
思考することの重要性を早稲田塾で学んだ これからのグローバル社会のあり方を考えたい
木野村 遼くん(きのむら りょう)
通塾情報
出身校 | 青葉台校 |
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出身高校 | 桐蔭学園高校 |
部活 | 吹奏楽部 |
タイプ | AO・推薦入試対策が目的 |
夢・目標 | 経済の視点からグローバル社会のあり方を考える |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜(AO入試) |
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大学 | 立教大学 |
学部 | 経済学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】部活の先輩の勧めで入学。AOで自分の思考力を活かしたい
早稲田塾青葉台校には、桐蔭生がたくさん通っています。部活の先輩も通っていて、僕に合うんじゃないかと勧めてくれたのが入学のキッカケです。当時は一般受験しか考えていませんでしたが、説明会でAO入試について話を聞き、面白そうだな、と。漠然とAO入試はもっと複雑なシステムだと思っていたのですが(笑)、自分の思考力を活かせる入試だと知り、イメージが変わった。そこから、AO対策メインの受験勉強に切り替えました。
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】聴く力・話す力が身についた
人前で話すことは苦手ではありませんでしたが、「SDGs探究学習プログラム」は最初のうちは大変でした。でも、チームで話し合って解答を作る作業は刺激的で、楽しかった。それまでの僕は一方的に話したり聞いたりしかしていませんでしたが、この授業を通じて人の意見を聞いて取り入れるという「傾聴の姿勢」が身についたように思います。
また未来発見プログラムでは「日テレ式『伝える力』講座」に参加しました。自分の「伝える力」はまだまだ未熟だと思ったことが受講の動機ですが、プロの方がテレビという限られた枠の中でいかに工夫しているかを学び、とても勉強になりました。受験した大学の中にはビデオ審査を課すところもあったので、大いに活用できました。
――【早稲田塾で〈学んだこと〉】思考力の重要性を学んだ
早稲田塾の生徒は、みなそれぞれ追求したい研究テーマがある。僕は、それを聞くのがとても好きです。彼らの熱意や思考力に惹かれるし、自分もこうなりたいという憧れもある。切磋琢磨できる良きライバルで、メンタリングを通して鼓舞し合いました。面接練習のとき、僕の話し方のクセについて友人から色々指摘を受けたのが衝撃的でしたね。みんな、観察力がすごいな、と。早稲田塾では、本当に素敵な仲間ができました。
僕はおっとりした性格で、特に世の中に危機感を持つことなく生活してきました。でも早稲田塾に入り、小論文講座などで社会問題に触れるにつけ、「この問題を解決しなければ」という焦燥感にかられるようになったんです。どうすれば解決できるのか?思考停止してはダメ。思考停止した瞬間に、文章が書けなくなる。思考することの重要性が、早稲田塾で学んだ最大のことかもしれません。
――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】担任助手の言葉に助けられた
担任助手の手厚いサポートにも感謝しています。なかなか筆が進まないとき、一緒になって調べたり考えたりしてくれた。迷惑をかけて申し訳ないなと思っていたら、「私もこの機会に知らなかったことを知ることができて、成長できた。ありがとう」と言ってくれたのです。頼ってもいいんだ、とホッとしました。このような言葉があったからこそ、困ったときにはすぐに相談できる関係性が築けたのだと思います。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】多角的視点からグローバリズムを考えたい
僕は小学3年生までアメリカで生活していたので、漠然と国際的な仕事や研究に興味を持っていた。改めて自分の興味について掘り下げ、出会ったテーマがグローバリズムについて。それを法学から、もしくは経済から考えてみたい。だから志望学部は、法学部と経済学部の二本立てでした。
立教大学には、ずっと憧れがありました。徹底したリベラルアーツ教育を実践していて、経済だけでなく法律や心理学など幅広く学べる。グローバリズムについて多角的な視点から学びたいと考える僕にはピッタリの大学です。
――【将来の〈夢〉】世界を、社会を、良くしたい
今、特に興味を持っているテーマが「アメリカの自国第一主義」について。僕が住んでいた頃は、アメリカは自由経済の旗振り役だった。だからトランプ元大統領が自国第一主義について打ち出したときは衝撃を受けました。調べると、1980年代から自国第一主義を支持する声はあったらしい。これが今後どのように世界に影響を与えていくのかを研究したいと考えています。
将来の夢は、まだ漠然としていますが、国際的なビジネスに関わりたいと思っています。でも、社会を良くするという点では公務員もいいかな…と思ってみたり(笑)。在学中に資格取得などに挑戦しながら、じっくり考えたいと思います。