慶應FIT挑戦を決断!講師のアドバイスで研究テーマ発見

第41期生

永井 帆南美(ながい ほなみ)

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 桐朋女子高校
部活 なし
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 多様性ある社会づくりに貢献

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】早稲田塾に通っていた姉にすすめられて

姉が早稲田塾にお世話になり、AO入試で現役合格を掴みました。姉は、 英語が好きだった私に「英語特訓道場っていうおもしろい授業があるよ」とすすめてくれたのです。俄然、興味が湧いて、高校入学直前に通い始めました。

ただ、入学した当初は、AO入試自体には後ろ向きでした。姉は勉強と並行してずっとフィギュアスケートを続けており、きちんと実績も残してきた実力者。それに比べて私は、確たる実績も経験もない。スタッフからAO入試の話はしていただきましたが、コツコツ勉強を続けるのが好きなこともあり、どういう方向で大学受験に臨むかは決めかねていました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】慶應の魅力に気づいた「慶應義塾小論文」

AO受験を意識したのは、高2になり「AO・推薦入試特別指導」が始まってから。最初はなんとなくでしたが、「慶應義塾小論文」を受講して意識が変わりました。とにかく“学び”がすごい!論文の作り方、読解力はもちろんですが、課題に対して自分の気づきや関連するニュースなどをまとめる「まとめノート」を作ったことで時事の知識量もグンと増えました。これは結果的に、慶應義塾大学・法学部のFIT入試二次試験の論文対策にとても役立ちましたね。また、予習・講座・論文提出・添削という1週間の流れがしっかり決まっていて、講師からもタイムマネジメントを意識するよう最後まで言われました。そのおかげで、すべての勉強においても時間の使い方が効率良くなったと思います。

周りの塾生もやる気があり、そんな人たちに交じって勉強するのが本当に楽しかった。慶應の入試問題を解きまくり、大学の魅力を聞いているうちに、「慶應に行ってみたいな」という意識が自然に芽生えていきました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】英語の基礎力、ライティング力が高まった

期待に胸を膨らませていた「英語特訓道場」は、やはり受講して良かったです。授業のはじめにあるレビューテストで「絶対に満点を取る!」と目標を立てていたので復習のクセもついたし、それで英語の基礎力がアップしたと思います。また、集中して単語を覚えることで長文がストレスなく読めるようになり、 最終的には、英検準1級、IELTS 6.5を獲得することができました。古文は最後まで苦手でしたが、おそらく「英語特訓道場」と同じように集中して助動詞を覚えていけば良かったんでしょうね(笑)。

「TOEFL講座」も楽しく受講していた講座の一つ。ライティングの授業では講師に添削してもらったものを徹底的に見直し、書き方を定着させていきました。英検準1級のテストに「TOEFL講座」で教えてもらったフレーズが出てきたときは、舞い上がりました!

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】研究テーマを導いてくれた講師のアドバイス

慶應義塾大学法学部の「政治学科」を希望したのは、生活に密着する社会や政治のことを知るのは生きていくうえで役に立つだろうと感じたから。正直、その知識を活用して偉い人になろうとか、そういう大それた思いは今もありません。

熱量が足りなかったのかもしれませんが、志望理由書の核となる、大学で学びたい「研究テーマ」の確定には最後まで悩みました。漠然と“選挙制度”にしようというのはありましたが、ジェンダーを絡めようか、小選挙区制度問題で多様性を追求していくかなど、深堀りのポイントが最後まで見えずにいたんです。悩みながら、FIT入試の3日間集中講座で講師に相談したとき、「小選挙区比例代表並立制」についてお話しいただきました。「面白い!」と感じてすぐに飛びつき、ギリギリで書類を完成させることができました。

――【後輩に〈ひと言〉】やらないと損!早稲田塾ならではの貴重な体験

AOと一般入試のはざまで悩んだり、研究テーマに悶絶したりいろいろありましたが、早稲田塾の講座は楽しく受講していました。得られる学びにも満足していたけれど、早稲田塾でしか味わえない体験も貴重だったと思います。たとえば「未来発見プログラム」。私は「ネゴシエーション アンド リーダーシップ プログラム」に参加しました。交渉学を理解する授業で、交渉のマネジメントや問題解決法を教えてもらい、グループディスカッションなどを通してみんなで知識を深めました。思った通り将来役立ちそうな内容でしたが、それより、講師に慶應義塾大学法学部の田村次朗教授をむかえ、高校生のうちに大学さながらの授業を受けることができたのが刺激的でした。こうした経験をすると、大学がより身近な存在に感じられて受験へのモチベーションが上がると思います。

――【将来の〈夢〉】大学4年間で掴みたい

大学では研究テーマをもっと深めていきたいとは思っています。でも、具体的な夢までは描けていません。社会貢献と一口に言っても、NGOやNPOだけでなく、一般企業だって存在じたい社会貢献しているのかもしれない。私にはまだよくわかりません。そういう意味では、多様な人が集い、自由な校風の慶應義塾大学に進学できるのは幸いでした。4年間かけて、将来の夢を見つけたいと思います。

私の「桐朋女子高校自慢」

行事は何でも全力投球ですが、特に体育祭が熱いです。学年全員が一体となる瞬間が好きですね。また自由な校風で、個性的な生徒が多くさまざま刺激をもらえます。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

お守り、ファイル

お守りは夏休み直前に、家族・友達からもらったもの。勉強机の上に飾り、「応援してくれている人がいる」ということを忘れずに勉強に取り組みました。ファイルはFIT入試の2次対策用です。特に試験直前の1週間はひたすら論文を書きまくり、このファイルを毎日持ち歩いていました。2次試験の対策がすべてこのファイルに詰まっています。

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