中学生の頃からの夢への第一歩
日本大学生物資源科学部獣医学科に合格!

第44期生

海老原楓果(えびはらふうか)さん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 山脇学園高校
夢・目標 獣医

進学情報

受験方式 学校推薦型選抜(公募制)
大学 日本大学
学部 生物資源科学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】早期から受験対策がしたい

高1生になる直前に入学しました。その時から獣医学部を志望していたので、本格的に対策するために塾を探し始めていました。英語が中学生の時から苦手で、塾に入ってどうにかしたいなと思っていたんです。最初から総合型選抜や推薦入試にこだわっていたわけではありませんでした。早稲田塾は、自習室が綺麗だったところが決め手です。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】総合大学ならではの研究ができる

日本大学生物資源科学部獣医学科は、同じキャンパス内に設置されている他学科履修ができる点と、研究活動が盛んである点に魅力を感じました。総合大学なので、獣医学で必要な知識を学んだ上で、他の学科にも関係するような研究にも興味があります。例えば病理学の研究室があるので、がんなどの新たな治療法についても研究してみたい。また、獣医の基本的なスキルと動物の心理学について学び、獣医の目線から動物の虐待や遺棄についても考えたいです。

――【刺激を受けた〈未来発見プログラム〉】研究に対する姿勢を見直せた最先端科学プログラム

「未来発見プログラム」の「最先端科学プログラム」と「スーパーバイオサイエンスプログラム」が印象に残っています。研究者としての自覚を持てるようになったのは、この2つのプログラムがきっかけでした。発表する際の資料作成についてもわかりやすくアドバイスをいただけたので、ブラッシュアップできたと思います。私は元々生物部で研究していたのですが、研究をするということに対する考え方を改めて見直すことができました。先行研究の論文を読み込むなど、研究をする際にやるべきことが明確になったプログラムです。

――【私の〈受験ストーリー〉】研究に打ち込んだ!

入学が早く志望理由書を3年間書き続けていたことで、ブラッシュアップできました。高校の先生に見ていただいた時も、「よく書けているね」と言っていただけました。ただ日本大学の公募制推薦入試の面接は、想定していた面接と全く違いました。志望理由書で書いたことや事前に想定していた質問などがほぼ聞かれなかったんです。その場の対応を問われている入試なんだなと実感。例えば、志望理由として「研究したい」ということを書いたのですが、面接で「大学に入ったら覚えることがたくさんあるけど大丈夫?」と聞かれたんです。気負わず、自分が話せることを話そう、と心がけるようにしました。

生物部に所属して中学3年生の時から研究をしていたので、生物に関する研究をしている高校生を対象としたバイオサミットにも参加しました。バイオサミットには、プラナリアの再生に伴う抗酸化酵素の活性についてというテーマで提出。研究の内容は、切断したプラナリアが再生する際に多くのエネルギーを消費するという先行研究をもとに、切断したプラナリアを使った実験をし、抗酸化酵素の活性化について調べました。認知症の予防として抗酸化酵素が使えると言われているので、その抗酸化酵素が活性するタイミングがわかれば、多くの人の役立てるのかなと考えています。

――【将来の〈夢〉】大学院で研究がしたい!

大学院まで進んで、動物の医療法について深い研究がしたいと思っています。将来は犬や猫などを対象とした小動物の病院で働きたいです。元々動物が好きだったことが獣医を目指したきっかけなのですが、猫を飼い始めたことで動物病院に通い始めました。親身になって診察してくださる獣医さんを見ているうちに憧れるように。将来は、飼い主にも信頼される獣医を目指したいです。

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