日本を動物愛護先進国にしたい!
心理学・社会学を学ぶため中央大学へ

第44期生

安藤暖乃(あんどうのの)さん

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 和光高校
夢・目標 日本を動物愛護先進国にする

進学情報

受験方式 自己推薦
大学 中央大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】和光高校からの進学実績が決め手

早稲田塾に入学したのは高2の冬です。もともと総合型選抜を希望していたのですが、自分だけで十分な準備をするのは難しいと感じ、総合型選抜に強い早稲田塾に興味を持ちました。早稲田塾を選んだ決め手は、和光高校の先輩方が多数、早稲田塾で大学受験に成功していたこと。和光高校は実践的・自主的な学びを重視する高校なのですが、早稲田塾には和光高校ならではの特性を活かした受験のノウハウもあり、「和光生ならこういうことを頑張ると入試に役立つよ」というアドバイスもいただけました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「本番直前授業」で面接の準備はバッチリ

入試に役立った授業といえば「本番直前授業<ホンチョク>」。中でも中央大学を受験する生徒に特化した「鍛錬部屋」というメニューがあり、そこでは実際に中央大学に合格している担任助手から指導を受けることができました。前回の入試の内容はもちろん、試験会場の雰囲気まで丁寧に教えていただきました。中央大学の受験方式は毎年趣向が異なることで知られていて、実際に本番の面接は受験生3人に対して面接官2人という変則的なスタイル。でも、事前に担任助手から「中央大のことだから、たぶん少し変わったスタイルの面接だと思う。心構えをしたほうがいいよ」と助言をいただいていたおかげで、戸惑わずに済みました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】アナウンサー直伝の「伝える力」を面接で発揮!

未来発見プログラムでは「伝える力大学」と「アフターコロナのマーケティング入門」を受講しました。「伝える力大学」は、日本テレビのアナウンサーから人に思いや情報を伝えるための理論を学び、実践的なトレーニングを受けられるというもの。言いたいことを伝える具体的なテクニックを身につけたおかげで、面接がかなり得意になりました。

「アフターコロナのマーケティング入門」は、マーケティング戦略の成功事例を学び、マーケティング活動をグループワークで疑似体験するという内容です。それまでは「マーケティングという言葉だけは知っている」という状態だったのですが、授業を受けてからは「今自分たちが利用している商品やサービスも、市場分析やターゲット設定などのマーケティングを経て届いてきているんだな」と意識するようになり、社会に対する視野が広がったような気がします。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】社会学・心理学などを横断的に学べる「学びのパスポートプログラム」

動物愛護という私の研究テーマに取り組むためには、心理学や社会学をはじめ、多角的な視点を持って知識を広げていく必要があります。その点で、中央大学の「学びのパスポートプログラム」はとても魅力的なもの。文学部13専攻の専攻科目と社会文科系の教養教育の科目から、学生自身のテーマ・興味関心に基づいた時間割を作れるという内容です。動物虐待を生み出す社会的・心理的背景を探り、解決策を見出す上でベストな環境だと感じました。

――【将来の〈夢〉】日本を動物愛護先進国にしたい!

私の夢は、日本を動物愛護先進国にすることです。ドイツなどの先進国を中心に動物愛護の機運が高まっている現代において、残念ながら日本の動物愛護は遅れているのが現状。犬・猫などの殺処分が多いことや、畜産動物に対する動物福祉的な観点の不足、ペット産業の構造的な問題など、世界的な水準では動物虐待と見なされることが横行しています。私は子供の頃から動物が大好きで、子犬や子猫にミルクを与えて育てる「ミルクボランティア」に参加する中で日本の課題を知ったのですが、日本人の中にはこうした事実を知らない人も少なくありません。将来的には、動物愛護の課題を広める啓蒙活動にも取り組み、日本をもっと動物に優しい国に変えていきたいです。

私の「和光高校 自慢」

小中高一貫で通った和光学園は、生徒各自が好きなことに打ち込める、素敵な環境でした。たとえば研究旅行の行先も学びたいテーマごとに全国から選べますし、芸術系の選択講座もたくさんあります。何より嬉しかったのは、先生方がすごく親身に生徒を応援してくれたことですね。

私の「中央大学 文学部 現役合格アイテム」

ルーズリーフ

小論文や未来発見プログラム、総合型選抜向けの書類作成など、受験の準備に関するあらゆることをルーズリーフに書いてまとめていました。日に日に分厚くなっていく紙の束を見ていると、自信がついてくるのを感じました。

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