早稲田塾で身についた“勉強の習慣”
患者に寄り添える薬剤師が目標

第45期生

五十畑優希(いそはたまさき)さん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 都立雪谷高校
部活 吹奏楽部
夢・目標 薬剤師

進学情報

受験方式 学校推薦型選抜
大学 星薬科大学
学部 薬学部

――【入学の〈きっかけ〉】総合型選抜にチャレンジし、最短で結果を出したい

高2になってすぐ、早稲田塾に入学しました。何としても、短期決戦で大学受験を終わらせたかったからです。 私は高1の頃から第一志望校を星薬科大学と決めていました。以前母が長期入院したとき、担当の薬剤師さんに大変お世話になりました。特に、母が苦手だった薬を飲みやすくするために何かと配慮していただいたのだとか。それを聞き、私も個々の患者さんに合った薬物を提供できるような薬剤師になりたいと思うようになりました。星薬科大学は私の自宅から近く、どのような大学か漠然とですがわかっていました。調べてみると、総合型選抜で受験できるという情報をキャッチ。もともと高3生を受験勉強で過ごすのは不安がありました。できれば総合型選抜で早く結果を出したい。そのためには、総合型選抜の対策に特化した早稲田塾への入学が最適だと考えました。

――【合格の〈勝因〉】東進講座を受講し、他校からの遅れを取り戻す!

星薬科大学の総合型選抜(学校推薦型選抜A)は学力重視です。割合で言うと、8割が学科試験で、残り2割が面接の配点。学科試験は数学・化学・英語。中でも私のウイークポイントは化学でした。 私が通う高校では高3から化学の授業が始まるカリキュラムなので、他の学校と比べるとかなりスタートが遅い。受験に勝つため、高3の夏休み前までに独学で化学を一通りマスターしようと、早稲田塾の東進講座を活用しました。まずは化学基礎の範囲を完璧にする。そして受講後に確認のテストを受けることで、どのくらい理解が深まったかを点数で判断します。毎日自習室にこもり、コツコツ続けたおかげで遅れを挽回し、良い結果に結びついたと思っています。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】 薬物を取り扱う責任の重さを痛感

未来発見プログラムは「スーパーメディカルサイエンスプログラム」を受講。東京理科大学野田キャンパスに出向き、創薬にもチャレンジ。実際にアルピリンとアセトアミノフェンを生成し、より市販薬に近いものができるかを実験しました。事前に実験の予想を立てる課題があったのですが、予想とははるかに違う結果に。少しの条件でまったく違う結果になってしまうのだと、薬物を取り扱ううえでの責任の重さをあらためて痛感しました。 また、グループで実験するにあたり、一人ひとりが知識を蓄えていないと実験がうまく進みません。事前に課題を確認するなど、念入りな準備は大学入学後も大切になるはずです。未来発見プログラムを通して、高校生のうちからこうした心構えができたのは大きな収穫だったと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】 面接対策にも活用できる「医学・メディカル小論文」

「医学・メディカル小論文」を受講しました。この講座では、医療系の小論文を書くだけでなく、今話題の医療ニュースはもちろん、最先端の現場の取り組みなども授業で解説してくださいます。また、小論文のテーマも理学療法や薬学、獣医まで幅広く、自分の専門分野ではない領域まで学べたのが大きい。実際、私は受験本番の面接で「薬剤師資格取得者には、薬剤師のほかにどのような仕事に就けるか?」と問われたとき、メディカル小論文でも取り上げられたMRや麻薬取締役官を思い出し、スムーズに回答することができました。試験に小論文がないからといって切り捨てるのはもったいない!十分、面接対策になるのでおすすめの講座です。

――【受験を通して得た〈一生モノ〉】 早稲田塾で成績アップはもちろん、自分自身も成長できた

早稲田塾は他の一般塾と比べて、とてもクリエイティブな塾だと思います。講座はグループディスカッションが多く、みんなで回答を創り上げていくうえで自分自身も成長できる。自分の意見を述べる大切さに気づくことができました。 また、これまで部活ばかりに気を取られていた私が、毎日自習室に通い、日常の中に自然と勉強時間が確保できたのも良かったです。おかげで学校の定期試験で点数が伸び、早稲田塾に入学して1年経った頃には評定が格段に上がりました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】 1年次から早期臨床体験ができるカリキュラム

星薬科大学は薬学部を持つ大学の中でも長年の歴史があり、臨床にも研究にも強い大学として知られています。最大の魅力は、1年次から早期臨床体験学習ができること。早く現場で薬剤師の知識・技能を修得でき、勉強に対するモチベーションが上がります。 大学では、薬剤耐性菌の発生、その対処法について学びたいと考えています。薬剤耐性菌とは、治療に使用する特定の種類の薬が効きにくい、あるいは効かなくなった細菌のことです。母が入院していたとき、ずっと飲み続けていた薬の効果がなくなったという話を聞き、そこから薬剤耐性菌について研究したいと思うようになりました。個人差による薬剤の効き方を学び、そこで得た知識をゆくゆくは患者さんに提供し、個人のニーズに寄り添える薬剤師でありたい。医師と患者さんの架け橋になれる薬剤師を目指してこれからも頑張ります。

私の「都立雪谷高校 自慢」

創立100年を超える伝統校。文武両立を掲げ、みんなが勉強も部活も積極的に取り組んでいます。都内にありながら自然豊かな環境にあるのも魅力だと思います。

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