
苦しんだAO書類作成を乗り越え、 上智で学校コンサルタントを目指す!
佐藤 芽里さん(さとう めり)
通塾情報
出身校 | 自由が丘校 |
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出身高校 | 成蹊高校 |
部活 | バドミントン部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | 学校コンサルタント |
進学情報
受験方式 | 公募制推薦 |
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大学 | 上智大学 |
学部 | 総合人間科学部 |
――[入学の〈きっかけ〉]一緒に体験入学した同級生に刺激されて
高2になってから大学受験のために塾を探していました。インターネットで調べていく中、早稲田塾は自分に合うのではないかと思い、体験授業に参加。その際、同じグループになった同級生が、自分自身の好きなことに対しての知識量が永遠に語れるのではないかというくらい豊富で、とても印象に残りました。このような仲間とともに過ごせば自分でも目標が見つかるのではないかと考え、4月に入学しました。
――[受験を通して得た〈一生モノ〉]SFCのAO書類を作成した過程で見えてきた“本当にやりたいこと”
大学では“教師・教育の在り方”について学びたいという漠然とした思いがありました。ただ志望校をはっきり決めておらず、スタッフのすすめもあり第一志望はSFCに。SFCのAO入試におけるポートフォリオは、自分のビジョンとSFCがマッチしていることを表現するために、研究内容はもちろん自分という人間を具体的に魅せていかなければなりません。でも私の場合、学びたいテーマが決まっているにもかかわらずSFCを意識しすぎて出願書類作成が空回り。今思えば、あの書類は「受かりたいから」作ったに過ぎず、まとめていても全然納得できなかった。
しかし、SFCの書類を作成していく過程でもう一度自分自身と向き合い、本当に自分のやりたいことを見つけ、志望校発見につながりました。ここにたどり着いたのは高3の夏過ぎでギリギリセーフという感じでしたが、最後まで諦めずに良かったです。
――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]積極的に行動し、知見を広げることができた
早稲田塾の塾生は、みんな行動力がすごい。ですから私もその波にのり、未来発見プログラムを積極的に受講しました。
自分にとって一番タメになったのは「スーパースポーツ科学プログラム」です。立命館大学スポーツ健康科学部で人気の授業を実際に受けることができ、“スポーツと健康”のテーマを教育や医療などの観点から幅広く学びます。スポーツがコミュニケーションの手段になるという発想が、自分にはまさに目からウロコ状態。教育に活かせるスポーツというものを肌で感じることができた貴重な経験だったと思います。
また、「ドラッカープログラム」では、ピーター・ドラッカー経営大学院の教授から変化に対応する柔軟な視点やマインドを学びました。オールイングリッシュだったので英語の必要性も痛感。その後、猛勉強して英検準1級レベルまで向上できたきっかけにもなったプログラムです。
早稲田塾の様々なプログラムと塾生に刺激を受け、これまでの自分なら考えられないような学びを得ることができました。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉]人そのものにスポットをあて、教師の在り方を考えたい
高1から生徒会に所属し、高2では生徒会長を務めました。生徒会は朝早くから最終下校時刻まで活動していることが多く、忙しい先生方との距離も近かったです。ある時、自分が受けた授業で担当教員の準備不足を目の当たりにし、とても気の毒に思いました。一生懸命働いているのに、なぜこういうことが起こるのだろうか、と。以前から教員の多忙化は問題視されていましたが、政府側が問題の本質に切り込んでこないため改善される気配を感じません。質の高い教育を提供するためにも、教師の在り方を見直すべきだと考えました。
上智大学総合人間科学部教育学科は、教育者養成はもちろんですが、教育の在り方を深く学べるところだと思います。心理学・社会学・看護といった幅広い教養も得られるため、人そのものを追求していく学びも魅力です。教師も人ですから、人が人に教育を提供するときに大事なことは何かを、上智大学の学びから模索していきたいと考えています。
――[将来の〈夢〉]学校コンサルタントになって教育現場を多角的に支援
将来は学校コンサルタントになりたいと思っています。耳慣れない職業かもしれませんが、教育機関に特化した経営コンサルタントというのがあり、今なら働き方改革を中心に、新様式に見合う授業をデザインしていきます。志望理由書を作成しているとき、実際に学校コンサルタントの企業に連絡し、いろいろなお話しを伺いました。その方は立教大学や近畿大学の改革を支援されており、実際に近畿大学は近年、志願者数トップの人気大学になっていますからすばらしい成果です。先人を見習い、私もがんばります!