未来発見プログラムで実績を積み、憧れの慶應法学部に!国際派弁護士を目指す

第42期生

長谷川 莉来さん(はせがわ りら)

通塾情報

出身校 四谷校
出身高校 東洋英和女学院高等部
部活 合唱部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 国際派弁護士

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 慶應義塾大学
学部 法学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】ポートフォリオ対策として入学。AOは考えていなかった

中学生の頃から漠然と慶應義塾大学に憧れていて、一般受験で挑戦しようと考えていました。高1の夏休みに受けた「全国高校統一テスト」の試験会場がたまたま早稲田塾四谷校で、答案返却時に早稲田塾の説明も一緒に受けたんです。ちょうど私たちの入試から一般入試にも「ポートフォリオ」が重視されると聞いていたので、早稲田塾ならその対策ができると思い入学を決めました。

AO入試については、それまでは全く考えておらず、他塾にも通っていました。しかし、学校や部活との両立もあり「どちらかに絞らないと、どっちもおろそかになる」と思い、途中から早稲田塾一本に。AO対策に集中することを決めました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】「世界塾」で自ら発信する大切さを学んだ

早稲田塾では、色々な未来発見プログラムに参加しました。スタッフには「一番プログラムを経験している生徒」だと言われたくらいです(笑)。「FASID国際開発プログラム」「スーパーリーガルマインドプログラム」、「竹中平蔵 世界塾」と夏休みの「竹中平蔵 世界塾 世界を知るサマースクール in香港」に参加しました。

特に印象に残っているのは、香港のサマースクールです。ちょうど逃亡犯条例反対のデモ活動のタイミングで、日本ではこのような大規模デモを見たことがなかった私には衝撃的でした。そして、改めて政治の大切さや、法律に対して自ら発信していくことが大切なんだと考えさせられました。「世界塾」は毎週日曜日に行われていましたが、その時々のニュースを竹中先生の“生の声”で解説していただきました。それまでの私は、自分から積極的に新聞を読んだりニュース番組を観たりすることはなかったのですが、このプログラムを受けて世界情勢を学ぶ面白さを知ることができたと思います。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】小論文への苦手意識が払拭できた!

高1の冬から「慶應義塾小論文」を受講しました。私は小論文が苦手で、最初のうちは「自分には向いていない」と思って緊張していたのですが、この授業がとても面白かった!講師は関西の方で、一人でボケとツッコミをやっているような感じで思わず話に聞き入ってしまう。教え方が上手いから小論文への苦手意識がなくなり、楽しんで授業を受けられるようになりました。授業では、文章の書き方や構成についてはもちろんですが、論証の“ネタ”になるような時事問題などについてわかりやすく教えてくださいました。授業をキッカケにして気になったトピックは自分でも調べるようになり、知識が深まりました。

――【早稲田塾での〈生活〉】オンラインでも友人と切磋琢磨して書類を仕上げた

3月からオンライン授業になり、今までずっと対面でやってきたので不安もありましたが、早稲田塾の臨機応変な対応には安心できました。友人とも会えなくなってしまったのですが、サマースクールでできた他校舎の友人とZOOMを活用して志望理由書を見せ合って意見を交換したり、たまには息抜きでゲームしたり(笑)、コミュニケーションを取り続けていました。自分とは異なる志望の子から新たな視点での気づきを得て、いつも刺激をもらっていました。

早稲田塾で得た一番大きなものは、友人かもしれません。私は学校ではうるさいタイプなのですが、塾では「私の意見が合っているのかな」と不安になって、あまり積極的ではありませんでした。でも「世界塾」で、毎回手を挙げて質問している生徒の姿を見て素直にすごいと思ったし、尊敬できると感じました。そのような生徒たちと切磋琢磨できる早稲田塾という環境は、私にとって本当に大きなものだったと思います。

――【後輩に〈ひと言〉】AO入試は誰にでもチャンスがある。チャレンジしよう!

早稲田塾に入る前の私は、AO入試で合格するためには人とは違う“一芸”が必要だと思っていました。自分には関係ない、遠い世界のものだという印象だったのですが、早稲田塾に入ってその認識を改めました。ほとんどゼロの状態でスタートした私でも、未来発見プログラムなどを通して、自分の本当にやりたいことを突き詰めて考えることで、将来の夢がはっきりとしました。AO入試に興味があるなら、早稲田塾の環境を活用してチャレンジしたほうが絶対にいい!

また、もし部活をやっているなら続けたほうがいいと思っています。勉強との両立は大変ですが、私は最後まで部活をやり抜くことで、粘り強さや忍耐力が身につきました。

――【将来の〈夢〉】弱い人たちの立場を守れる弁護士になる

高1の春に、貧困層支援のボランティアに参加してフィリピンのセブ島を訪れました。そのときスラム街で生活している人々に出会ったことで、困難な状況にある人達を守るための活動がしたい、と考えるように。

私の将来の夢は、人権を守る国際派弁護士。大学では国際法を学べるフランスやドイツ、またフィリピン大学にも留学して、幅広い法律の知識を身につけたい。そして、弱い立場の人たちを支援できる弁護士になります。

私の「東洋英和女学院高等部自慢」

建学の精神である「敬神奉仕」の言葉通り、ボランティア活動などに熱心な学校です。他人のためになにかできないかと考える機会が多いので、私も今のような夢を持てたのだと思います。また、英語の授業内容が充実していて、生徒も勉強熱心なので「私もやらなくては」という刺激をもらえます。

私の「慶應義塾大学 法学部 現役合格アイテム」

FITまとめファイル、お守り、突破短冊

「慶應義塾小論文」では授業のまとめノートを作るのですが、それと同じ形でFIT対策講座用のファイルも作っていました。第一志望校の過去問なので、取り組む姿勢にも熱が入りました!小論文が苦手な私でしたが、講座では優秀者論文に選ばれたこともあり、とても嬉しかったです。お守りは、祖母や早稲田塾でいただいたものと、慶應三田キャンパスのすぐ近くにある福沢諭吉ゆかりの神社のもの。突破短冊も早稲田塾でいただきました。

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