AO・推薦入試で志望校への強い気持ちを身につけ、一般入試で京大に合格!

第41期生

小坂 恵(こさか めぐみ)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 豊島岡女子学園高校
部活 コーラス部
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 図書館の活性化に貢献する人財になる

進学情報

受験方式 一般入試
大学 京都大学
学部 法学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】説明会で初めて自分の「個性」を発見!

高校2年生の終わりごろ、母に連れられて早稲田塾の説明会へ。当初のAO・推薦入試のイメージは、特別な人や、小さいころから何かを極めたすごい人が受験するというイメージで、「私に個性は全然ない」と思っていたので一般入試のみを考えていました。でも説明会でスタッフに趣味や好きなものについて話してみたところ、「面白いし、個性になるよ」と言われて、「私が受けてもいいんだ」「受けてみたいな」と思うように。この塾に入ったら大学受験に高いモチベーションを持って向かうことができるかなと、入学を決めました。

「面白い」とか「個性がある」と言ってもらったことが初めてで、今でも印象に残っています。あのとき説明会に参加していなかったら、今ごろ京大に合格できていなかったと思います。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】当初は「京都に住みたい」からスタート、最後は確固たる理由に

小学生の時から本や図書館にかかわる仕事に就きたいと何となく思っていたのですが、受験につながるとは思っていませんでした。早稲田塾では、何か言うと、「なんで?」と掘り下げられるので、なんとか言語化してみることを繰り返していく中で、本や図書館について自分のやりたいことが深くなっていきました。最初は言葉にできなくてもどかしかったのですが、だんだんと一人で考えるときも「なんでかな?」と理由を考えるように変わりました。

たどり着いたのは、「公共政策という面から図書館の活性化について考えたい」という志望理由。日本では図書館に行く人が減少しているといわれますが、例えばスウェーデンの図書館では、本を元に料理を作れるスペースがあるなど、地域の人が集まってくる施設になっています。日本でも地域の人が集まる新しい形の図書館を作ることで、図書館の活性化だけでなく家庭環境の問題など、さまざまな問題解決に役立つと考えました。

最初はただ「京都に住みたい」というだけでしたが、AO・推薦入試の対策で興味のある図書館について調べる中で「京都の昔のものを残していくという京都の考え方は図書館とも繋がる」「日本初の図書館は実は京都にある」などの事実もわかり、「自分の好きなことは京都大学に行かないと学べないな」と、行きたい理由がハッキリしました。当初の京都に住みたいだけでは、ここまで頑張れなかったと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】基礎学力に加え発想力・英語力・記述力が身についた

私大のAO入試も受験したのですが、その対策で日本小説の英語版を研究したり、英語で書類を書いたり、面接で言いたいことを話す練習をしました。京大の英語では、長めの日本語を英語にする問題や、自由英作文を書くので、私大対策で力をつけたことで最終的には英語が得点源になりました。

また、量を書かされる京大の国語に対しては、論文の授業で文章を読んで書く練習をしていたのが役に立ちました。授業では社会問題や世界の情勢を知れたし、長い回答を書くこと自体に慣れたのが良かったです。

更に、センター試験に向けては、「東進講座」の「センター試験過去問演習講座」に助けられました。1回解いた問題をもう一度解く方針にしたのですが、入力したらすぐ採点してくれて記録が一覧で見られるので、1回目では70点だったのが2回目では100点に、など効率的に点数の管理ができました。どうしてもわからないところだけ解説を受講するなどして苦手な分野を中心に対策することで、センター本番では12月の模試から100点以上アップ!88%(900点中795点)を得点することができました。

――【後輩への〈メッセージ〉】信念があれば勉強は頑張れる

大学入試に合格する秘訣は、自分がやりたいことをはっきりさせて信念を持つこと。志望校に行きたい気持ちが強ければ強いほど頑張れると思うので、気持ちが一番大事だと思います。

早稲田塾に入ったころの私は、自分の成績から「まぁ無理かもな」と、第一志望の京大を諦めかけていました。しかしAO・推薦入試受験を通し自分がなぜ大学に行くのか真剣に考えたので、それを軸にして気持ちを強く持ち、頑張ることができました。結果的には一般入試で京大に合格しましたが、AO・推薦入試を受験して本当に良かったと思っています。

「こんな大学行けるわけない」と思っても、目的をはっきりさせて頑張る理由を見つけられたら可能性がある。自分のやりたいことに基づいてチャレンジしてほしいです。

私の「豊島岡女子学園高校自慢」

本当に恵まれた環境でした。周りの友達は、勉強も勉強以外にもやりたいことに一生懸命で、先生も生徒のやる気に応えてくれます。やる気さえあればどこまでも頑張れる環境が整っていて、部活をやりつつ勉強も頑張れました。職員室にも気軽に入れるので先生との距離が近く、そこは早稲田塾とちょっと似ているかも?

私の「京都大学 法学部 現役合格アイテム」

お守りとノート

早稲田塾からもらった太宰府天満宮の御守りです。色違いを自分で持っていたので、2つカバンにつけていました。ノートは、受験に関する全てを書いたもの。AO指導で言われたことや考えたことを書いたり、自分が間違えたものをまとめて時間があるときにテストしたりしていました。

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