慶應法で学び、人々を守れる弁護士になりたい

第42期生

赤羽根 優希くん(あかばね ゆうき)

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 高輪高校
部活 なし
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 弁護士

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】早稲田塾のガイダンスでAO入試に興味をもつ

僕の通っていた高校で早稲田塾のガイダンスがあり、そこで初めてAO入試のことを知りました。どのような入試方法なのかという基礎的な知識はもちろんのこと、一般入試との倍率比較なども知り、少しでも合格のチャンスを広げるなら挑戦しない手はないな、と感じました。特に人に誇れるような実績も経験値もありませんでしたが、とにかくやってみようの精神で、高1の12月に早稲田塾へ入学。

すでに一般入試対策は始めていたものの、当時は志望校の目標は決まっていませんでした。「何とかAOで早稲田か慶應に入れないものか……」と、漠然とした気持ちでスタートしたというのが正直なところです。

――【僕の〈受験ストーリー〉】好きなこと、興味があることを研究テーマに

幼少期からのディズニー好きが高じ、今では毎年100回以上東京ディズニーリゾートに通っています。そうした、好きなことを受験に活かして合格したいと考えたとき、自然に幅広い学術領域が特徴の慶應義塾大学SFCが候補にあがりました。

法学部はSFCの併願戦略からでてきた志望校でしたが、もともと僕は法学にも関心を寄せていました。それは、扶養義務という法律に疑問を持ったことがきっかけ。調べてみると、扶養義務の法律は明治時代に制定された家制度からきたもので、今の時代にそぐわない面もたくさんあるのではないかと。こうした問題を、法を学んで解決したいと志望理由書にまとめました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】一歩踏み込んで論文力が養えた「慶應義塾小論文」

論文系の講座は「論文作法(ろんぶんさっぽう)」で段落の立て方や論文に必要なボキャブラリーなど、基本的な書き方を学んだあと、「慶應義塾小論文」に移行しました。一番良かったのは、慶應の様々な学部の過去問を解くことで知識が増えたこと。また、最初の一文で確信を述べた後に内容説明など、一歩踏み込んだ論文力と思考力を養えたと思います。法学部の志望理由書では、法学についてきちんと語れているかが重要視されます。僕の場合なら扶養義務や家族に関する法律について一貫して書かれているかが最大のポイントでしたが、「慶應義塾小論文」で習った通りに書けたのが良い結果につながったことは間違いありません。また、書類をまとめるうえでスタッフには「こんな法律もあるよ」と家族法以外で利用できそうな法律の情報をたくさんいただきました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】法学部の志望理由書に直結した講座

それまで法学には何もアプローチしてこなかったので、基礎知識を身につけたいと思い、慶應義塾大学法学部の田村次朗教授のご指導を受けられる、「スーパーリーガルマインドプログラム」を受講しました。具体的な事例や判例を通して法を学べる講座で、自分の研究テーマに近しい事例も扱っていて参考になりました。

僕にとって、早稲田塾に入学して一番のメリットだったのは活動実績を作ることができたことです。特に何も実績がなくAO入試に挑戦してしまったので最初は大丈夫かな?と思いましたが、諦めなくて良かった。「未来発見プログラム」で培った経験はもちろん、SFCでがんばったディズニーの研究や「表現力開発講座」のワークショップなど、早稲田塾で貴重な経験をたくさんさせていただき、現役合格を掴むことができました!

――【将来の〈夢〉】弁護士として介護に苦しむ家族の味方に

弁護士になり、苦しんでいる人たちの保護をしていきたいと考えています。慶應義塾大学法学部は3年で学部卒業し、法曹養成専攻(法科大学院)にて3年学ぶコースがあります。最短だと6年で司法試験へ進むことができるので、それを目指してがんばりたいです。

私の「高輪高校自慢」

歴史が古く、前身は京都で開校したようです。落ち着いており勉強しやすい環境で、僕は高い評定値が取れたのでAO入試には有利でした。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

まとめノート

「スーパーリーガルマインドプログラム」を受講したとき、要点をまとめていたノートです。高3になって法学部を受験しようと決めた直後に受講したので、本当にタメになりました。あとは、面接対策として、聞かれそうな問いをまとめて自分なりに“文言集”を作成。これは面接本番の直前まで見返していました。

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