中央大法学部で司法試験に挑戦し、
子どもたちを守るスクールロイヤーになりたい
二宮海澄(にのみやかいと)くん
通塾情報
出身校 | 町田校 |
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出身高校 | 神奈川県立海老名高校 |
夢・目標 | スクールロイヤーとして子どもが意見を表明できる社会をつくる |
進学情報
受験方式 | チャレンジ入試 |
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大学 | 中央大学 |
学部 | 法学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】暗記科目よりも研究テーマを活かした受験がしたかった
兄が早稲田塾に通っており、また年上の友人が早稲田塾の担任助手を務めていて、早稲田塾のことは以前から知っていました。また、もともと暗記科目があまり好きではなく、自分の研究テーマを活かせる総合型選抜の方が向いていると感じていました。さらに友人から「二宮君は早稲田塾に向いていると思うよ」と勧められたのがきっかけで、高2の冬休みに入学しました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「本番直前授業」で中央大法学部特有の受験にバッチリ対応!
私が受けた授業の中で特にタメになったのは「本番直前授業<ホンチョク>」。中央大学の二次試験で行われる、面接と講義理解力試験の対策を徹底的に行いました。講義理解力試験は法学部の教授による講義を受講した後、設問に沿って小論文を書くという特殊なスタイルで、講義を理解するにも文章を書くにも法学部特有の知識が必要となります。面接も同様に、法学部教授の質問に対して的確に答えるためには、あらかじめ大学側がどのようなことを知りたがっているか把握することが重要。「ホンチョク」で中央大学に特化した練習を何度も繰り返したおかげで、本番の試験では思う存分自分の考えを話し、ポイントを押さえた論文を書くことができました。
――【早稲田塾での〈生活〉】政治・社会について語り合える仲間と出会えた
早稲田塾に入って良かったと思うことの一つが、素晴らしい仲間に恵まれたことです。私はもともとニュースや社会問題に興味があり、それについて人と話したいと思っていたのですが、周りに社会に関心の強い人が少なく、いつももどかしい思いをしていました。しかし、早稲田塾の生徒はそれぞれの探究テーマに対して熱心に打ち込み、社会に対しても強い関心を持っている人ばかり。授業の前後の空き時間などに、よく政治や社会について議論を交わし、良い刺激をもらいました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】法曹養成実績の豊富さに惹かれた
子供の頃に見たテレビドラマに影響を受け、弁護士になりたいとずっと思っていました。大学・学部を選ぶときの軸も、当然「司法試験に合格できる環境」。中央大学は伝統的に司法試験の合格実績が高く、現在も法曹養成制度が充実しています。自分の夢を叶えるのにベストな大学だと思いました。
――【将来の〈夢〉】スクールロイヤーとして子どもたちに手を差し伸べたい
私の夢は弁護士になり、スクールロイヤーとして活動することです。スクールロイヤーとは、学校内のトラブルを法律の観点から解決する専門家のことで、日本でも徐々に取り入れられつつあります。私がスクールロイヤーになろうと思ったきっかけは、小学校時代に生徒同士のトラブルが多かったこと。教師は子どもの意見を聞き入れてくれず、強引な「喧嘩両成敗」以上のことをしなかったため、問題が解決できなかったのです。現在も多くの小中学校ではいじめなどの問題がありますが、子どもの意見が大人に取り入れられる機会は少なく、苦しんでいる当事者がたくさんいます。私は自分の苦い経験を忘れることなく、スクールロイヤーとして子どもたちの意見をしっかり聞き取り、彼らがもっと自由に意見を表明できる社会づくりに貢献したいです。
――【後輩に〈ひと言〉】自分と、自分の研究テーマを信じてほしい
受験に向けてするべきことはたくさんありますが、一番大事なことは「自分を信じること」。自分の研究テーマを深め、人に伝えるためにも、まずは自分自身がそのテーマを信じなければならないと思います。私の場合はもともと自信がみなぎる性格で、自分を疑ったことが一度もありません。頑張れば必ずできると信じつづけたことが、合格につながったのではないかな、と思います。