ダイバーシティ経営を通して、
平等な社会の実現に貢献したい!
新倉麗奈 (にいくられいな)さん
通塾情報
出身校 | 池袋校 |
---|---|
出身高校 | 淑徳高校 |
部活 | 社会福祉部 |
夢・目標 | 経営者になること |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜 |
---|---|
大学 | 国際基督教大学 |
学部 | 教養学部 |
――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】先輩のすすめで入学。留学経験を受験に活かしたい
私の高校では総合型選抜を受ける人の割合が高く、1年間のカナダ留学の経験も活かせることから総合型選抜に興味を持ちました。
早稲田塾は、高校の先輩からの紹介で入学。多様なプログラムがあり、色々な活動に挑戦ができる点に惹かれました。
――【私の〈受験ストーリー〉】カナダでの経験を軸に、将来の目標を発見!
カナダに留学していた際、LGBTの友人がいじめに遭っているのを見たことから、差別をなくすためにできることは何か真剣に考えるようになりました。
LGBTなどの人権問題に対する解決策として、私は「アンダーウェア」と「ダイバーシティ経営」に着目。オールジェンダー※の衣服は既に広まってきた一方で、アンダーウェアのブランドはあまり聞いたことがありません。すべての人の平等を実現するため、誰もが着たいものを着られるアンダーウェアブランドをつくりたい。
また、ダイバーシティ経営とは、性別・年齢・人種などの個性によって差別されない会社を作り、多様な価値観を持つ人からアイディアを取り入れる経営方法のこと。これによって、新たなイノベーションが生まれることもあります。日本にもダイバーシティ経営を落とし込み、オールジェンダーのアンダーウェアを普及させることで、平等な社会の実現に貢献したいです。
※男性、女性、性的マイノリティ(LGBTなど)を含めた総称。性別を問わず、誰もが利用しやすいサービスをつくることが目指されている。
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】研究テーマのヒントを得た「異文化交流プログラム」
一番役に立ったのは、「異文化交流プログラム」です。4日間全て英語で行われ、最終日にはグループでプレゼンテーションを行いました。
最初はグループ内で考えがすれ違うこともありましたが、他者の意見を取り入れ入れることの大切さを学び、より良いプレゼンを作成することができました。結果的にプレゼンの最優秀賞を頂くことができ、とても嬉しかったです。
また、プログラムを進める中で、外国人労働者が日本で働くためにはダイバーシティー経営を進める必要があるという記事を読みました。
そこからダイバーシティー経営に興味を持ち、研究テーマにもつながったので、「異文化交流プログラム」に参加して本当に良かったと思っています。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】多角的に学べるカリキュラムに惹かれて
私の研究テーマは一つの学問ではなく、多角的な視点から学ぶ必要があると考えたので、リベラルアーツ教育を実践している国際基督教大学教養学部に決めました。大学では、特に経営学とジェンダー学を学びたいです。国内外の経営事例を学ぶことで、自分なりの経営方法を見つけるとともに、ジェンダー学を通して、オールジェンダーを対象とするアンダーウェアブランド設立に向け、必要な力を身につけていきたいです。
――【早稲田塾での〈生活〉】客観的な視点を通して探究を深めた
早稲田塾では、たくさんの人と触れ合う中で、新しいアイディアや自分には見えていなかった視点を得られたのが印象的でした。例えば提出書類を作成する際、講師や塾生の皆さんから不足している部分を客観的に指摘してもらいました。その意見をもとに本や論文で調べ直すことで、自分の研究テーマが深まっていったと思います。面談では、担任助手の方が私の研究テーマに賛同し「こんなアイディア思いつかなかったよ!」と言ってくれました。この言葉で自分に自信が持てたのも大きかったです。
――【後輩に〈ひと言〉】夢の実現に向け、努力を重ねよう!
私は総合型選抜を通して、将来やりたいことを見つけられました。皆さんも最後まで諦めず、夢を追いかけ続けてほしいです。
また、対策を始めたのが高3の4月で、準備時間が短かったことは少し後悔しています。後輩の皆さんには、早いうちから、目標に向け突き進んでほしいです。短期間で準備する際には「〜日までに資料を終わらせる」など自分に合った計画を立て、実行することが大切だと思います。