意外な自己アピールが功を奏して ICUの現役合格を掴んだ

第42期生

渡部 未夢(わたべ みゆ)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 法政大学国際高校
部活 バスケットボール部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 ホモ・サピエンスの研究と情報発信

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 国際基督教大学
学部 教養学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]現役合格を確実なものにするために

早稲田塾に入学したのは高3の7月末。それまで大学受験は指定校制推薦を狙っており、ある程度は安全圏内でした。でも、万が一のために公募制推薦も視野に入れたほうがいいのでは?と、学校の先生からアドバイスがあり、そこからインターネットなどで情報収集。推薦入試に強い早稲田塾を選びました。

私は数学や物理が得意だったので、指定校で志望していたのは理工学部情報理工学科。これからますます情報社会が発展していくなか、IT系の知識を身につけておけば将来役立つだろうという意識もありました。ただ、私は好奇心も強く、実は歴史など文系を学ぶのも大好き。そのことを早稲田塾のスタッフとの面談で話したところ「文理融合型の国際基督教大学(ICU)がいいのでは?」と。興味ある分野を学部に縛られることなく学べるのは私にぴったりだと考え、志望校が決定しました。

――[私の〈受験ストーリー〉]高校で研究したテーマを受験で活かすことができた

私の通っていた高校では、自分の興味あるテーマを1年間かけて重点的に学ぶという独自の講座があります。私は、たまたま関心を寄せていた“ホモ・サピエンス”にテーマを決定。書面で調べるだけでなく必要に応じて研修旅行も許可されているため、沖縄県南城市にある旧石器時代以降の遺跡、サキタリ洞遺跡にまで足を運びました。その遺跡では土器や貝器が見つかっており、人が住んでいたと考えられています。小さい手がかりから、言語が発達する前の、はるか昔の時代のことがわかるなんて……と、すっかり魅了されました。

学校の講座では、学びの集大成として研究した内容を 1万字程度のレポートに仕上げました。これを見直し、ICUの志望理由書に活用。受験生全体でホモ・サピエンスを研究している人なんて少ないと思いますが、文理融合型で学びに貪欲な人たちが集まっているであろうICUなら、同じくらい魅力的な研究をしている学生にもきっと出会えるはず。「お互いの知識を共有し、高め合っていきたいからICUに入学したい」と強く意思表示しました。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]驚きのテーマが自己アピールの題材に

ICUの英語外部試験利用の出願書類は、志望理由書のほかに小論文が2つ必要です。1つ目は“自分の特徴を伝えなさい”というもの。そこに私は、中学から6年間続けているバスケットボール部のことを書きました。初心者ながら私一人だけレギュラーを掴み、継続する努力の大切さをドラマチックに書き上げたところ、講師から「インパクトが足りない」と指摘され茫然。どうしようと思っていたある日、オンラインで一緒に書類作成講座を受けていた塾生と講師が「たとえば自分の趣味や好きなアイドルをテーマに取り上げてもいい」と話していたんです。そんなことが小論文の題材になるのか?と半信半疑でしたが、さっそく私は自分の好きなアイドルについて小論文をまとめなおしました。結果は見事に合格!思わぬことがアピールにつながって驚いたと同時に、早稲田塾の講師はあらゆる可能性を考えて塾生にヒントを与えているのだなと感じました。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉]リベラルアーツで幅広い知識を吸収したい

私がICUに魅力を感じているのは、文理融合型ならでは、学部の垣根を越えて広く学べるところです。ただ、具体的に何を学びたいのかは受験当日も描けていませんでした。二次の面接では、「ホモ・サピエンスについて研究したいけど、何をどう研究していけばいいのかわからないから、それをICUで確かなものにしたい」と正直に伝えました。すると面接官から「多角的に学ぶことで良いのはどのような点ですか?」と質問が。そこで頭に浮かんだのが、ちょうどその時期に行われていたアメリカ大統領選挙です。ドナルド・トランプ氏とジョー・バイデン氏の一騎打ちで、私は数々の差別発言からトランプ氏の敗北を考えていたけれど、友達の意見を聞いてみるとバイデン氏にもいろいろな落ち度がある様子。このように、人との交流から自分の知識を広げられるのはすばらしいこと。同様の経験をICUで実現したいと、志望理由書に書いたとおり面接でも伝えました。

――[将来の〈夢〉] ホモ・サピエンスの研究と情報発信

基本的にはホモ・サピエンスの研究を深めていきたいです。時代背景を詳らかにし、現生人類へ進化していく過程はどのようなものだったのか。そして研究の成果を多くの人に情報発信していければと考えています。

私の「法政大学国際高校自慢」

私がホモ・サピエンスを研究した特別講座は、教養を身につけるのはもちろん、発想力や思考力を養う上でもとてもいいと思います。自由に研究させていただき楽しかったです。

私の「国際基督教大学 教養学部 現役合格アイテム」

研究のまとめノート

ホモ・サピエンスについての研究をまとめたノートです。これを元に高2の終わりに1万字のレポートに清書して学校に提出しました。ICUの志望理由書もこれを活用。面接直前もノートを見直し、自分の研究ついて答えられるように準備していました。

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