
早稲田塾のAO対策で志望校発見。上智大で観光PRを究めたい
小秋元 秀摩くん(こあきもと しゅうま)
通塾情報
出身校 | 大崎品川校 |
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出身高校 | 東京都市大学等々力高校 |
部活 | テニス部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | 観光PR |
進学情報
受験方式 | 公募制推薦 |
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大学 | 上智大学 |
学部 | 文学部 |
――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]AO対策として早稲田塾に入学
もともと一般入試を想定して、別の塾に通っていました。その塾で進路面談をしたとき、入試の方法として総合型選抜(AO入試)というものがあるという情報をキャッチ。実は、早稲田塾の大崎品川校が自宅近くで、側を通るたびに「何の塾なのだろう」と思っていたんです。調べてみるとAO入試に強いということがわかったので、AO対策として入学を決めました。高2の春のことです。
――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]地方観光について問題意識を深めることができた
年末年始は沖縄へ旅行するのが我が家の恒例なので、ずっと“沖縄は冬に行くのが一般的”だと思っていました。でも周囲は“夏に行くもの”だと思っており、実際、冬の沖縄は観光客が少ないです。南国は冬暖かく過ごしやすいのに、なぜその良さをアピールしないのかと常々疑問でした。
そのいきさつからAOの研究テーマは観光がいいなと考え、参加したのが未来発見プログラム「スーパーグローバル観光プログラム」です。業界に携わっている方から観光のイロハを学ぶプログラムで、地方の観光について問題意識を深められました。ここで自分のやりたい研究テーマのアウトラインができあがり、結果的に、「観光収入をどう向上するか」というテーマでAO書類に昇華させることができました。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]慶應義塾小論文と東進講座で苦手な国語を克服
僕は国語が大の苦手で、早稲田塾に入学するまでは特に文章読解力が壊滅的でした。何とかしなければと、高2の冬から受講し始めたのが「慶應義塾小論文」です。最初は講師の言っていることも設問の意味も、何もかもわからなくて辛かった。でも、継続することが大事なのだと、とにかく言われるがままに論文を書き続けていくと、半年経った頃から急に設問の意味がわかるように。講師に教えていただいた文章構造などから書き方のパターンがわかるようになり、論文を書くのが楽しくなった気がします。
また、「東進講座」で国語を受講していたのも良かったのかも。国語の問題も文章読解力が必要なので、「慶應義塾小論文」でどれだけその力が養われているかを東進のテストで確認していました。点数が上がれば実力として身についている証拠。勉強に対するモチベーションアップにつながりました。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉]マスメディア全般を学べる老舗の学科
上智大学文学部新聞学科では、広告も含めたマスメディア全般を学べます。観光PRに興味がある僕にはぴったり。ジャーナリズムやマスコミ関係を学べる、日本でも伝統ある学科というところも魅力でした。
実はAO書類を作成しているとき、日本政府観光局の特別顧問を務めているデービッド・アトキンソンさんとお会いする機会に恵まれたんです。これからの観光業界のあり方について視野を広げられたのはもちろんですが、自分にとって一番良かったのは、“生の声”を聞けたところ。インターネットや書籍からの情報ではなく、対面でしか伝わらない問題意識がダイレクトに響いてきて、将来自分が解決していくべき問題点がはっきり掴めました。業界をジャーナリズムの観点から考察していくことも大事なので、その点においても上智大学で学びを深めたいと思っています。
――[将来の〈夢〉]一番の夢は観光PR、でも教育にも興味が……
一番の夢は観光PRの仕事に携わることです。ただ、早稲田塾でAO入試対策を進めていくうちに教育にも興味を持ちました。海外の大学は日本と反対で、入学するのは簡単ですが卒業するまでが大変。だから学生は大学生活で学びたいことをとことん突き詰めます。逆に、日本では入学するまでが大変なので、目標が曖昧なままとにかく受験のために勉強する、という意識の学生が多いのではないでしょうか。早稲田塾には、将来のビジョンがはっきりしている塾生ばかりです。僕は通っていた高校が自由が丘校の近くだったので、そこにもよく足を運んでいました。そして塾生とお互いの進捗状況を確認し合ったり、AO書類についてアドバイスをもらいながら気づきを得るなど、意識の高い環境が自分の受験にとってプラスに働きました。こういう学生をもっと世の中に増やしていく取り組みも魅力的だな、と。今後の方向性は、上智大学での学びを通してじっくり考えていきたいと思います。