コミュニティとマーケティングを学び、
鎌倉市の未来を変えたい!

第44期生

野田実花(のだ みか)さん

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 山脇学園高校
夢・目標 再生可能な観光を鎌倉市で実現する

進学情報

受験方式 夏秋AO
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】他塾の先生に勧められて、総合型選抜に挑戦!

早稲田塾に入学したのは、高1生の夏頃です。きっかけは、小学4年生から中学3年生までお世話になっていた塾の先生からの勧め。「野田さんは机上の勉強だけではなく、総合型選抜も向いているのでは?」と言われ、試してみたくなり、合格実績の高い早稲田塾に入学しました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】先輩からの刺激で、高1から自分の可能性を広げられた!

私は高1生から早稲田塾で過ごしてきたことで、探究を深める時間を多く確保できました。先輩方が受験する姿を2度も見てきたため、自分の意識も高まり、早めに探究することの重要性に気付くことができたのだと思います。身近な環境で先輩が頑張っている姿を見られたことは、自分の中で大きな刺激となりました。

また、非常にタメになったと感じる授業は、「本番直前授業<ホンチョク>」の面接対策です。1週間にわたって毎日面接の練習をし、伝え方や考え方のアドバイスをいただきながら改善点を修正することを繰り返しました。この1週間は非常に大変でしたが、全力を出し切ったことによって、自分の探究が何倍も深まり、とても嬉しかったです。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】多分野の知識が、総合型選抜に活かせた!

合格の勝因は、様々な未来発見プログラムに挑戦していたことだと思います。私は多分野にわたる未来発見プログラムに計11個参加しました。研究テーマに直接関わりのあるプログラムは1つのみでしたが、多面的に学習を進めたことで多くの学びを得ることができたと感じています。

中でも、新たな視点を得られたと感じる未来発見プログラムは「アフターコロナの地方創生を考える」です。このプログラムでは、兵庫県養父市の市長から市の現状や今後の展望について教えていただき、地方創生に関する新たな視点に気づくことができました。鎌倉市の公害を解決するための観光客の回遊性をどのように促すかについて、これまでは具体的な案に行き詰まっていたのですが、このプログラムを通して商圏を広げるという案があることに気付きました。この新しい視点がなかったら、探究を進められていなかったと思います。その点でこのプログラムは本当に印象的で、心に残っています。

――[将来の〈夢〉] 現状維持ではなく、未来を再生する観光を目指したい

私の将来の目標は、鎌倉市を日本で初めてのリジェネラティブトラベルアジアカテゴリーのエントリー地域にすることです。「リジェネラティブトラベル」という言葉は、再生可能な観光を意味します。最近は、サステナブルな観光が流行っていると思われますが、それは現状維持にしか過ぎず、地域の利益につながらないことが多いです。私は、さらに進んだ、再生可能な観光であるリジェネラティブトラベルを目指しています。日本は観光立国として有名ですが、リジェネラティブトラベルに参加している地域はまだ0です。観光公害が起こっている地域である「鎌倉市」を、私は日本で初めてのエントリー地域にしたい。大学では鎌倉市の観光公害による交通公害を解消するために、観光客の回遊性を促すマーケティングの方法を模索していきたいと考えています。

――【後輩に〈ひと言〉】失敗もつきもの。能動的・積極的に取り組もう!

自分の探究活動において、現在取り組んでいることが本当に興味深いことであるのか、迷ったり行き詰まったりすることがあるかもしれません。また、先生方から厳しい意見をいただくこともあるでしょう。しかし、すべての経験は自信や成長の面で必ず役立ちます。だからこそ、諦めずに前進してほしいなと思います。応援しています!

私の「山脇学園高校 自慢」

一番の魅力は、生徒同士がとても仲が良い点です。和気あいあいとした雰囲気で、それぞれが自分に合った場所で活躍しています。生徒一人ひとりも校舎全体の雰囲気も明るいので、生活していて楽しい最高の環境でした。

私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」

豊川稲荷のお守り

豊川稲荷で購入したお守りです。このお守りは、私が中学受験をする時に購入し、第一志望に合格することができた時のものです。大学入試でもこのお守りに守っていただきました。

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