未来発見プログラムで自分の道を見つけた!
夢はジェンダーや差別問題に取り組むジャーナリスト

第43期生

眞澤 環希(まざわ たまき)さん

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 お茶の水女子大学附属高校
部活 ダンス部・アフガン☆ボランティア部
夢・目標 ジャーナリストになって差別のない社会を作る

進学情報

受験方式 自己推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】説明会での言葉に感動した!

早稲田塾に入学したのは、高1の冬です。母は、私がコツコツ勉強を続けられるタイプではないと思っていたらしく、「総合型選抜の方が向いているんじゃない?」と早稲田塾の説明会をすすめてくれました。それまでは一般選抜しか考えていなかった私でしたが、説明会で聞いた「人それぞれ得意なことは違うのに、同じ入試で計るのはおかしくない?」という言葉に感動し、この塾に入りたい!と思えたのです。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】私に道を教えてくれた3つのプログラム

入学当時の私は、なんの実績もなく、志望校も志望学部も決まっていない状態。そんな私に歩む方向を教えてくれたのは、「未来発見プログラム」でした。

入ってすぐ、「FASID国際開発プログラム」を受講。そこで私は「国際的に活躍できる人になりたい!」という目標ができました。さらに高2の夏に参加した「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in香港」では、オンラインで香港の学生と話をする機会がありました。私は英語があまり話せなかったので、気まずい雰囲気…。すると香港の学生は、日本語で話してくれたのです。3ヶ国語を話せる香港人と、英語すらままならない私。「このままじゃダメだ!」と気付き、英語系の授業を増やし、最終的には英検準一級を取得できるまでになりました!

そして、私の方向性を示してくれた最大のプログラムが、「国際ジャーナリスト育成塾」。海外特派員の方のお話を聞き、報道に対する姿勢を知って「私もジャーナリストになるしかない!」と本当に強く思ったんです。プログラム終了後、すぐに担任助手に面談を申し込んで「どうしたらジャーナリストになれますか?どこの大学がいいですか?」。そんないきなりの質問にも、担任助手は「この大学だったらこういうシステムがある」「この学科ならこれが学べる」など、丁寧に教えてくれました。つくづく、担任助手にはお世話になったと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「鍛錬部屋」で論文力が鍛えられた

私は志望校がなかなか決まらず、「総合型・学校推薦型選抜特別指導〈提出書類作成〉」では誰よりも色々な学校の志望理由書を書いてきたかもしれません。でもそれが、自分の幅を広げるのに役に立ちました。自分が書くだけでなく、同級生の書類をメンタリング(塾生同士意見を交わしあう)することで知見が広がるし、書類を客観的に見ることができる。やがて自分で自分の書類の改善点に気づけるようになり、成長を感じました!

「本番直前講座」では、講師から合格がもらえるまで何度も論文を書き直しました。最初のうちは丸々書き直しだったのに、徐々に1回目で「いいね、面白い」と言ってもらえるようになったのは、嬉しかったですね。そして講師は毎回、添削の最後に「頑張りましょう、期待しています」と書いてくれるのです。その言葉に、どれだけ励まされたか。入試の直前も、そのメッセージをみて気合を入れました。

本番では早稲田塾で培った力を活かし、初見の問題に対応しながら、過去にすすめられて読んだ本や授業で得た知識の中から論点を定め、時間内に校閲まできっちりとできた論文を、自信を持って提出できました。早稲田塾では、入試はもちろんですが、問題に対応する力、考える力、まとめて校閲する力、表現する力など、この先に役に立つ力をたくさん身につけられたと思います。

――【将来の〈夢〉】ジャーナリストになって差別のない社会を作りたい

私がジェンダーや差別問題に興味を持ったきっかけは、ある人の一言でした。「私は女の子だから、重い荷物は持てない」と言ったところ、「それはジェンダー差別だ」と言われたのです。知らないうちに、自分は差別をしていた。そういう「無意識の差別」に気づくきっかけになったエピソードです。

私達の身近なところに、差別はあります。差別に苦しんでいる人たちも、たくさんいる。では差別をなくすためには、どうすればいいのか?ジャーナリズムが、正しく伝えることも、解決の一つにつながるのではないでしょうか。

ジャーナリストになって、差別のない社会を作りたい。それが、今の私の夢です。

私の「お茶の水女子大学附属高校 自慢」

生徒の自主性を重んじてくれる学校です。私が文化祭実行委員長を務めていたとき、コロナ禍で文化祭が中止になりました。「どうしたらいいですか?」と聞いた私に、「自分で考えてみなさい」という先生。そこから企画書を作り、学校に提出。先生は徹夜でそれを読み、様々な交渉なども引き受けてくれました。生徒ができることは任せて、大人の力が必要なときは面倒をみてくれる。生徒のやりたいことを、伸び伸びとやらせてくれる、大好きな学校です。

私の「慶應義塾大学 文学部 現役合格アイテム」

塾でもらったメッセージ

早稲田塾からもらったメッセージです。すべての受験会場に持っていき、これを読んで勇気をもらいました。

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