外資系企業と国内企業のマッチングで
日本の観光産業を盛り上げていきたい!

第43期生

上野 陸駆(うえの りく)くん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 本郷高校
部活 社会部
夢・目標 コンサルタントとして持続可能な観光を実現する

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 慶應義塾大学
学部 総合政策学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】フランス留学中止でなくなった気力を、受験勉強で取り戻そう!

高2のとき、フランスに留学する計画を立てていました。でもコロナ禍で中止に…。それでいろいろなことに気力が無くなって、数カ月間を無為に過ごしてしまったんです。でも、このままじゃ駄目だ!立て直そう!と、大学受験のための塾を探し始めました。一般の塾も見ましたが、部活の顧問から総合型選抜の話を聞き、早稲田塾も体験してみることに。そのときに僕の部活での活動が総合型選抜では評価されると聞き、また実際に部活の先輩が総合型選抜で合格していたので、自分に向いているかな、と。一般との両立を考えていたので、「東進講座」がある早稲田塾なら一般対策もできるし、もちろん総合型選抜指導には定評があるし、自分にとっては良い環境だな、と考えて入学したのが高2の冬でした。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】迷走しがちな僕の“軌道修正”をしてくれた

僕は高校で「社会部」という部活に所属しています。「未来のリーダーを育てる」という主旨のもと、ビジネスコンテストなどに参加したり、フィールドワークをしたりしています。あるとき部活で参加したのが、鹿児島県鹿屋市が主催する「かのや100チャレ」という大会でした。鹿屋市が抱える100の課題を解決する方法を、全国の中高生が考えるという内容です。そこで僕は、「地域活性化」というテーマに出あいました。僕の祖父母は北海道恵庭市に住んでいます。そこも鹿屋市と同じようにシャッター商店街が増え、人口がどんどん減少することが予想されている。「かのや100チャレ」で取り組んだ地域活性化の課題は、他人事じゃないんだ、と強く感じました。

総合型選抜の研究テーマとしても地域活性化を主軸に取り組んだのですが、地域活性化と一口に言っても、いろいろな切り口があります。観光、産業、経済…。どれにも興味があったので、まとめきれずに迷走するばかり。そんなとき助けてくれたのが、早稲田塾の講師やスタッフでした。「慶應義塾大学SFCの総合政策学部に入りたいのだったら、総合政策学部での学びにつなげられるように」「今の内容だと経済に寄りすぎている」など適切なアドバイスをくれ、あちこちに思考が飛びがちな僕の“軌道修正”をしてくれました。さすがはSFCの合格実績がある早稲田塾ならではの指導だな、と感謝しています。

――【早稲田塾での〈生活〉】「スーパー高校生」に刺激されてモチベーションアップ!

早稲田塾の授業やそこで出来た友達は、とても刺激的でした。「総合型・学校推薦型選抜特別指導」の「SDGs探究学習プログラム」では、授業の中で“ベストアンサー”を選出します。僕はどうしてこの回答がベストアンサーに選ばれたのか、を毎回じっくりと観察しました。すると、時事ネタを取り入れていたり、物事を多角的な視点で捉えていたりする回答が選ばれる傾向にあることに気づきました。僕はつい単一的な思考に陥ってしまいがちだったので、この気づきは大きかったですね。それ以降、ニュースを注意深く扱うように。ニュースを表面だけで捉えず、「これは自分のテーマである地域活性化にどう結びつくのか」と考える習慣がつきました。

自分自身は、地域活性化についてはかなりやってきたという自負があります。でも早稲田塾の生徒はみな、すごい実績や資格を持っていて「こんなスーパー高校生みたいな人たちが実在するんだ?!」と驚くばかり。僕は今から頑張っても彼らみたいな資格は取れないけど、自分のテーマでは人とは違う、すごいことをやってみよう!というモチベーションになりました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】“ダメ出しの嵐”によって自分が磨かれた

「総合型・学校推薦型選抜特別指導〈提出書類作成〉」で作成した書類は、それはもう完膚無きまでのダメ出しの嵐!ロジックが通っていない、この表現は間違ってる、そもそもこの方法は地域活性化につながるの?などなど…。でもそれぞれの指摘は納得できるし、自分には無い視点からのツッコミはとてもありがたい。オンライン授業だから、普段は会えない人からも幅広い意見が聞けるのもよかったです。数多のダメ出しで書類を書き直して、磨き続けて改善したからこそ、合格につながるものが出来上がった。早稲田塾には感謝しています。

――【将来の〈夢〉】持続可能な地域観光の発展に取り組む

北海道のニセコは、かつては日本企業がスキーリゾートとして開発をしましたが、バブル崩壊後は衰退の一途。しかし後に外資系企業が入ったことで、観光地として立て直すことができました。日本の観光業は外資系企業を排除しがちですが、特にヨーロッパの観光企業はエコツーリズムや環境保護、地産地消などその土地に負担をかけない方針のところが多く、ノウハウもたくさんあります。それらは日本の観光業の発展に、多いに貢献すると思います。

僕は将来、外資系企業と日本の観光地が共存できる“基準”を見出し、その土地に持続可能な地域観光を実現させたい。地域に根ざしたコンサルタントとして働き、その土地を盛り上げていくこと。それが、今の僕の夢です。

私の「本郷高校 自慢」

「文武両道」を謳っている学校です。「武」は主に、クラブ活動。みな勉強とクラブ活動を両立させていますね。自慢できるポイントは、坪内逍遥作詞・信時潔作曲による校歌。かっこいい曲で、歌っていて楽しいです。

私の「慶應義塾大学 総合政策学部 現役合格アイテム」

SFCのパンフレット

高1のときに訪れた慶應三田キャンパスで、さまざまな学部のパンフレットをもらいました。そのうちの1冊です。これを見て、自由な学びと自然豊かな環境に憧れ、「この大学に行きたい!」と強く思いました。勉強に疲れたときには眺めて、モチベーションを高めていました。

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