AO指導で研究テーマをつきつめ、憧れのSFCに現役合格!

第40期生

金井 真歩(かない まほ)

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 頌栄女子学院高校
タイプ 留学経験を活かす
夢・目標 地域活性

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】先輩からの助言が決め手に

入学のきっかけは、早稲田塾に通って慶應義塾大学SFCに現役合格した、学校の先輩の影響です。当初私はSFCをよく知らなかったのですが、先輩から大学について聞き、「様々な分野の学問領域に触れることができるのは、とてもおもしろそう」と感じました。SFCはAO入試も実施しているとのことで、それなら挑戦してみようと、AOに強い早稲田塾への入学を決めました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「メンタリング」で自分を見つめ直す

高2の冬から、「AO・推薦入試特別指導」の受講をスタート。知り合いの助言もあり、研究テーマを「非言語能力」に決めました。とにかく論文を読みまくりましたが、知識はインプットされるものの、自分のアピールポイントにつながらない。迷走状態になりかけたときに受けたのが「集中メンタリング」です。担任助手や講師の方々に志望理由をアピールしていくのですが、曖昧なところはすぐに論破されてしまう。知識だけ増やしても“そのテーマをどうしたいのか”の確固たる考察がなければダメだということに気付けました。

「慶應義塾小論文」もずっと受講してきました。時事問題や世界情勢などのニュースを扱うので、自然に知識が蓄積していきました。課題が多くて大変でしたが、絶対休まないと決めて皆勤。何度も演習したおかげで、慶應義塾大学とはどのような大学なのかがわかり、モチベーションが上がりました。

――【後輩に〈ひと言〉】英語資格は早めに取ったほうがいい

私は高1の夏から10ヵ月、米国オクラホマ州に留学していたので、ある程度の英語力は身についていました。英検準1級は取得していたのですが、SFCにアピールするためにはもっと材料が欲しいと思い、IELTS(アイエルツ)を受けることに。初回でスコア6.5が取れて、奇跡かと思いました(笑)。

今は推薦入試だと、出願条件としてIELTSやTOEFLの高いスコア取得が当たり前になっていますから、英語資格は早い段階からたくさん取得しておいたほうがいいと思います。私は「いま受けている講座が終わったら受験しよう」などと考えて時期を伸ばしてしまい、結果的にAO書類作成のラストスパート時期と重なって大変でした。特に志望大学を迷っている人は、スコアを先に持っておくことで選べる大学の幅が広がります。試験に申し込んでしまえば、嫌でも勉強するしかありません。例えば月1回は必ず受験するなど、少し厳しめに負荷をかけていくと、後で焦らずに済むと思います。

――【私を支えてくれた 〈スタッフ〉】面接指導で臨機応変に対処する力がついた

早稲田塾の「集中メンタリング」の後、ずっと研究テーマを何にしようか悩んでいたのですが、留学でホームステイした経験を思い出し、他人同士の高齢者と若者が一緒に暮らす“世代間交流”に着目。もともと社会貢献事業にも興味があったので、志望理由書への落とし込み方を講師と何度も話し合い、最終的には地域交流を進めるNPO団体や施設に取材して何とか提出書類を完成させることができました。時期的にもかなりSFCへの書類提出日が迫っていた状況で、講師のサポートがなければ危ないところでした。

また、受験直前の面接指導も、私にとってはタメになりました。早稲田塾のいいところは、指導してくれるスタッフの人数が多いところだと思います。例えば面接練習で私が同じことを伝えても、人によって内容に対する質問や、「ここはもっとこうしたほうがいい」という指摘も十人十色です。早稲田塾なら臨機応変に対処する力が身につくはずです。

――【将来の〈夢〉】SFCでの4年間で100%夢中になれるものを探したい

「下宿の価値を再構築して地域活性化をしたい」という目標はあるものの、正直、まだ夢というものが固まっていません。だからこそ多様な学問に触れることができるSFCを受験しようと決めたんです。その思いを講師に伝えると「ひとまず今は、興味のあることを突き詰めればいい」と言われ、一気に気持ちが楽になりました。ですから私は、その点を正直にSFCの面接官に伝え、そしてそんな私をSFCは受け入れてくれました。
時が経てば、人の考え方も変わります。SFCでの4年間の学びを通して、自分が100%夢中になれるものを見つけ出すことが今の目標です。

私の「頌栄女子学院高校自慢」

とにかく周囲の友達がいい人ばかりでした。米国の友達の多くは喜怒哀楽がはっきりしていたのに比べ、頌栄の友達は穏やかで、一緒にいると和みます。

私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」

ライオンのペンケース、AO講座のノート

ペンケースは誕生日に友達からもらいました。留学先にも、AO書類作成時の取材先にも一緒についてきた私の相棒です。ノートはAO講座初期の頃から使っているもの。最後のページにはガンジーの2つの名言「The future depends on what we do in the present.」「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」が書いてあります(笑)。

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