経営学を学ぶために横浜国立大学へ
家業を継いで「米菓」を後世に残したい!
池田 唯(いけだゆい)さん
通塾情報
出身校 | 柏校 |
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出身高校 | 東洋大学附属牛久高校 |
部活 | バレーボール部 |
夢・目標 | 家業である米菓の製造小売会社を継ぎ、日本の誇るべき伝統菓子を後世に残す |
進学情報
受験方式 | 学校推薦型選抜 |
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大学 | 横浜国立大学 |
学部 | 経営学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】友達の言葉がきっかけとなり、早稲田塾へ
私は、学校の勉強はもちろんのこと、特に課外活動に力を入れていて、バレーボール部での活動のほか、カナダでの2カ月間のターム留学や日本語ボランティアへの参加など、さまざまなことに挑戦してきました。こうした自分の経験や頑張ってきたことを受験に活かしたいと思い、「総合型・学校推薦型選抜」で大学受験することに。しかし、入試形式については漠然としかわかっておらず、どう準備すればいいのか悩んでいました。そんな時、総合型・学校推薦型選抜のために早稲田塾に通っている友達がいることを思い出しました。話を聞いてみると、「早稲田塾は生徒の自主性や積極性を重視しているから、好きなことをとことん探究しながら大学受験の準備ができるよ」との一言が。その言葉にとても興味が湧き、両親を説得して早稲田塾へ体験授業に行きました。体験授業では校舎長との面談から始まり、総合型・学校推薦型選抜の仕組みや早稲田塾の特徴などを細かく教えてもらいました。友達から聞いていた話以上に面白そうな授業内容に感動し、「総合型・学校推薦型選抜に挑戦するなら専門の塾に通って対策をした方が安心できるな」と思い、部活を引退した高3の6月に入学しました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】家業を継ぐために経営学を学びたい
私の家業は90年以上続く米菓の製造小売会社です。将来的には家業を継ぎたいと考えており、経営を基礎からしっかり学びたいと思って経営学部を志しました。また今後、事業を拡げて海外進出していくためにはグローバルビジネスの視点から経営を学ぶことも重要。数ある大学の中で、この2点を叶えられるのが横浜国立大学だったので、進学を決意しました。 横浜国立大学経営学部は、カリキュラムの幅が広く、分野横断的にグローバルな視点から経営を学べます。海外と日本の企業を比べて課題点や改善点を見つける授業などもあり、私の探究テーマである「米菓業界における中小企業の長寿企業化を阻害する要因の調査分析」にもつなげて考えられるかなと思っています。 また、全ての学部が1つのキャンパスに集まっているため、理工学部や都市科学部といった他分野の学生と関われることも魅力。経営学は多角的な考え方が重要だと思うので、積極的に人と関わり、多くの知見を身につけていきたいと思っています。
――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】「伝える力」を養い、面接でも力を発揮!
「伝える力大学」がとても役に立ちました。このプログラムは、日本テレビのアナウンサーの方から指導を受け、自分の意見を相手に伝える力を養うという講座です。オンラインと対面の両方で授業を行い、オンラインでは座学、対面ではプレゼンテーションなどの実践的な学びを通じて、話をまとめる力や伝える力が鍛えられました。“言葉のプロフェッショナル”であるアナウンサーの方から「どうすれば相手に良い印象が与えられるか」を直接教えてもらい、コツをつかむことができて面接にも活かすことができました。
――【早稲田塾で〈学んだこと〉】人間性を育んでくれた早稲田塾の環境に感謝
早稲田塾は、生徒の人間性を育み、自信をつけてくれる塾だと思います。もともと私は人前で話すことが苦手でした。大勢の前に立つと委縮して上手く話せず、もどかしさを感じることもしばしば……。しかし、「伝える力大学」プログラムや「総合型・学校推薦型選抜特別指導」などの授業を通して、人前で話すことへの抵抗感や苦手意識がなくなり、ありのままの自分で話せるようになりました。 偏差値を上げるという「定量的」な部分だけでなく、物怖じせず自信をもって自分の意見を伝える能力や人間性という「定性的」な部分も伸ばせたのは、早稲田塾の環境があってのことだと思います。一歩踏み出すきっかけをくれた友達の言葉と、早稲田塾の講師、担任助手、スタッフの方には感謝の気持ちでいっぱいです。
――【将来の〈夢〉】「米菓」という日本の誇るべき伝統菓子を後世に残すために
私の将来の目標は、家業である米菓の製造小売会社を継ぎ、米菓という日本の誇るべき伝統菓子を後世に残すことです。米菓の魅力は、老若男女問わずどの世代にも愛されていること。スイーツのように決して派手ではないですが、素朴な味で親しみ深く、安心して食べられるのは米菓ならでは。日本の文化として残していくべきだと思っています。 しかし現在、業界全体の小売金額は停滞気味で、企業の資金不足が課題に。米菓業界の中小企業を長寿企業化し、米菓を後世に残すには、企業同士の横のつながりを作り、業界一体となって盛り上げていかなければなりません。
この課題を解決できるよう、大学でしっかりと経営学を学び、米菓業界全体を盛り上げられる取り組みを考えたいと思います。ゆくゆくは家業を継ぎ、米菓業界をリードできる人間になれるように成長していきます!