念願の国立大医学部に合格! 脳の仕組みを解明したい

第37期生

日高のぞみ(ひだかのぞみ)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 渋谷教育学園渋谷高校
部活 バスケットボール
タイプ 部活動、生徒会など学校行事と両立
夢・目標 医師になって脳の研究をする

進学情報

受験方式 公募制推薦
大学 浜松医科大学
学部 医学部

──[入学の〈きっかけ〉]自習のフォローアップ体制と医学部専用授業が決め手

中高一貫校に通っていたので高校受験はなく、部活中心の毎日。私は周りに合わせるタイプで、当時の成績はだいたい平均点くらい。そんな私が早稲田塾に入学したのは、中3の終わりごろでした。 自分ひとりでは勉強できないタイプだったので、母が「ここに通ったらいいんじゃないの?」とすすめてきたのが、早稲田塾だったんです。早稲田塾には、自習の計画を立ててフォローアップをしてくれるプログラムがあり、利用したら学校の勉強に役立つかなと考えたこと、また当時から医学部志望だったので、医学部志望者向けの授業があることも決め手になりました。 

──[私の〈ハイスクールライフ〉]バスケ部中心の高校生活

部活は、中1からずっとバスケ部。私たちが入部したころは「区大会で1勝する」ことが目標の弱小チームでしたが、徐々に力をつけて3回戦までは進めるように。そして私たちの2つ下の代で、区大会で優勝し都大会に進出! 残念ながら2回戦で負けてしまいましたが、それでも誇らしい戦果です。部活動を通じて学んだことは、友達の大切さと、相手の意見を尊重すること。私たちの代は11名いて、お互いに何でも言い合うことにしていたので、しょっちゅう喧嘩もしました。でも相手の意見を尊重しながら意見をまとめていくように努力をしたことで、絆が深まりました。浜松医科大学を選んだ理由の一つが、部活動が盛んだとパンフレットに書いてあったから。大学でもバスケットボールを続けたいです。 

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]「お医者さんになりたい」という漠然とした夢

医師を目指すようになったのは、中学生のころ。バスケ部の活動でケガをしてしまい、手術が必要になったんです。その時お世話になった整形外科のドクターがカッコよくて。小学生の時に、マンガ『ブラックジャック』を読んで医師に憧れていたのもあり、「私もお医者さんになりたいな」と思うように。ただ両親は、本気にしていなかったみたいで(笑)。私はすごく飽き性なので、「今は言っているだけだろうから、飽きるまでは好きにやらせておこう」って。医学部を目指して早稲田塾に入る手続きをする際も、「イヤになったら変えていいよ」と言われたくらいでした。

──[早稲田塾での〈生活〉]新宿校に移籍後もケガで入院……でもテンションはアップ!

高1の時は学校の成績のために受講していたという感じでしたが、高2からは少し受験を意識し始めるように。 普段は自由が丘校に通い、「メディカル小論文」は新宿校へ。そして高2の終わりに、医学部専門授業のある新宿校へ移ったのですが、そこで世界が変わりました。まず、校舎の空気が違う。みんな医学部を目指して真面目に勉強しているし、授業がわかりやすい! さあこれから本格的に受験勉強をしよう! と意気込んでいたら、また部活でケガをしてしまい……。しばらくは部活も塾もお休みせざるを得ませんでした。手術自体は春休みを待って行ったので、春期授業は一切受講できず。スタートから散々でした……。ただこの入院中は、他にすることがなかったのですごく勉強しました。だから退院後は、受験に向けてどんどん気分が上昇していきました!

──[オリジナルの〈勉強法〉]1時間刻みのスケジュールで、飽きずに続けられる

私は飽きっぽい性格なので、やる気には結構ムラがありました。夏休み中に頑張って休み明けの模試で好成績を取ったところ、調子に乗ってしまいダウン。その後盛り返すも、10月に受験した学校に合格を貰ったのでまた油断してしまい……その後のセンター模試の成績が悪くて、かなり焦りました。 
飽きっぽい私の勉強法は、1時間ごとのスケジュールを立てること。1時間毎に、英単語、生物、漢字……とタイムテーブルを作るんです。予定を細かく刻むことで飽きないから、長続きする。計画を立てるのは1週間前のこともあれば前日のこともある、といったユルさなのですが、それをノートにつけて実行することを、高2になったころから続けました。

──[将来の〈夢〉]人間の「脳」の仕組みを知りたい!

今は臨床と研究、両方に興味があります。国立大学を選んだのも、私大と比較して研究環境が整っているから。今やりたいと考えているのは、人間の「脳」について。人間の思考のメカニズムは、まだハッキリと解明されていません。私は幼いころから知りたがりで、「なんで人間は何かを考えているんだろう」と不思議に感じていました。人間の脳について研究して、いずれは認知症の治療法を確立したいと考えています。

私の「渋谷教育学園渋谷高校自慢」

変な人、頭がいい人、面白い人……いろんな個性を持った人がいて、みんな仲が良いです。柔道推薦制度があるので柔道部が強く、北京オリンピックで銅メダルを獲った田中美里選手がOGにいます。あと、女流棋士の竹俣紅さんも卒業生です。

私の「浜松医科大学 医学部 現役合格アイテム」

スケジュールノート、間違えた問題を抜粋したノート

スケジュールは1時間毎に予定を変えて、飽きっぽい私でも続けられるように工夫しました。間違えた問題は紙に書いて、教科ごとにざっくりファイルにまとめてあります。黄色の紙には特に重要な事が書いてあるので、パッと目について確認しやすい。センター試験直前のときも、ずっとこれを見ていました。

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