
早稲田塾での出会いに支えられ JCulPで早稲田大学現役合格
井坂璃瑚(いさか りこ)
通塾情報
出身校 | 四谷校 |
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出身高校 | 和洋九段女子高校 |
部活 | なし |
タイプ | 留学経験を活かす |
夢・目標 | 私らしさを軸に理想の学びを追求したい! |
進学情報
受験方式 | AO・推薦入試 |
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大学 | 早稲田大学 |
学部 | 文化構想学部 |

――【入学の〈きっかけ〉】早稲田大学にAO入試で合格するため、早稲田塾へ
両親の意向で2歳半から英語の家庭教師をつけてもらい、その後も英語スクールに通って、ずっと英語力を高めてきました。父が仕事で国際的に活躍している姿を見てきたので、私自身も海外への憧れが強かったんです。高2の夏から冬にかけて、米国オハイオ州に留学。現地の公立高校で、日常会話はもちろん、ある程度授業も理解できるまでに英語力が成長したと実感できたときは、とてもうれしかったです。
留学の傍ら、大学受験について調べていました。すると、 JCulP(国際日本文化論プログラム)という英語学位プログラムを発見。これは、2017年に早稲田大学文化構想学部に新設された、日本文化を「英語を通じて」学ぶプログラム。 海外の学生と日本の学生がともに学び、グローバルな視点から日本文化や日本文学を研究するという魅力的な内容で、すっかり夢中になりました。さらに調べると、このプログラムに所属するには、専用のAO入試を突破して早稲田に合格しなければならないとわかりました。それで帰国後、AO対策に力を入れている塾を探し、早稲田塾に入学しました。
――[大学・学部を選んだ<理由>]英語を使って日本文化・文学双方を専門的に研究することができる
私はスピリチュアルな世界に関心があります。オーストリア皇后が主人公の『エリザベート』や、日本の『源氏物語』に描かれる、死生観や現生と他界の関係性に惹かれたことがきっかけです。特に『源氏物語』には、多くの“もののけ”が登場するので、そこから“もののけ”という他界の存在にも興味を持つようになりました。『源氏物語』のような日本を代表する文学に、興味関心がある事柄を絡ませ、そこから日本文化自体を広めることが私の夢。早稲田大学文化構想学部のJCulpは、「多様な価値観を持つ日本文化・世界に類をみない日本文学」双方から専門的に研究でき、ここなら私の理想とする学びができそうだと思いました。また、秋に入学してくる海外留学生とも一緒に授業を受けていくので、交流を通して日本文化を広めるモチベーションにもつながるだろうと考えました。
――[タメになった<授業・カリキュラム>]コツコツと積み重ねて英語力アップ!
幼少期からの英語教育や留学で、自分は人より英語ができると思っていました。でも早稲田塾に入り、上には上がいるのだと実感し、自信喪失していた時期も……。とは言え、 JCulPの出願書類は英語で作成しなければなりませんし、こんなモチベーションではいけないと自らを奮い立たせ、早稲田塾の「英語特訓道場」「TOEFL講座」で挽回。「英語特訓道場」は毎週テストがあり、標準点以上をとるように厳しく指導されるため、必死に勉強しました。また、道場で配付される英語のニュース誌などは、通学のスキマ時間で欠かさず読んでいました。毎日コツコツ積み重ねたのがいつの間にか力になり、
JCulPの出願資格として必要なIELTS 5.5も突破。時事に対する知識も格段に増え、書類作成にとても役立ちました。
――[私を支えてくれた<スタッフ>]担任助手のアドバイスで気付きを得た
JCulPは新設されたばかりのプログラムで、日本人の定員は1学年15名しかいません。それなのに、なんと四谷校の担任助手の一人が JCulPの1期生だったのです! 私がとても尊敬する方で、何度も JCulPについて話を聞きに行きました。
一番お世話になったのは、志望理由書の書き方です。 AO講座と小論文で基本的な能力を身につけていたので、ある程度まではまとめ上げることができたのですが、「 JCulPには JCulPの書き方がある」とのアドバイスが。もっと自分の体験をベースに、学びたいことを絡め、それをどう昇華させたいのかを大きく書いたほうが良いと言われ、これまでの自分を見つめ直しました。その結果、留学時に現地校でジャパニーズクラブというものを作って日本文化を広める活動をしていた体験なども盛り込みながら、密度の濃い志望理由書を仕上げることができました。 JCulPの先輩である彼女との出会いが現役合格につながったといっても過言ではありません。
早稲田塾では、おそらく社会に出てもこれほど多彩なバックグラウンドを持った人たちはいないだろうというくらい、本当に様々な人たちと出会いました。早稲田塾という場で、たくさんの人と話し、触れ合ったことは、自分自身の視野を広げてくれたと改めて思います。