多角的な探究学習と活動実績で
第一志望校の合格を掴んだ!
北村有珠(きたむらありす)さん
通塾情報
出身校 | 自由が丘校 |
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出身高校 | 東京都市大学等々力高校 |
部活 | チアリーディング部 |
夢・目標 | 戦術だけでなく、心理的側面からもサポートするスポーツアナリスト |
進学情報
受験方式 | AO入試 |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 理工学部 |
――【入学の<きっかけ>】一般選抜と総合型選抜を両方受験することで、合格のチャンスを増やしたい!
志望大学に合格するため、一般選抜にプラスで推薦入試を受験することで合格のチャンスを増やしたいと思っていました。前に出て何かするということは得意ではありませんが、自分の興味関心を相手に伝えることは好きだったので「総合型選抜に向いていると思うよ」と母親に勧められ、挑戦することに。もともと、総合型選抜に強い塾といえば早稲田塾という印象が強く、豊富な実績もあることから信頼を置いていました。実際に塾に行ってみたところ、スタッフや担任助手の方々の対応がとても丁寧で、優しく親身になって自分の話を聞いてくれ、この塾だったら一緒に頑張れそうだと思い入学を決意しました。高校2年の4月のことです。
――【早稲田塾で得た〈一生モノ〉】異なる価値観の人たちと出会い、成長できた!
早稲田塾には、様々なバックグラウンドや価値観を持った人達が集まっています。そのため色々な意見を聞けて、自分の視野を広げることができました。普通の塾では、個人でひたすら勉強を頑張ることが多いと思いますが、早稲田塾は塾生やスタッフ、担任助手、講師など、沢山の人が一丸となりチームとしてみんなで一緒に頑張るところが、素敵だなと感じています。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】自分の学びたいことを研究している教授に出会えた
私は画像センシングに精通した教授がいる慶應義塾大学理工学部で、画像センシングを使った計測システムを開発したいと考えています。 人間の緊張や集中度を表す心理的な生理現象である“瞬き”は、心理状態を反映する重要な指標の一つであるため、瞬きの回数と運動パフォーマンスの関係性に着目し探究活動を始めました。その結果、瞬きの回数によってパフォーマンスの精度が変化することがわかり、そこから計測システムを作るためにはどうするべきか、画像センシングという技術を用いれば測定するシステムが構築可能になると考えています。大学ではスポーツと実世界センシングを掛け合わせた研究をしている研究室に入り、瞬きの距離計測システムを作りたいです。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】総合型・学校推薦型選抜特別指導で、自信を持って意見を発信できるようになった
私が一番役に立ったと思う講座は、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」です。この講座は、与えられた問題に対して、5分間で自分の考えをまとめるパートと5分間で4人くらいのチームになって共に答えを考えるパートに分かれています。その後、個人回答とグループ回答を発表し、その回答について塾生同士でメンタリングします。これによって、短い時間内で自分の考えをまとめる力がつきました。総合型選抜の面接で、自分の考えていることを簡潔に教授に伝える際にも活きた思います。また、たくさんの人を目の前にしても、緊張せずに自分らしく堂々と発表することができるようになったなと感じます。 未来発見プログラム「伝える力大学」も印象に残っています。日本テレビで活躍していらっしゃるアナウンサーの方から、直接指導していただける講座です。この講座を通して、どのようにすれば相手に自分の意見が伝わりやすいのか、また、どう話したら相手が聞き取りやすいかを意識して話すことができるようになりました。
――[私の〈受験ストーリー〉]多角的な探究学習と高い活動実績が合格の勝因
探究学習としては、映画やドラマを見ている時の、瞬きや目の動きに着目していました。そこで「瞬きってどんな役割を持っているのだろう?」と疑問を持ったことで、瞬きについて探究を進めました。すると、緊張や集中度が測れることが分かったので、そこから様々な分野における瞬きを調べていきました。目の動きや瞬きに関する論文をくまなく調べ、読んだ論文の中からまたその参考文献を読むことでさらに探究を深めました。それだけではなく、実際に目の映像を撮ってデータ化してみたり、試合中の瞬きの回数を計測したりしました。さらに、課外活動として実際に国際大会などに行っているスポーツアナリストの方に話を聞いたのですが、「セイバーメトリクス」に関して、まだまだ不足している点があると教えていただきました。この経験から、自分でセイバーメトリクスについて調べて実際に数値を出したり、大学に入ってアナリストとして部活動に参加したりすることによって、実際にセイバーメトリクスが抱えている課題についてもっと知りたいと思いました。探究学習以外の課外活動としては、部活動でやっていたチアリーディングがあります。慶應義塾大学理工学部では全国大会レベルの実績を求められたので、部活動での大会実績を入試で使えたことも、合格の勝因のひとつだと思います。
――【将来の〈夢〉】戦術だけでなく心理的な側面からもチームを勝利に導ける、スポーツアナリストになりたい!
将来の夢は、戦術だけでなく心理的な側面からもチームを勝利に導ける、スポーツアナリストになることです。私は、スポーツを見ることが好きなのに加え、分析することが好きだったので、その2つを掛け合わせたスポーツアナリストという職業が向いているのではないかと思いました。自分の強みを他の人に還元することによって、色々な意味で影響を与えられる人になりたいと思います。