早稲田塾での学びを最大限に活かし 憧れの東工大に現役合格!

第41期生

川橋 星奈(かわはし せいな)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 鷗友学園女子高校
部活 理科部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 プログラミング全般の専門家

進学情報

受験方式 AO・推薦入試
大学 東京工業大学
学部 情報理工学院

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】憧れの東京工業大学にどうしても入りたくて

早稲田塾に入学したのは高3の4月。友人のお母さんから「早稲田塾でAO入試の説明会があるらしい」と教えていただき、参加したのがきっかけです。

小学3年~6年まで、家庭の事情により韓国で生活していました。そのため日本の受験事情がよくわからず、帰国後に母親と一緒に様々な大学を訪問。そのとき、特に気になったのが東京工業大学です。広大できれいなキャンパス、学生はとてもまじめな印象で、ここは学問について真剣に話し合える環境だな、と感じました。どうしても東工大に行きたかったので、少しでもチャンスを増やそうと、早稲田塾でAO対策を始めました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】学部と大学院が統一された教育システム

東工大はもともと、9割の学生が修士課程に進む大学でした。そのため2016年から、学士・修士・博士の教育カリキュラムを切れ目なく一貫させた教育体系がスタート。学生にとっては学びの展望が持ちやすくなり、専門性を究めやすい環境です。

私はプログラミングに興味があるので、情報理工学院を選びました。通常、情報系の学部でプログラミング言語を学ぶときは「この言語はどういうもので」と一つひとつ教えてもらうことが多いと思います。でもプログラミング言語は似た特徴をもつものがたくさんあるので、それらを型で動かしてシステムを動作させるイメージ。その点、東工大の情報理工学院は、型について理論からきちんと教えてくれるので、とてもわかりやすいと思いました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】早稲田塾のメリットを活かして書類を完成

東工大のAO入試は、まず活動実績報告書・志望理由書が必要で、一定の倍率を超えると、センター試験で700点以上通過した人の中から書類選考されます。私は活動実績報告書で、自分の体験談をもとに、初心者でもわかりやすいプログラミングの教材を体系化しました。

作業自体は、自分の好きなことをやっているのでそれほど苦ではありませんでした。でも、これを規定の文字数内に納めるのがとても大変。「AO・推薦入試特別指導」の講師には内容の取捨選択、かつ論理に飛躍がないかを細かくアドバイスいただきました。また、内容に厚みを持たせるために、「Life Is Tech!(ライフイズテック)」という中高生向けのプログラミング教育事業を手掛ける企業に取材へ。ライフイズテックは新宿校で知り合った先輩から教えていただき、おかげで書類の精度が高まったと思います。

私が早稲田塾に求めていたのは、学校やふつうの塾では絶対に得られないこうした人脈と情報です。そういう意味では早稲田塾に入ったメリットは十分活かせたと満足しています。

――【後輩に〈ひと言〉】「グループミーティング」は面接対策に効果的!

東工大の2次試験の面接は、昨年度から内容がガラッと変わりました。一人の学生に対して面接官が5人、「基本的に活動実績報告書に記載した研究のことしか聞かれない」と、高校の先輩から聞いていました。自分自身のことならともかく、わかっているつもりの研究内容のことなど対策のしようがなく、正直、想定質問ゼロの状態で本番を迎えたんです。

やっておいて良かったなとつくづく思ったのは「グループミーティング」ですね。時には抽象的な問いに対しても時間内に回答を用意することで、かなり瞬発力が鍛えられました。本番では矢継早に、私が研究で書き切れなかったことをすべて聞かれたのですが、自分が思ったことを的確に表現し、相手に伝えられたのはこの講座のおかげだと思っています。

――【将来の〈夢〉】プログラミングで社会的問題を解決したい

当面の目標は、活動実績報告書で提出した、プログラミングの新しい教材の体系を完成させることです。しかし、現代社会においてプログラミングが解決できる問題はもっともっと幅広くあります。将来的にはプログラミングを含め、あらゆる手段を使って、社会的問題を解決していくことをライフワークにしたいです。その夢をサポートしてくれるのが、東工大だと思っています。

私の「鷗友学園女子高校自慢」

中高一貫校で英語に力を入れています。中学3年間の英語の授業はオールイングリッシュ。全体の10分の1が帰国子女で、私の英語力も相当鍛えられました。

私の「東京工業大学 情報理工学院 現役合格アイテム」

MacBook Pro、まとめノート、書籍

MacBook Proは中学3年で購入したもの。プログラミングの検証や報告書作成にフル稼働でした。まとめノートは入試直前に作成。研究の大事なポイントを記載したり、自分なりの考えを書き留めて本番で見直せるように。書籍は、プログラミング教育がIT人材の傾向と絡んでくるので、業界の最新事情を頭に入れておきたくて購入しました。

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