆうじろう)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 桐蔭学園高校
部活 軽音楽部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 国家公務員

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】早稲田塾ならではのプログラムに興味を持って

親が桐蔭学園の保護者会に参加し、AO入試の話を聞いてきました。僕はそれまであまりAOに関心はありませんでしたが、入試のチャンスが増えるのならと、最適な塾を自分で調べて早稲田塾の説明会へ。それが高2の5月のことで、当時は特に行きたい大学も将来の夢もありませんでした。でもその説明会で「竹中平蔵 世界塾」を勧められ、これまで海外に1度も行ったことがなかった自分の知見が少しでも広げられるのかな、と。様々な経験ができそうな早稲田塾に興味を持ち、入学を決意しました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】価値観の違う人たちと触れ合って気づきを得た

「竹中平蔵 世界塾」のテーマは、国際的な視野を持つ次世代のグローバルリーダーの養成です。夏休みに行われた海外研修「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in香港」では、香港で海外からきたドメスティックヘルパー(家政婦)の方々に取材したり、中国ではアジアのシリコンバレー深センを訪れました。参加して一番驚いたのは、香港の高校生たちが母国語だけでなく英語や日本語まで流暢に話せること。勉強に対する意識の違いを見せつけられた気がしました。また、自分とは違う価値観の人とたくさん触れ合えたのも良かったです。これまで自分の考えが偏っているなんて思ってもみませんでしたが、いろいろな人の考え方生き方に触れて、自分の視野の狭さに改めて気づけたのは大収穫でした。

――【印象に残った〈イベント〉】研究テーマを深められた「スーパー地域創生プログラム」

高校生になって一人旅をするようになり、寂れた地方にも足を延ばしました。そこから志望理由書の研究テーマを「空き家問題」にしぼり、高3の春に参加してみたのが「スーパー地域創生プログラム」です。

座学では自治体の方々の話しから地方都市の問題を考察し、フィールドワークでは八丈島へ。島をめぐりつつ、八丈島の活性化について論じあうプログラムは、これまで経験したことのない刺激的なものでとても興味深かったです。 最終的に個人で行うプレゼンテーションがあり、今、自分が住んでいる街の活性化を改めて考えました。この経験を通して思ったのは、地域創生は自分たちが中心になり、自分たちの地域に合った対策を進めなければ長期的な成長が見込めないということ。そうした気づきも研究テーマに活かすことができました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】対策講座でIELTSのスコアがアップ!

評定平均を高くキープしたかったので、早稲田塾では様々な講座を受講しました。高3になってからは英語資格取得のために「英語特訓道場」「英語4技能資格試験系講座」を受講。「英語4技能資格試験系講座」は勉強すべきポイントや解き方を明確に教えてくれたので、一人で黙々とやるよりもはるかにわかりやすかったです。結果的にIELTSのスコアは1.0程度伸びたので、効果は十分。「英語特訓道場」も、毎週のレビューテストは9割をノルマにがんばっていました。

一方、「東進講座」は社会・数学・英語を受講。基本的に、「東進講座」は予習として使うと学校の授業がわかりやすくなり、さらにダメ押しの復習で理解が深まると思っています。

――【将来の〈夢〉】根本的な施策づくりで地域創生に携わりたい

「空き家問題」を調べていくうちに所有者不明の土地問題がひいては空き家問題につながっているということに注目していたので、法学部では民法についてぜひ深く学んでいきたい。空き家問題からの地域創生は、今後も自分のテーマになっていくと思いますが、どちらかというと現場で町起こしの組織に加わるというよりは、国家公務員などの役職について根本的な施策面に携わりたい気持ちが強いです。大げさなことはできないかもしれないけれど、暮らしやすい町づくりに貢献できたらいいですね。

私の「桐蔭学園高校自慢」

マンモス校なので、ユニークな人たちがたくさんいて刺激になります。音楽にのめり込んでいる人、起業している人……まさに多様性の宝庫です(笑)。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

小論文のまとめノート

「本番直前授業」で取り組んだ小論文のまとめノートです。講座の内容や、自分で書いたものをすべてまとめてファイリングしました。入試会場にも持って行ったのですが、お守りというかもはや精神安定剤みたいなもの。入試の本番ギリギリまで見直して「これだけやったのだから大丈夫」と自分に言い聞かせていました。

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