AIUで分野横断的な学びを
日本の英語教育の改善を目指して

第46期生

清水 悠吾(しみずゆうご)くん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 芝高校
部活
夢・目標 日本の英語教育を改善する

進学情報

受験方式 グローバルワークショップ入試
大学 国際教養大学
学部 国際教養学部

――【入学の〈きっかけ〉】得意な英語を活かして総合型選抜に挑戦

大学受験対策について考えたとき、得意分野である英語を伸ばすことが合格に近づけると思い、総合型選抜への挑戦を決意しました。「総合型選抜を受けたい」と親に話すと、「準備をするなら早稲田塾が良い」と教えてもらい、話を聞きに校舎へ。充実したカリキュラムや探究を深められる学習環境、そしてなにより圧倒的な合格実績が決め手となり、高1の12月に入学しました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】探究テーマを深めるためにAIUへ

私は中1から中3までの2年間、アメリカ・ミシガン州に住んでいて、現地の中学校に通っており、自然と英語が話せるようになりました。帰国後、日本の高校に入学し、英語の授業を受けながら「なぜ、日本では中高6年間英語の授業を受けても、英語が上達しない人が多いのだろう」と、ふと疑問を抱きました。 そんなモヤモヤを抱えたまま、高2の7月、スペイン語を学ぶためにメキシコへ留学。外国人とコミュニケーションをとることに抵抗はなかったのですが、会話中、自分が話したスペイン語が伝わらなかった時に、とても恥ずかしくなることがありました。その際、日本の英語の授業で抱いた疑問と、今まさに自分が体験している出来事がリンクして、「上達しないのは、外国語を話すことに対して羞恥心があるからではないか?」と感じました。 留学から戻り、早稲田塾の書類作成の授業でこの体験を話すと、「それを探究テーマにしてみてはどうか」とのアドバイスが。自分で感じたことなら突き詰められそうと考え、「英語で話すときの羞恥心を緩和する方法」という探究テーマを掲げました。 この探究テーマを深めるなら、多文化に触れながら、すべて英語で授業を受けられる大学に入りたいと思い、大学選びを開始。さまざまな大学を調べるなかで、自分が学びたい環境に最も適した国際教養大学を見つけ、進学を決意しました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】探究テーマが決まった授業に感謝

「総合型・学校推薦型選抜特別指導<提出書類作成指導>」の授業は本当にタメになりました。この授業で留学先での体験を先生に相談し、探究テーマが決まったので、“私の大学受験は提出書類作成指導から始まった”と言っても過言ではありません。その後は塾生同士のメンタリングや添削会などで、精度を高めることができました。 あとは「慶應義塾小論文」の授業も印象に残っています。教育や国際情勢など毎回異なるトピックの小論文問題に取り組み、先生の添削・フィードバックをもらったり、塾生同士で意見交換を行ったりすることで、読解力と文章力が身につきました。授業で得られるさまざまな分野の知識も、書類作成に役立ちました。

――【後輩に〈メッセージ〉】総合型選抜を受けるからこそ、自分の夢ができる

総合型選抜を受けようか悩んでいる人も多くいると思います。総合型選抜は、自分の軸が定まっていないとなかなか挑戦しづらい難しい受験方式ですが、逆に挑戦することで自分の軸が定まることもあります。自分の夢がないから総合型選抜を受けないのではなくて、“総合型選抜を受けるからこそ、自分の夢ができる”と捉え、果敢に挑戦してみてください。 また、探究テーマが決まっていなくて焦っている人もいるはず。私も探究テーマが決まった時期が高2の終わり頃と、周囲と比べてかなり遅かったのですが、早稲田塾でのアドバイスのおかげで、集中して仕上げることができました。早稲田塾は、しっかりサポートしてくれる環境が整っています。焦らず、じっくり考えて自分の軸を決め、やりたいことを見つけたら全力投球していってください。応援しています。

――【将来の〈夢〉】日本の英語教育を改善したい!

日本の英語教育は、受験が終わったら使わなくなるような「受験英語」で終わっていると感じています。受験ではほぼすべての学校で英語が試験科目になるので、学生はものすごく努力をします。しかし、いざ合格して入学したら、日常的に英語を使う機会はほとんどなく、だんだんとその能力が失われてしまう。これがもったいないと思うんです。 せっかく努力をしたのだから、その成果を最大限活かせるようにしたい。そういう思いから、「日本の英語教育を改善する」という夢を持ちました。 大学では、社会学や生物学といった幅広い学問を学びつつ、探究テーマである「英語で話すときの羞恥心を緩和する方法」を探していきたいです。将来は、自分自身の経験や大学で学んだことを活かし、英語教育を改善して、日本の未来に貢献していきたいと思います。

私の「芝高校 自慢」

学園祭が自慢です。男子校なのですが、ミスターコンテストだけではなく“ミス・コンテスト”もあります。カオスな雰囲気で盛り上がるので、とても楽しめると思います。

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