「FIT二次対策」で慶應対策は万全!
研究者として、中国政治を解きほぐしたい
張嘉和 (ちょうよしかず)さん
通塾情報
出身校 | 大崎品川校 |
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出身高校 | 八雲学園高校 |
部活 | 陸上部 |
夢・目標 | 研究職に就き、中国政治の現状を追い続ける |
進学情報
受験方式 | FIT方式 |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 法学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】大学への熱意を試すため、総合型選抜に挑戦
僕が早稲田塾に入学したのは、高1の3月。総合型選抜に特化し、豊富な実績を残していることが早稲田塾を選んだ理由です。もともと僕は慶應義塾大学の法学部を志望していたのですが、自分が抱いている大学への熱意を試すには、一般選抜より総合型選抜のほうが適していると考えました。高1という早い段階で入学して良かったと思うのは、スタッフの方といち早く顔なじみになり、書類作成のことや、個人的な悩みについて相談しやすくなったこと。書類作成を通じて自分の内面を深掘りし、新しい自分を発見するきっかけになりました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「FIT 二次対策」講座で慶應対策は万全
慶應義塾大学の法学部を志望していた僕にとって、一番タメになった授業は「慶應義塾(法学部)FIT入試二次試験対策講座」。この授業を平常授業として受けることで、自分の力が一気に伸びたと感じます。慶應義塾大学のFIT入試二次試験では、暗記とは異なる思考力や論理力が問われます。具体的にいうと、教授による50分間の講座を受講したあと、それに関する小論文を書くか、あるいは口頭試問を受けるという内容。「FIT二次対策」では、本番と同じような状況で問題に取り組み、塾生同士でメンタリングを行うという流れの授業を繰り返すことで、本番の試験に慣れていくことができるんです。実際に僕が受けたのは、講義を聞かずに小論文と口頭試問を受ける「B方式」。早稲田塾で「正しいか間違いかを一概にジャッジできない問いの難しさを受け入れる」という考え方をしっかり身につけていたおかげで、落ち着いて回答することができました。
――【早稲田塾で〈学んだこと〉】自分を発見し、人間力を向上できた
自分の進路を発見できたことは、早稲田塾で得た収穫の一つ。担任助手との面談を通して、「こういうことをやりたい」と伝えると、「それなら、こういう仕事があるよ」といった選択肢をたくさん教えてもらえました。自分で考えていたよりもたくさんの職種が世の中にはあるんだな、と驚きました。また、書類作成を重ねることで、自分を見つめる力がついたとも思います。書類をつくりながら「自分はどんなことを考えているのか。どんな人間なのか」を徹底的に考え、改めて発見できました。他の生徒と書類を見せ合い、意見を交換できたことも、自分を再認識する助けになったと思います。早稲田塾は人との交流がすごく多いので、人間力をアップできる環境でした。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】表情の変化も見逃さず、声をかけてくれた
僕はもともと落ち込むと顔に出るタイプなんですが、それを察して「何かあった?」と声をかけてくれるスタッフさんがいたことは、本当に心強かった。最初のころは遠慮してあまり自分のことを話さなかった僕も、次第に心を開けるようになり、何かあれば素直に相談するようになりました。出願直後に自信をなくしていたときにも、いろんな角度から「大丈夫だよ」と励ましてもらえたおかげで、自信を持って本番に臨むことができました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】中国政治を追究できる環境に惹かれて
将来は中国の政治について研究したいと考えています。ところが、一般的な政治学を学べる大学は多いけれど、中国の政治に集中できる大学は意外に多くありません。その中で、慶應義塾大学法学部の教授の方々は、特定の地域にフォーカスして研究されている方が多いことに惹かれました。中には中国政治の著名な専門家もいらっしゃるので、ぜひその教授のゼミで学びたいと考えています。
――【将来の〈夢〉】日本の研究者として、中国政治を解きほぐしたい
僕の将来の夢は、研究職に就いて、変わり続ける中国国内の政治体制について研究し続けること。この夢に向け、「中国共産党が行うリベラル系メディアに対する情報統制について」という探究テーマに打ち込んでいました。僕が中国の政治に着目したきっかけは、僕自身が中国にルーツがあり、中国に4年間住んでいたことです。他の探究テーマと違い、強い想いをもって学びたいと思える内容でした。今、中国という国家の成長や変化が国際社会に与える影響は日に日に大きくなりつつあります。国際社会全体を知る上でも、中国の政治を解きほぐすことはとても重要です。中国国内の情報統制が厳しい今、中国のことを研究する上では、中国よりもむしろ自由度の高い日本にいるメリットが大きい。日本在住の中国政治研究者として、日本でしかできないインタビューや情報収集に打ち込み、深く研究を進めたいと考えています。