あえて一般選抜入試を選び、一橋大に合格!
数理経済学を極め、データアナリストの道へ

第44期生

天野広大(あまのひろき)くん

通塾情報

出身校 池袋校
出身高校 東京学芸大学附属国際中等教育学校
部活 テニス部
夢・目標 数理経済学を極めてデータアナリストになり、人々の消費行動を研究する

進学情報

受験方式 一般選抜
大学 一橋大学
学部 経済学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】総合型選抜を目指し、高2の春に入学

高校入学後は近所の学習塾に通っていたのですが、高校2年生に進学するタイミングで受験向けの塾を探し始めました。東進ハイスクールの特別招待講習に参加した際に、総合型選抜に興味があると話したところ紹介されたのが早稲田塾。私は中高一貫校で育ったので高校受験の経験がなく、総合型選抜の方が向いているのではないかと考えていました。早稲田塾は総合型選抜に特化した実績が豊富にありますし、友人も通っていたので安心感がありました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】数理経済学を学ぶため、一橋大経済学部を志望

当初は、総合型選抜で早慶に進学することを目標にしていた私。「一橋大学を目標に勉強していれば、自ずと早慶に入れる学力が身につくはずだ」と考え、一橋大学を志望校に含めました。ところが、文化祭で一橋大学を訪れてみると緑豊かなキャンパスの雰囲気に惹きつけられ、だんだん本気で志望するように。経済学部を選んだ理由は、数理経済学を極めてデータアナリストになるという夢を叶えるためでした。

ちなみに一橋大学にも学校推薦型選抜があり、私は受験条件をクリアしていましたが、あえて一般選抜を受けました。理由は、模試や共通テストの成績がA~B判定で安定していたこと。強い気持ちを持ち、合格をつかみとりました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】「マーケティング入門」が夢を見つけるきっかけに

未来発見プログラムで受講したのは「アフターコロナのマーケティング入門」と「グローバル企業経営塾」の二つ。「アフターコロナのマーケティング入門」では大手広告代理店出身の専門家から広告と消費傾向に関する理論を聞くことができました。とりわけ興味深かったのは「モノ消費・コト消費・トキ消費」の概念や、人間の消費行動を分析・予測する行動経済学の考え方。もともと数学が好きだった私がデータアナリストという夢を見つけるきっかけになりました。

一方の「グローバル企業経営塾」では、経営学の一端を学ぶことができました。私は経済学部・経営学部・商学部のいずれに進学するか迷っていたのですが、未来発見プログラムを受けることで、経済学部に進みたいという目標が明確になりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】早稲田塾のおかげで、積極的な自分に成長

早稲田塾で受けた主な授業は「総合型・学校推薦型選抜特別指導」、「英語4技能資格試験講座」です。「総合型・学校推薦型選抜特別指導」では、生徒同士のディスカッションなどで発言する機会が多く、おかげで、初めて話す人にも臆さず自分から積極的に話せるようになりました。

「英語4技能資格試験講座」は一橋大の学校推薦の基準に必要な資格だったため、講座を受けました。独特の傾向に合わせた対策のおかげで、推薦に必要なスコア「IELTS6.5」を無事にクリア。結果的に一橋大には一般選抜で合格しましたが、推薦の資格を持てたことは自信につながったと思います。

さらに早稲田塾では、「東進講座」のプログラムである「共通テスト対策」も利用できます。これは年度別・分野別の過去問をパソコンで受験できるもので、豊富な過去問に触れたことで一橋大の試験に慣れることができました。

――【将来の〈夢〉】数理経済学を極め、人々の消費行動を研究したい

中学生の頃から数学が大好きで、高校数学の本を買って自主的に勉強するほど夢中になりました。大学でも数学を学びたいと思っていましたが、数学科で純粋な数学を追究するというよりは、数学を実生活に応用することに興味がありました。学部を迷っていた時期に出会ったのが、未来発見プログラム「アフターコロナのマーケティング入門」。数理経済学を極めてデータアナリストになるという夢が見つかったのです。私が特に関心を持っているのは、人間の消費行動を数学的に分析すること。本人は自分の意志で選んでいると思っている人間消費傾向を数値化するという研究そのものに対し、純粋にワクワクします。先行研究がまだ少ないこの分野で最新の研究成果を出し、データアナリストとして活躍することが将来の目標です。

――【後輩に〈ひと言〉】一般選抜と総合型選抜を両立するコツ

一般選抜と総合型選抜、両方の準備を完璧にやろうとすれば必ずキャパオーバーになってしまいます。ならば、自分にとって楽しい方を優先するのが良いのではないでしょうか。私の場合は一般選抜のほうが楽しくなったので、そちらを重視するようになりました。もちろん基本的なタイムマネジメントも大事です。たとえば「小論文の授業がある日は、その日の夜11時までに必ず論文修正の課題を完結し、翌日は一般選抜の勉強をする」といった風に、自分で決めたルールを死守していました。

私の「東京学芸大学附属国際中等教育学校 自慢」

校名に「国際」とある通り、英語教育に強い学校です。入学当初の私は英語がそこまで得意ではなかったのですが、中学時代から6年間叩き込まれたおかげで、数学と並ぶ得意科目になりました。受験における自分の強みが増えたことは、一橋合格に役立ったと思います。

私の「一橋大学 経済学部 現役合格アイテム」

ガム

気分転換に塾の近くのコンビニに出かけ、同じ銘柄のガムを買ってかむというのが受験中のルーティーン。ガムをかむと自然に勉強モードに入ることができました。

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