志望を見つめ直し、疑問や不安はすべて塾で解消!
雑談が持つ力を数値化して研究したい

第43期生

萱場 さくら(かやば さくら)さん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 駒場学園高校
部活 ダンス部
夢・目標 誰もが自分らしくいられる場を作る

進学情報

受験方式 自己推薦入試
大学 中央大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】説明会で初めて知った総合型選抜。面白そう!

高2の1月、模試の結果が思うように伸びず塾を探していました。そんなときたまたま早稲田塾の説明会に参加し、初めて総合型選抜について聞いて興味を持ちました。学力だけでなく、自分が興味のあることを生かした入試方式って、なんだか楽しそう!と、チャレンジしてみることに。早稲田塾では「東進講座」も受けられるので、一般対策も平行してできる、というのも決め手の一つでした。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】すべての授業が入試につながっていた!

受講したのは、「総合型選抜特別指導」「大学への小論文」など。私は入学したのが高2の終わりだったため、周囲が志望を固めている中、まだ何を研究したいのかも定まっていませんでした。そのため、初回の「総合型選抜特別指導」では何も話せず、周囲からの遅れを痛感し、焦って、泣いてしまって……。授業後にスタッフと話し、また担任助手から質問をしてもらう形で自分の考えを整理していきました。自分が何をやりたいのか定まっていないこの時期はとても不安でした。でも周りの友人たちを見て「この人達に、追いついて、追い越すぞ!」という目標ができ、その気持ちで前に進むことができました。

それまで小論文の書き方をキチンと学んだことがありませんでした。中学生のときに習った「賛成・反対を書いて、自分の意見を書いて、まとめる」という書き方しか知らなかったので、講座を受けてビックリ!ここでも、友人の書き方を参考にし、アドバイスをもらって力をつけていきました。論文に関しては最後まで苦手意識はありましたが、最初に比べるとだいぶレベルアップしたと思います。また授業内で、気になったニュースや本を紹介する時間があるので、日頃からアンテナを張るようになり、インプットの幅が広がりました。

また早稲田塾には「答えのない問題」について短い時間で考えて発表するプログラムがあるのですが、ここでは「思考の瞬発力」が養われました。意見がまとまらなくても、とりあえず言ってみよう!と、思い切りが良くなる。それで笑われたり非難されたりすることは、もちろんありません。だから自分の意見を述べることに抵抗がなくなりました。

入試の二次試験は、授業を受けて小論文を書き、面接とグループディスカッション、プレゼンテーションと盛りだくさん。でもこれらはすべて、早稲田塾の授業で経験したことばかり。「早稲田塾で学んだことが、今まさに発揮されている!」と嬉しくなりました(笑)。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】疑問や不安は担任助手と話をして解消!

担任助手には、しょっちゅう相談をしていました。私はわからないことがあるとき、不安なときは、思考が固まって何も考えられなくなってしまう。書類を書いていて手が止まったときは、とりあえず塾に行って質問し、疑問点をすべて解決するようにしていました。大崎品川校はアットホームで、とても居心地が良いです。生徒もコミュニケーション能力が高い人が多く、入学当初は人見知りを発動していた私にも話しかけてくれて、すぐに馴染むことができました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】コミュニケーションによって生まれる心理の変化を知りたい

早稲田塾に入ったときは、漠然と「心理学が面白そう」という程度の志望。でも自分自身を振り返ってみたとき、私が興味を持っていることは、人間の心理そのものではなく、対面によるコミュニケーションによって人の心理に変化が起こることだと気づきました。そこから家族社会学に興味を持つようになり、社会学志望へとシフトチェンジ。ただ、志望動機や研究テーマを書いていても、どうしても心理学のほうに内容が寄ってしまうときがあって。講座でも「これは本当に社会学なんですか?心理学じゃないんですか?」との指摘を受けてしまうことも。そのたびに考え直し、スタッフや友人からのアドバイスを受けて、自分を見つめ直しました。

――【将来の〈夢〉】誰もが“素”でいられる場をつくりたい

雑談などのコミュニケーションが、メンタルヘルスケアにつながるのでは?と考えたところから、今は「サブコミュニケーション」に興味を持っています。きっかけは、高校で所属していたダンス部での経験。部活終了後に更衣室や帰り道で愚痴を言い合ったり相談をしたりすることで、ストレスを解消していました。このような雑談が持つ力を数値化して、研究したいと考えています。

将来の職業についてはまだ考えられていませんが、漠然とした夢は「みんなが“素”でいられる場所をつくる」こと。どのような形で実現できるのか、大学での学びや経験を通して考えていきたいと思います。

私の「駒場学園高校 自慢」

毎週土曜日に「探究」という時間があります。SDGsの17のゴールをテーマとして、現状を調べてグループ発表し、3年生では論文を書くという授業です。他の学校にはない独特なカリキュラムだし、知識も身につきます。また、私の一つ下の学年から自分たちの力で校則を変える活動を行い、企業とタッグを組んで環境に優しい制服づくりにも取り組んでいます。生徒が主体的に行動できるような環境を整えてくれている学校です。

私の「中央大学 文学部 現役合格アイテム」

ノート

全部の授業をまとめたノートです。書類を書いたり考えたりしているとき、ふと「自分は退化してるんじゃないか?」という不安にかられるときがありました。そんなときはこのノートを見返して、「大丈夫、私は進化している!」と確認をしていました(笑)。

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