積極的に課外活動に取り組み
オンライン授業を活用して現役合格
藤田武蔵(ふじたむさし)くん
通塾情報
出身校 | 自由が丘校 |
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出身高校 | 静岡聖光学院高等学校 |
部活 | ラグビー部 |
夢・目標 | 世界中の絶対的貧困に苦しむ人々を救いたい |
進学情報
受験方式 | 自己推薦入試 |
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大学 | 青山学院大学 |
学部 | 地球社会共生学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】総合型選抜の実績と塾生の姿に惹かれて
入学したのは高校2年生の夏。僕は静岡県に住んでいて、総合型選抜の情報はあまり収集できず、慶應義塾大学に総合型選抜で入学した先輩に相談して、初めて総合型選抜について知りました。早稲田塾を勧めてくれたのもその先輩。早稲田塾は総合型選抜の合格実績が非常に高い点が魅力的だったし、体験授業を受けた時に、周りの生徒がそれぞれ異なった研究テーマと夢を持っている姿を見て、早稲田塾に入学したいと思いました。また、僕はもともとラグビーとソーシャルビジネスの研究が好きだったので、それを入試に活かせるのではないかと考えて、総合型選抜の受験を決めました。
――【私の〈受験ストーリー〉】自分の経験から探究テーマを発見し、行動し続けた
以前カンピロバクター感染症に感染してしまい、1週間なにも食べられず、「食べられない」ことの苦しさを実感しました。その後、所属していたラグビー部の監督がJICA(独立行政法人国際協力機構)につながっていた関係で、JICAの活動に帯同する形でインドに渡航。そこで自ら腕を切り落として物乞いをしている方を見て、このような思いをしている人々を救いたい、自分がすべきことは何かと考えるように。自分が経験した「食べられない」辛さを思い出して、絶対的貧困のなかで毎日を暮らすのが精一杯であり、飢餓で亡くなってしまう方々を救うのが自分の使命だと感じました。インドではスラム街を訪れる機会がありましたが、なかなかインタビューには応じてもらえなかった。でもNPO法人の方が協力してくださって、現地の方々にインタビューすることができました。絶対的貧困に苦しむ方々をNPOと協力してビジネスで救えることができれば、もっと効果的なソーシャルビジネスが行えるのではと考え、「インドの絶対的貧困をNPOと協力してソーシャルビジネスで解決する」という研究テーマにたどり着きました。ソーシャルビジネスについては、インターンをさせてもらった会社で社会起業家の方と一緒に活動して、勉強させてもらいました。僕は何か活動していないと気が収まらない。インタビューやインターンをしたり、クックパッドの方と商品開発をしたり、JICAに帯同してインドに渡航したりなど、実際の活動を通して探究テーマを深めました。課外活動を頑張ったことが、合格の勝因になったと思っています。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】オンライン授業を活用して、総合型選抜対策に取り組んだ
僕は静岡に住んでいたので、普段はオンラインで授業を受講し、長期休みに塾へ登校していました。オンラインで地方から受講しても特に問題なく、直接受講するのと同じ授業が受けられたと感じています。僕はラグビー部に所属しており、部活動が終わった後、家に帰ってすぐに授業を受けることもできました。柔軟に、どこでも受講できるのはオンライン授業のいいところです。役に立ったカリキュラムは、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」。この授業は3〜4人で1組のグループになっていて、お互いの研究テーマや志望理由書を読み、フィードバックし合います。自分の研究テーマをいろいろな志望校の仲間たちと深める経験は、刺激になりました。意見を交換する訓練を通じて自分の問題点も見つけられるようになり、志望理由書や提出書類の添削が客観的にできるようになりました。最初は研究テーマの深め方や提出書類の作成方法もわかりませんでしたが、スタッフや担任助手の方が教えてくれたし、そこに加えて実際に自分の足を使って研究を進めることもできるようになった。総合型選抜を通じて、文章力や行動力が身についたと感じています。また、本番直前に行う「本番直前授業」では志望校に特化した小論文や面接対策ができます。面接官役のスタッフの方と面接を練習して、過去の早稲田塾生のデータを参考にしつつ小論文の対策ができました。
――【私の〈ハイスクールライフ〉】時間を有効活用して、部活、課外活動を充実させた
僕は中学1年生から6年間ラグビー部で活動しており、全国大会に出場できた結果も総合型選抜の受験に活かされました。学校の方針で部活は週3回、1回最大時間90分と決められています。その分、勉強に充てる時間も長く取れましたし、課外活動にも打ち込めて、部活と両立することができました。運動部は練習時間が長いイメージがあると思いますが、逆に僕たちは練習時間が短い分、自己練習の時間が長い。時間を有効活用することによって、短い練習時間の中でも全国大会に出場できるチームになっていったと思います。
――【私の〈早稲田塾ライフ〉】「第2の家」で諦めない心が身についた
早稲田塾はアットホームで、本当に第2の家のようなイメージ。ラグビーで骨折した頭蓋骨の経過観察があまりよくなくて落ち込んだ時も、担任助手やスタッフの方が親身になってくださって、この塾に通って良かったと思いました。長期休みで実際に塾に通ったときには塾生が友達になってくれたし、研究テーマについて塾生同士で対話して、志望理由書について添削・フィードバックしあうことができました。受験はもちろん、それ以外の部分でも本当に助けてもらった。これからも一生関わっていきたいと思っています。また、早稲田塾には色んな大学に合格した先輩方のデータがたくさんあるので、それらを参考にできるのはとても役に立ちました。
――【将来の〈夢〉】社会起業家として、世界の絶対的貧困に苦しむ人々を救いたい
将来の夢は、社会起業家になって世界の絶対的貧困に苦しむ方を一人でも多く救うことです。ボランティアとしてではなく、ビジネスとしてちゃんと利益を生み出しつつ、貧困に苦しんでいる人たちを救いたいと思っています。
――【後輩に〈ひと言〉】首都圏外生こそ強みを活かして!
総合型選抜は自分の「好き」を生かせる受験方法です。自分のやりたい研究やスポーツに思いきり取り組めば、いい結果を残せると思います。首都圏外から受験する人は、実際に塾に通えないので不安もあると思いますが、遠慮することなく、早稲田塾にいろんな相談をしてほしいです。オンラインを活用して、首都圏外生だからこその強みを活かして頑張ってください。