受験対策だけではない、大切なことも学べた早稲田塾での生活

第42期生

横山 景星(よこやま けいせい)

通塾情報

出身校 自由が丘校
出身高校 三田国際学園高校
部活 テニス部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 IT系の職業もしくは研究者

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]親のすすめで“AOに強い塾”への入学を決意

早稲田塾に入学したのは中学3年の冬。親が、AOに強いという触れ込みの早稲田塾を見つけ、そのすすめに素直に従いました。以前、ノーベル医学・生理学賞を受賞された大村智先生のご自宅に伺い、アポ無しで取材させていただいたことがあります。こうした行動力もAO受験なら活かせるのではないかと考えたのかもしれません。

中学受験の際、慶應義塾大学は“ 手の届かない場所 ”と思って、憧れだけで諦めていました。でも早稲田塾に入学してみると、慶應を目標にがんばっている塾生がたくさんいる。スタッフからも後押しされ、自分を信じて慶應SFCを第一志望校に決めました。

――[オリジナルの〈勉強法〉] 一人で勉強が続けられる精神力を養えた「英語特訓道場」

「英語特訓道場」は読む・聞く・話す・書く、の英語4技能をまんべんなく鍛える講座です。道場で英単語をしっかり覚えて長文読解に活かしたいなど、成果を上げるポイントは人によってさまざまではないでしょうか。しかし僕が受講した理由は、もちろん英語力向上もありますが、“勉強する環境を自分でつくり出せる精神力を養いたかった”から。中学の頃は注意力散漫で、一人で勉強を続けられないことが悩みでした。でも集中・継続のトレーニングとも言える道場の受講を通して、勉強中に肘をついたり足を組んだりすることもせず、自分でしっかりスケジューリングして勉強を進めていくクセをつけることができた気がします。大学受験初期でこの精神力が身についたのは非常に大きかったですね。

――[僕の〈受験ストーリー〉]自分の将来像を深く考えた講師のひと言

高校ではメディカルサイエンステクノロジーコース(MSTC)に所属していました。ここは主に理系医療系進路を目指す学生で構成され、自分の好きな研究をおこなうことができます。僕は昆虫が好きなので、簡単に言うとカミキリムシの腸内細菌からバイオエタノールをつくる研究をしていました。

のちに早稲田塾の「未来発見プログラム」の「スーパーバイオサイエンスプログラム」に参加し、はじめて慶應義塾大学の鶴岡タウンキャンパスに設置されたバイオ研究所を訪れたときの感動は、今でも忘れられません。こんな本格的な設備が整った場所でバイオの研究ができるなんて、絶対SFCに入学しよう、と。そして、高校生バイオサミットでは自分の研究が賞を受賞し、見事、AO入試の第一次試験は免除。一見、自分の受験勉強は順風満帆に進んでいると周囲は思ったと思います。

しかし、書類を作成していくうちに落とし穴が。早稲田塾のスタッフから「志望理由書には将来やりたいことを書きなさい」と言われました。このままいけばきっと研究者になるはず。でも、人と関わることの好きな僕が、日々机に向かってひたすら研究に没頭するイメージが、どうしても湧かなかったんです。一時は悩み過ぎて、AO書類の研究テーマを変えてしまったほど。そんなとき「AO・推薦入試特別指導」の講師から「C方式(一次試験免除)まで取ったのだから、自分の強みであるバイオでいきなさい」と力強いアドバイスが。迷いを断ち切り、SFCの現役合格に導いてくれた貴重なお言葉だったと感謝しています。

――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]人生で大きな糧となる能力を養えた

早稲田塾では「未来発見プログラム」をいくつか受講しました。たとえば「ハーバード流 リーダーシップ・ベーシックス」。これは、慶應義塾大学法学部の田村次朗教授からリーダーシップの基礎を学ぶ授業です。集団におけるリーダーの着眼点、自分が持っていないモノを相手から引き出せるのがリーダーシップとして重要なのだということを教授はおっしゃっていたと思います。リーダーシップの枠を超えて人間の生き方を教えていただき、これは今までの人生の中で、一番受けて良かった授業です。また、同じ田村次朗教授の「ネゴシエーション アンド リーダーシッププログラム」は、 交渉学や問題解決能力が養えたと思います。当時、高校で学園祭実行委員長に立候補しようか迷っており、リーダー資質のようなものを勉強したいと考えていました。田村教授には個人的にもいろいろと相談に乗っていただき、実行委員長として学園祭も大成功。「未来発見プログラム」で培った能力は、受験勉強を超えて自分の人生において大きな糧となるものばかりでした。

――[受験を通して得た一生モノ〉]早稲田塾で人脈づくりの大切さを学ぶ

新型コロナウイルス感染拡大を受け、早稲田塾も対面授業からオンライン授業へ移行しました。人と話さなければ面接対策もできないし、何よりAO書類作成をどうしよう……と一時期は不安になりました。そこで、早稲田塾で知り合った同じSFCを目指す塾生6人で“コミュニティ”をつくったんです。オンライン上で情報共有したり、添削し合ったり。このコミュニティがあったからこそお互いのAO書類の質を高めることができたと思います。早稲田塾では人脈づくりの大切さを学ぶことができました。

コロナウイルスが終息しない限り、単身、鶴岡のバイオ研究所に乗り込んで研究を続けるのにためらいを感じています。いっぽう、早稲田塾の友達の影響でセキュリティプログラミングの分野にも興味を持ち始めました。SFCでも、おそらく研究について相談できるたくさんの仲間に出会えるはずです。4年間しっかり学び、将来に向き合いたいです。

私の「三田国際学園高校自慢」

21世紀型教育と言われていますが、プレゼン能力が鍛えられます。僕が所属していたMSTCも毎年、研究発表が。学園祭でもプレゼンテーション発表の場が与えられます。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

ノートパソコン、おみくじ、短冊

AO書類の作成から細かな情報収集まで、このパソコンがなければ受験期間を乗り越えられませんでした。おみくじは、実家が長野なので諏訪大社で引きました。僕が昆虫好きになったのも、小さい頃から自然豊かな長野で遊んでいたことが影響しています。突破短冊は校舎長からいただきました。自分の勉強机の前にずっと貼っていました。

フォトギャラリー