好きを活かしてSFCに合格!
将来は、“写真の美”を世界に発信する研究者兼写真家に
河内 真凜(かわうちまりん)さん
通塾情報
出身校 | 藤沢校 |
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出身高校 | 県立鎌倉高校 |
部活 | 写真同好会 |
夢・目標 | 研究者兼写真家として、写真の美を世に発信する |
進学情報
受験方式 | 夏秋AO |
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大学 | 慶應義塾大学 |
学部 | 環境情報学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】早稲田塾の学習環境に惹かれて入学
私は、学力がメインで合否が決まる一般選抜の方式に対して違和感を抱いていたため、自分の得意分野や好きなことを活かせる総合型選抜で受験することを決めました。総合型選抜の専門塾を探していたところ、早稲田塾を知り、詳しく調べました。オンラインだけでなく対面で授業が行われていること。また、先生から生徒への一方向的な授業ではなく、生徒同士の対話を重視していること。この2点に魅力を感じ、高2の1月に入学しました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】“写真の美”を研究するためにSFCへ
中学生の頃、海沿いの公園でバスケットボール部の自主練をしていたとき、マジックアワーの写真がとても綺麗に撮れ、友達がその写真をSNSのアイコンにしてくれたことがありました。この出来事から、写真はただの記録媒体ではなく、感動を与える効果があるのだと思い、“写真の美”についてもっと学びたいと思うようになりました。 高校に入ってからは、“写真の美”を広めるために写真同好会を設立し、撮影や研究活動を継続。そうした中で、同じ被写体を撮る場合において、「評価される写真」と「そうではない写真」の違いについて興味を持ちました。 同じ被写体を撮った時、プロの写真は評価されるけど、素人の写真は評価されない。この「芸術としての写真」と「記録としての写真」の違いには、構図や光の当て方など、さまざまな要素があるはず。記録写真を芸術作品まで引き上げる要素を探りたいと思い、「鑑賞者を魅了する写真の要素分析」という探究テーマを掲げました。 探究テーマを深めるためには、「写真の研究」と「鑑賞者の研究」の二軸からアプローチすることが重要と考え、芸術分野と科学分野を組み合わせながら研究できる環境を求めて、大学選びを開始。複数の大学を比較した結果、SFCは異分野融合という点に重きを置いており、自分が求める研究環境として優れていると思い、進学を決意しました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】自信がついた2つの授業
「実戦小論文」と「本番直前授業」がタメになりました。「実戦小論文」では、小論文の型や意識すべきポイントなどを学べます。小論文は、書き方を知らないで書くとただの作文になってしまいますが、この授業を受けたことで、作文にならずレベルの高い小論文を書けるようになりました。 「本番直前授業」は、大学別に一次試験を突破した塾生が集まり、二次試験の対策を行う授業です。主に面接練習を行ったのですが、提出書類をよりブラッシュアップできるような質問や、探究テーマの穴を指摘される質問などを投げかけられ、自分の欠けている部分を再認識できました。この授業で鍛えられたことで、二次試験当日の面接では、不安なことが一つもないほど自信が持てて、スムーズに受け答えできました。受講して本当に良かったと思います。
――【早稲田塾での〈生活〉】早稲田塾に通い、人間としての厚みが増した
どれだけ論文を読んだり、探究活動をしても、自分一人では限界があり、視野が広がりません。早稲田塾は、大人数で意見交換をしたり、少人数でメンタリングを行ったりと、授業内外問わずコミュニケーションを活発にとれるため、他人の考えや新しい視点を得ることができます。行き詰まったときも、スタッフや担任助手に相談できる環境が整っているので、悩みや困りごとを解消しながら総合型選抜の準備ができました。ピリピリとした空気は一切なく、みんなで高め合いながら孤独にならない雰囲気を作り上げる風土が、とても温かくて良い環境でした。 早稲田塾は、総合型選抜の専門塾はもとより、人財育成としての塾だと感じました。受験の小手先のテクニックではなく、表現力や思考力など、根本的な人間力というものを養えました。早稲田塾での受験対策を通じ、人間としての厚みを増すことができたと実感しています。
――【将来の〈夢〉】“写真の美”を世界に発信する研究者兼写真家になりたい!
将来の夢は、「“写真の美”を世界に発信する研究者兼写真家として活動する」ことです。そのためにSFCでは、脳科学や感性の数値化を専門としている教授の研究室に入り、「人はどんなところに美を感じるのか」というメカニズムを学びたいと思います。