早稲田塾で学んだ「自分自身と向き合うこと」
みんなが笑顔になれる場所を作りたい!

第43期生

ラブレイス 友里恵(らぶれいす ゆりえ)さん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 品川女子学院高等部
部活 ダンス部
夢・目標 みんなが笑顔になれる空間を作る

進学情報

受験方式 総合型選抜
大学 国際基督教大学
学部 教養学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】ICUの総合型選抜に挑戦したい!

私は父がアメリカ人、母が日本人です。中3のとき、学校のプログラムでニュージーランドに3週間滞在したのですが、そこで知り合ったスペイン人の子から、「英語が訛っていると現地の子に意地悪をされている」と悩みを打ち明けられました。他の日本人留学生ではなく私を相談相手に選んでくれたのは、きっと私が日本人的ではなかったから、共感してくれると思ったのでしょう。私自身も日本で、周囲との違いを感じることがありました。そのような経験から、多様性や国際性について考えるようになったのです。

あるとき、「あなたのような人は、ICU(国際基督教大学)にいそう」と言われ、そこからICUってどんな大学なのだろうと興味がわきはじめました。早速オープンキャンパスに行ってみたところ、先輩方の「ICUが大好き!」という気持ちが強く伝わってきて、「ここに行きたい!」と思うように。

ICUの受験制度を調べていくと「総合型選抜」がある。これにチャレンジしようと思い、早稲田塾に話を聞きに行きました。そして、「ここなら!」とピンと来たんです(笑)。一般の高校生では関わる機会がないような体験ができる「未来発見プログラム」も魅力的。高1の2月に入学を決めました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】知識を増やし、自分自身を見つめ直せた

受講したのは主に、「大学への小論文」と、英語のプログラム。英語は、資格を取りたいときや全般的に勉強したいときなど、そのときの目的に合わせていろいろな授業に参加しました。

「大学への小論文」では、知識豊富な講師の話を聞きひたすらメモを取るのですが、「こういう考え方もあるのか!」と気づくと、その次に書く小論文で“使えるモノ”になっていく。その積み重ねでした。同じ講師に書類作成も見ていただいたのですが、私のことを良く知ってくれているので、「それは違う」と的確に指導してくださる。私は自分が納得しないと行動に移せないタイプですが、講師のことを尊敬していたので、素直に意見を受け入れて、ステップアップすることができました。

未来発見プログラムは「竹中平蔵世界塾」と「ネゴシエーション アンド リーダーシップ プログラム」に参加。講師もすごければ、参加している他生徒も行動力や実績のある人たちばかりで、自分の小ささを感じました。でもそんなすごい人達に囲まれたからこそ、「自分にしかないもの」を考える良い機会になったと思います。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】まるで“第2の親”のような存在のスタッフ

受験勉強で壁にぶつかったのは、高3の春。自分のやりたいことと提出論文のテーマがうまく結びつかず、日々悩んでいました。模擬出願までに自分が納得できる書類を作るよう指導されていたのに、「なんだか違う…」とずっと腑に落ちないまま。周囲の生徒たちがテーマを決めて具体的な行動を取っていく中、それができない自分に焦る。泣いてしまうこともありました。

そんなときに助けてくれたのが、スタッフや大学生の担任助手でした。「こういう視点もあるよ」とアドバイスをしてくれたり、本を紹介してくれたり。「泣いている場合じゃない!」と厳しく叱ってくれるときもあれば、「今は泣いてもいいけど、頑張ろう」と励ましてくれるときも。「自分の良いところも、嫌なところも、過去の経験も、それらがすべて自分を作っているのだから、まずは自分自身と向き合おう」というアドバイスをもらったことは、本当に大きなことでした。早稲田塾のみんなは、まるで“第2の親”のような存在。大崎品川校はとてもアットホームで、本当に毎日が楽しくて、感謝しかありません!

――【将来の〈夢〉】「スモールトーク」でみんなが笑顔になれる空間を作る!

私の夢は、人種や性別、国籍に関係なくみんなが笑顔でいられる場所を作ること。そのために何が必要だろうと考えて調べた結果、出てきたのが「スモールトーク」です。障害者や外国人という枠ではなく、1対1で会話をすることで相手を受け入れられるようになる。それが積み重なることで理解が広がり、良い場所が生まれるのではないでしょうか。リベラルアーツを学べるICUで、様々な学問の考え方からアプローチをし、「笑顔の空間づくり」の実現を目指します!

また私は、見た目から「英語ができる」と思われがちなのですが、実際はそれほどでもないんです…。だからICUで英語をガッツリ学んで、そのギャップを埋めていきたいです(笑)。

私の「品川女子学院高等部 自慢」

生徒の自主性を重んじている学校で、誰でも参加できるプログラムが多数あります。「起業体験プログラム」は、生徒から出資金を集めて事業を起こし、株主総会までやる本格的なもの。やりたいと思う人には、チャンスがたくさんある学校です。

私の「国際基督教大学 教養学部 現役合格アイテム」

大学のパンフレット

在校生や卒業生のメッセージを読み、ICUでの生活をイメージして、それをモチベーションにしていました。書類作成の参考にもしました。

フォトギャラリー