未来発見プログラムで再認識した「探究すること」の面白さ。
広い視野で環境保全に取り組みたい!

第43期生

池田 重明(いけだ しげあき)くん

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 桐光学園高校
部活 山岳部
夢・目標 地球環境保全に関わる

進学情報

受験方式 指定校推薦
大学 東京都立大学
学部 都市環境学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】取得した資格を生かして大学受験に挑戦したい!

早稲田塾に入ったのは、高1の終わり頃。当時は一般受験しか考えておらず、塾探しをする中でたまたま早稲田塾の説明会に参加しました。そこで総合型選抜のことを知ったのです。私は山や湖など自然にふれることが好きで、中3のころから船舶免許や無線従事者免許などを取得していました。それらを生かして受験できるならぜひ挑戦したいと思い、早稲田塾にお世話になって総合型選抜に挑戦すると決めました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】グループワークで鍛えられた自信を本番で活用!

受講したのは「総合型・学校推薦型選抜特別指導」「大学への小論文」など。どちらの授業も面白くて、毎週楽しみにしていました。「総合型・学校推薦型選抜特別指導」では、その場で出されたテーマに対して考えて発表する練習ができたので、本番の面接でかなり役立ちました。

また、元々文章を書くことは苦手だったのですが、小論文の授業ではテーマについて調べて書く予習・復習があり、毎日やらないと間に合わなかった。必然的に毎日文章を読み、書くことに継続して取り組んだので、かなり力が付いたと実感しています。

どちらの授業も、友人とのディスカッションやグループワークが刺激的でした。僕は、自分の考えや探究内容を自信満々に話すことが得意ではなかったのですが、これらの授業を通して「良いか悪いかではなく、とりあえず言ってみよう!」という度胸がつきました(笑)。最初のうちは相手の意見をちゃんと聞き出すことができず、表面上の浅い会話になっていましたが、回数を重ねるうちに、お互いの意見を言い合い、しっかりとコミュニケーションが取れるようになりました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】探究の面白さを再発見できた

未来発見プログラムには、積極的に参加しました。受講したのは「スーパーAIプログラム」、そして「スーパー宇宙工学プログラム」。「スーパー宇宙工学プログラム」では、僕が学びたいテーマである自然環境保全に人工衛星が大いに役立っていることを知り、面白かったです。もっと違う視点から探究したいと、視野が広がりました。

実はこのプログラムを受講するきっかけは、担任助手のアドバイスから。高3の夏前、「やれば数字で結果が見える一般受験だけにして、総合型選抜はやめてしまおうか」と思っていたのです。そのとき相談に乗ってくれた担任助手が、「探究の仕方を変えてみたら?このプログラムを受ければ新しい発見があるかもしれない」と勧めてくれました。実際に参加して、もっと探究を続けたいと思うようになれたし、総合型選抜に挑戦する意欲がもう一度湧いてきた。あのときのアドバイスには本当に感謝しています。

――【早稲田塾での〈生活〉】友人と高めあったことで、最後までやり切れた!

どんなに好きなことでも、続けることが辛くなるときもあります。そういうときに助けになったのが、友人の存在でした。早稲田塾の友人とは、いつもお互いを思いやり高めあってきました。他塾に通う人には、「そんなこと信じられない」と言われます(笑)。悩みを相談したり、自主的に集まって面接練習をしたり。面接練習では、「“あのー”が多すぎる」「早口すぎる」など、僕の欠点をズバリと指摘してくれる。そのお陰で、本番では意識して直すことができました。僕の趣味である湖や山の話も、特に興味はないのかもしれないけれど(笑)、一生懸命聞いてくれる。早稲田塾の友人の存在があったから、最後まで諦めずに続けられました。

――【将来の〈夢〉】地球規模で環境保全に取り組みたい

大学では、環境応用科学を学びます。サイエンスの分野から、地球規模での環境保全に取り組みたい。それに加えて個人的には、登山道の修復や湖の廃棄物処理など、自分が実際に体を動かす活動にも参加したいですね。また英語に苦手意識があるので、留学して語学力をつけたい。趣味の登山では、アルプスなど海外の山に挑戦したいと思っています。大学生になり活動範囲が広がるので、いろいろな場所に行きたいです!

私の「桐光学園高校 自慢」

1学年500人くらい生徒がいるのですが、先生と生徒の距離がとても近い。生徒が悩んでいるとすぐに気づき、相談に乗ってくれる、とても雰囲気の良い学校です。

私の「東京都立大学 都市環境学部 現役合格アイテム」

提出資料

大学出願用に作成していたのですが、指定校推薦を受けることになり、実際には校内選考のための資料として提出しました。今までは単に登山を楽しむだけだったところ、探求をしていくと視点が変わり、登山道の保全や環境汚染に目がいくようになった。この資料に、それらの探求内容がまとめられています。

フォトギャラリー