
学びたい学問に出会えた! 学生に頼りにされる司書教諭に
大森伊吹(おおもりいぶき)
通塾情報
出身校 | 大崎品川校 |
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出身高校 | 高輪高校 |
部活 | 陸上 |
タイプ | 学力・成績向上が目的 |
夢・目標 | 司書教諭 |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 筑波大学 |
学部 | 人文・文化学群 |

──[入学の<きっかけ>]AO入試での合格を目指して
僕は、高3の5月に早稲田塾に入学しました。早稲田塾に決めた理由は、高校で実施された説明会に早稲田塾のスタッフが参加していて、AO入試に力を入れていると知ったからです。もともとAO入試を受験しようと考えていたので、そのまま入学しました。
──[私を支えてくれた<スタッフ>]足りない部分を補ってくれた早稲田塾スタッフ
僕が受験した筑波大学人文・文化学群のAC入試では、 自己推薦書や志願理由書などの書類と面接・口述試験を通過する必要があります。まずは文章能力をアップさせたいと思い「大学への小論文」を受講。授業では小論文にどのように向き合っていくかをグループに別れてディスカッションします。小論文の先生は、小論文のテーマに関連した知識を授業で教えてくれるので自然と知識も増えていきました。
入学願書を提出する時期になり、早稲田塾で書類を書き、講師に提出したところ、たくさん指摘され、最終チェックでも「まだダメ」と納得いくものができず、それから寝ずに考えて、書類を書き直し提出しました。
無事1次試験を通過し、2次試験までの間は面接対策に集中しました。高校の先生だけでなく、早稲田塾の面接指導の講師にも模擬面接をしてもらっていたのですが、最初は色々な点を指摘されて自信をなくしてしまいました。
具体的には、「もっとはっきりと話す」「結論から話すように意識する」「もっと謙虚な態度で臨む」などの指摘を受けました。その後は、指摘を受けたところを直すにはどうすればいいか考えながら何度も何度も模擬面接を重ね、そのおかげもあって少しづつ自分の意見を話せるように。それでも当日は正直めちゃくちゃ緊張しました。想定していた質問は聞かれず、謙虚になりすぎて自分をアピールできなかったと感じていたので、「これはだめかも」と思っていた。合格することができて信じられない気持ちです。
──[私の〈ハイスクールライフ〉]先生のおかげで興味のある学問を見つけられた
僕の通う高輪高等学校は中高一貫校で、5年間ずっと陸上部に所属していました。部員の士気が高く、みんな熱心に練習に取り組んでいました。陸上部では中長距離をやっていたので、走っているときに考える時間がたくさんあるんです。60分間走るメニューの時は、テーマを決めてそれについてずっと考えていたりしました。今考えると、それが志望学部を決めるヒントになっていたのかもしれません。
また受験に関して言えば、応援してくれた友達と進路面談の先生にはとても感謝しています。先生は忙しいのに何時間も相談に乗ってくれて、僕の考えや関心のあることを引き出してくれたので、自分の学びたい学問についてじっくり考えることができました。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉]筑波大学の先輩方に「AO入試で入ります!」と宣言し、有言実行
進路面談の先生に「哲学の勉強がしたい」と相談したところ、筑波大学の人文・文化学群を勧めてくれて学校見学に行くことになりました。見学の際は、必ず在学生に話しかけて質問することにしていた僕は、「大学の雰囲気はどうですか?」と聞きました。すると、「幅広い分野をじっくり勉強できるよ」という答えが返ってきて、興味を持ちました。ゼミの雰囲気も見学させてもらったのですが、和やかな印象で自分にあっていると感じ、この大学に行きたいという意思が固まりました。
AO入試の面接では、「幸福と道徳の関係性を哲学で学びたい」と伝えました。とことん考える性格なので、論文や本を読んで自分なりに考えをまとめたところ、面接官に「幸福という広いテーマを自分で条件を絞って考えようとした点がいい」と褒めていただけました。
──[将来の〈夢〉]学生に頼りにされる司書教諭に
将来の夢はまだ明確には決まっていませんが、司書教諭に興味があります。本が好きなのもありますし、人と話すことが好きなので、学校で学生たちと会話しながら教育に携わりたいです。しかし、まずは社会人になる第一歩として、寮での生活に慣れて精神的に自立したいという思いもあります。