スタッフの助言で悩みを克服 強みを見つけ慶大合格を掴んだ!

第41期生

渡邊 倫太郎(わたなべ りんたろう)

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 立教新座高校
部活 ラグビー部
タイプ 留学経験を活かす
夢・目標 アメリカにおける対立の要因を解明する

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]英語力をAO入試に活かしたい

高1の夏から1年間、アメリカに留学していました。ホームステイしながらカリフォルニアの現地校に通い、貴重な経験をたくさんさせてもらいました。僕は3~5歳のとき家庭の事情でニューヨークで暮らしていたので、帰国後はなるべく英語力をキープするように頑張っていました。その英語力が、アメリカ留学でさらに磨かれた実感があります。

帰国後、せっかくの英語力を入試に活かしたいな、と両親とも話す中で、AO入試=早稲田塾という選択肢がうかび、それが入学の決め手になりました。高2の2月のことです。

――[私を支えてくれた〈スタッフ〉]スタッフの助言から悩みを克服

入学後もラグビー部の活動などが忙しかったため、早稲田塾ではAO入試対策に専念。「AO・推薦入試特別指導」では、自分の周囲にいる塾生たちに衝撃を受けました。才能の塊というか、経験値が豊富で、みんな確たる夢を持っている。自分は英語力が武器になると思っていましたが、早稲田塾には帰国子女もたくさんいて、「自分は大したことないんだな」という気持ちに。そんな悩みを担任助手に相談したところ、「自分の中で志望校ときちんと話した(向き合った)ことある?」と言われたんです。要は、志望校と自分とのマッチングはどこにあるかをトコトン考えるべきだという意味ですが、その一言に気付きを得て、これまで自分が経験してきたことをすべて振り返ってみました。

そして志望理由書の題材にしたのが、アメリカ留学時の経験。学校で目の当たりにした人種対立による校内乱闘を切り口に、今のアメリカ政治の問題点を絡めてまとめ、慶應義塾大学 法学部のFIT入試に向けて、渾身の書類を作成することができました。

――[オリジナルの〈勉強法〉]すべての知識がAO入試につながる

AO対策と並行して、ずっと一般入試の勉強は続けていました。一般入試のために学んだことが、AO入試に役立つこともしばしば。特に現代文は、小論文でよくある“課題文を踏まえて意見を述べなさい” というタイプを解くときに役立ちましたね。課題文を読むスピードが速くなったのはもちろん、要点の理解力も高まった気がします。英語も同じで、きちんと単語を覚えておけば小難しい課題文を全部読まずとも、重要な接続詞や文章中の因果関係が見えてくるもの。両立は大変でしたが、これは必ずAO入試に活かせると、自分のモチベーションを高めながらがんばっていました。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]本直で小論対策の追い込み!

FIT入試は1次選考を通過すると、2次で400字以内の論述があります。最初は講師から「致命的な文章力の無さだね!」と言われて落ち込みましたが、そこから死に物狂いで追い込みをかけました。授業で配られた優秀者論文を自分なりに分析し、講師のアドバイスでそれを徹底的に真似してみました。すると、句読点の打ち方や接続詞の使い方など、“型”に落とし込めるように。あの直前対策が、本当に自分の人生を変えたと今でも思っています。

――[将来の〈夢〉]語学を武器に国際舞台で活躍

大学入学後は、志望理由書でも記載した通り、アメリカ政治について学びたいと思います。

アメリカ留学時、 メキシコ人をはじめ南米の人たちは、スペイン語を話していました。だから、彼らと深くコミュニケーションを取るためにはスペイン語を習得しなければと、強く思っていました。それが人種対立など政治的な問題の直接解決にはならないかもしれませんが、自分の中でビジネスチャンスにつながるのかな、と。持ち前の英語力に加え、いずれ語学を活かしグローバルに活躍できる人間になりたいです。
ただ、人材教育にも興味があるので、その方向も探っていきたい。 大学でしっかり学び、自分の将来について考えていきます。

私の「立教新座高校自慢」

文武両道がモットーですが、基本的に自由です。内部進学だけでなく、受験組もサポートしてくれます。僕が受験すると言ったとき、友達も先生も部活の仲間も応援してくれました。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

優秀者論文

直前対策で分析に使った優秀者論文です。講師が添削したあと、自分の添削もそこに付け加えて。毎回、超えるべきスローガン(目標)を書き、自分を鼓舞していました。

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