生徒会活動から地方自治に興味を 持ち、慶應法学部に現役合格!

第42期生

難波 弥月さん(なんば みづき)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 桐光学園高校
部活 合唱部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 住民参加の地方自治で街を活性化する

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]友人のすすめで入学。AO入試は私に向いている!

私が早稲田塾に入学したのは、高2の1月です。すでに早稲田塾に通っていた友人から、「向いていると思う」とすすめられ、説明会に参加したことがキッカケ。生徒会活動に力を入れ、人前に立つことを経験してきた私にとって、AO入試は自分の力を活かせるチャンスだと感じました。

――[タメになった〈授業・カリキュラム〉]ディスカッションを通して成長できた

特に印象的だった授業は「SDGs探究学習プログラム」です。学外活動として所属している学生討論団での経験から、人と話し合うことで自分の意見が深まり、自分自身が成長できることを知っていました。当初は対面授業でしたが途中からオンラインに切り替わり、友達と雑談できなくなったことを少し寂しくも感じました。でも校舎に縛られない授業形態に変わったことで他校舎の塾生と知り合うことができ、より多くの意見を聞くことができた。これは大きなメリットだったと思います。

また「FIT入試対策講座」では、慶應義塾大学法学部を目指す生徒だけで専門的なテーマをディスカッションできるので、自分自身の知識を高めることができたと感じています。

「提出書類作成講座」では、生徒同士がお互いの志望理由書を丁寧に読み、気になった点を指摘する。それを受けて、納得できたところは直すし、譲れないと感じるところは伝わるように工夫する。一方的ではなく、自分で常に考えた上で手を動かすので、納得のいく志望理由書が完成しました!

――[刺激的だった〈未来発見プログラム〉]「感情を伝える話し方」が身についた

未来発見プログラムは、賢プロダクションの声優やアナウンサーの方から表現力を学べる、「スーパーブロードキャスタープログラム」に参加しました。「楽しそうだから」と受講をしたのですが、アナウンサーや現役声優の方から「自分の喜怒哀楽、感情が相手に伝わる話し方」について指導をしていただき、それが面接に大いに役立ちました。オンライン授業だったのですが、併願校でのオンライン面接ではカメラ越しに話すことに慣れていたので、スムーズに対応することができました。

――[大学・学部を選んだ〈理由〉]議会広報誌をキッカケに地方自治に興味を持った

小5のときに学級委員になり、生徒のための企画を話し合って考え、実行することの楽しさを知りました。中学で桐光学園に入学してからは生徒会に入り、高1で副会長、高2では生徒会長に。生徒会活動では、生徒と学校とのコミュニケーションツールとして広報誌を活用していたのですが、その中で他の団体の広報誌に興味を持つようになり、そこから「議会広報誌」に着目。議会広報誌は、町や市、県議会などが住民との情報交換のために発行しているものです。新聞のようにモノクロで一方的に意見を伝えるだけのものもあれば、パンフレットのようにカラフルで読みやすく、また市民との交流を行っているものもあり、様々な形態や内容がありました。読み比べていくうちに、議会広報誌を研究することで地方政治の問題が見えてくるのではないかと思うようになり、そこから政治学科に進学して地方政治について学びたいと考え始めたのです。

――[早稲田塾で〈学んだこと〉]夢を諦めず、第一志望に挑戦する!

慶應義塾大学の法学部は人と人との関わりを大切にしていることが、建学の精神やパンフレット、ホームページなどからもわかりました。また地方政治や民主主義研究だけでなく、メディアについて学ぶカリキュラムもある。ここに進学したい!と思いましたが、当時の私にとっては手の届かない憧れの存在でした。しかし早稲田塾に入学して同じく慶應法学部を目指す生徒たち、また応援してくれる講師やスタッフに出会ったことで「挑戦できるのではないか」と思えるように。もし早稲田塾に入っていなかったら、きっと「私には無理」と勝手に決めつけて諦めてしまっていたでしょう。でも、夢を諦めずに努力できる仲間や環境を早稲田塾が与えてくれたから、合格することができました。本当に、早稲田塾には感謝しています。

――[将来の〈夢〉]住民自らが街を活性化できる環境づくり

将来は、広報活動を通して住民が自ら街を活性化できるような環境づくりをしていきたいと考えています。具体的にどのような職業に結びつくのかはまだわかりませんが、大学で地方自治やコミュニケーション方法についての知識と経験を深め、しっかりと考えていきたいと思います。

私の「桐光学園高校自慢」

中高一貫校で生徒が3000人、先生も200人以上いるマンモス校です。規模が大きいので、部活や委員会など様々な種類があり、その中で自分にあったものを選ぶことができます。男女共学ですが、授業は男女に分かれて行う「別学制度」をとっており、それぞれの特性に合わせたカリキュラムになっています。自分に合ったものを提供してくれる学校です。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

ノート、お守り、メッセージ

生徒同士のメンタリングで指摘されたことを書きなぐったり、自分が調べたことをまとめたりした、AO入試用のノートです。お守りは、父からもらいました。メッセージは入試前日に早稲田塾の担当講師からいただいたもの。これを受け取ったことで「いよいよ本番なんだ」と実感し、気持ちが昂揚しました。

フォトギャラリー