公募の不合格を一般でリベンジ!
憧れの東京医科歯科大学で看護師の道へ

第42期生

池田 陽香さん(いけだ ようこ)

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 大妻高校
部活 バレーボール部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 DMATの看護師

進学情報

受験方式 一般入試
大学 東京医科歯科大学
学部 医学部

――【入学の〈きっかけ〉】兄も通った早稲田塾。スタッフの人柄に惹かれて入学

兄が早稲田塾に通い、一般入試で国立大学に進学しました。両親が早稲田塾の雰囲気を気に入っていたため、私の時も「まず見学に行ってみよう」と。そこでスタッフと面談をして、人柄と環境に惹かれて入学したのが高2の4月。高2になってから本格的に受講をスタートしました。学校の勉強は真面目に取り組んでいたので公募制推薦が良いのでは?と薦められ、推薦対策に取り組むことにしました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】FASIDで「国際的な感覚」を学んだ

私の将来の夢は、看護師になること。中でも国公立大学のトップクラスである東京医科歯科大学が第一志望。医科歯科大は国際的教育に力を入れているので、まずは英語の力を伸ばそうと高2の間は「英語特訓道場」を受講しました。その時はとにかく「覚えなくちゃ!」と必死になっていたのですが、東進講座を受講していてふとしたときに「あれ、英語力が上がっている?単語を覚えてる?」と感じることが増えました。いつの間にか、道場で学んだことがしっかりと身についていたようです。

さらに国際的な感覚を身につけたいと、高3で「FASID国際開発プログラム」に参加。高2のときは部活で忙しかったため受講できず、高3のときにオンライン開催されたので「これなら!」と思って。プログラム中は自分の部屋なのになぜか緊張感があって、不思議な感じでした(笑)。会ったこともない人とグループワークをするのは大変でしたが、多くのことが学べました。発展途上国で支援活動をするには、医療などの専門知識だけでなく、その土地の文化やそこで生活している人を理解しなくてはならない。スキルだけでなく、膨大な知識を持って活動している方のお話を聞き、圧倒されました。そして、今私は豊かな日本で生活しているけれど、私にも何かできることがあるのでは?と改めて考えさせられた。ここで学んだことは、志望理由書にもしっかり反映できたと思います。

――【早稲田塾で〈学んだこと〉】「自分が大学でどういう人間になりたいのか」が重要

看護師になりたい、医科歯科大に入りたい、という思いはあったものの、「なぜ看護師?」「なぜ医科歯科大?」の問いに、明確な答えが出せずにいました。志望理由書を何度も書き直しては迷走する日々。改めて自分自身を振り返ってみたとき、私がやりたいのは災害医療なのでは?という考えに至りました。実は看護師に憧れるキッカケの一つが、東日本大震災の被災地で働く看護師の姿をテレビでみたこと。まずは思いのスタート地点に立ち返ることで、自分の本当にやりたいことがわかったのです。

また当初は、医科歯科大の志望理由として「国際的な学びができるから」と言っていました。でもそれだけなら、他の大学でもできる。そこで気づきました。単に大学の特長を挙げるのでは意味がない。その大学のカリキュラムを使って、自分自身がどういう看護師になりたいのか、それを伝えることが必要なのだ、と気づいたのです。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】いつも一緒に闘ってくれたスタッフたち

残念ながら公募制推薦では合格はできませんでした。その時はショックでしたが、次の日には切り替えて一般入試の準備へ。「東進講座」で予想問題や過去問題10年分などを解き、わからないところは繰り返し視聴して問題形式に慣れるように頑張りました。

結果、共通テストの結果が出た時ギリギリのラインだったので、別の大学に出願しようか、今までの人生で一番と言えるくらい悩みました。その時四谷校のスタッフに言われた言葉が、「今まで目指してきた学校にリベンジできるチャンス」。その言葉に「そうだ!やっぱり医科歯科大の合格を目指して頑張ろう」と改めて決意することができました。

早稲田塾のスタッフは、時に優しく、時に厳しく、いつも一緒に闘ってくれた。みんなに支えられたからこそ、思いを曲げずに合格が掴めたのだと感じています。

――【将来の〈夢〉】DMATの一員として災害現場で活動する看護師に

私は早稲田塾で、自分がどういう人間なのか、どういう考えをもっているのか、将来はどうなりたいのか、じっくりと向き合って考えることができました。この時間は、私を人間的にも成長させてくれました。一人で勉強しているだけだったら決して持てなかった時間や機会を与えてくれた早稲田塾に、とても感謝しています。

将来は、災害現場で働く看護師になりたい。「災害急性期に活動できる機動性を持ったトレーニングを受けた医療チーム」である「DMAT」のメンバーとして活動するのが夢です。そしてFASIDで学んだように、国際的な活動にも看護師として関わりたいと思っています。

私の「大妻高校自慢」

女子校ならではの雰囲気があり、友達とも仲が良いです。先生の中には卒業生も多くいて、同じ環境にいたからこそ共感してもらえることがたくさんある。先生と生徒の距離が近くて過ごしやすかったですね。校則は厳しいのですが、だからこそ規則の中でも楽しく生きるスキルを身につけることができました。

私の「東京医科歯科大学 医学部 現役合格アイテム」

ノート

面接用に作ったノートには、想定質問に対する答えをそのまま書くのではなく、要点のみをピックアップ。丸暗記だと緊張しますが、要点だけを押さえておくことでリラックスして話せるようになります。

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