法律を学ぶために上智へ。将来は大学での学びを活かしたい 第37期生櫻井安莉

第37期生

櫻井安莉(さくらいあり)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 関東国際高校
タイプ 帰国子女の強みを活かす
夢・目標 警察官か検事

進学情報

受験方式 帰国生入試
大学 上智大学
学部 法学部

──[入学の〈きっかけ〉]帰国生入試の実績がある早稲田塾を勧められた

中1から5年間インドネシアに滞在して、高3の5月に帰国。編入した高校で先生に勧められたのが早稲田塾でした。早稲田塾はAO入試や特別入試の合格実績が多く、同級生で帰国生入試を受ける予定の子も通っていました。私も中3のときから、大学受験は帰国生入試を受けようと考えていたので、実績のある早稲田塾に決定。受講した授業は「AO・推薦入試特別講座」と小論文、あとは「英単語道場」です。インドネシアでは日本人が学校で習う英単語や英文法を勉強しないので、帰国生は語彙力が低い。また、TOEFLの点数が帰国生入試の受験条件になることが多いので、語彙力は必須。「英単語道場」があって良かったです。 
入学当初は、まずは高校の勉強に追いつけるように頑張りました。夏休みは授業が終わった瞬間に塾を出て遊ぶ日が続きましたが(笑)、徐々に勉強に集中するように。時にはプライベートのことで悩み、「AO講座」の講師に人生相談することも。早稲田塾なしでは合格できなかったと思います。今では、帰国生仲間と感謝の気持ちを込めて「しあ“わせだ塾”」って呼んでいます(笑)。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]本物さながらの「模擬裁判」に大興奮!

早稲田塾のプログラムの一つである「模擬裁判」に参加しました。これが、すっごく良かった。裁判の仕組みを詳しく学ぶ機会はあまりないのですが、この模擬裁判では、陳述書や供述書などの資料も本物さながらで、弁護士役や検事役の人が話す姿を見て「この供述はきっと嘘だな」「自分ならこの嘘をどうやって暴こうかな」って興奮しながら考えていました。以前は警察官になりたかったけれど、初めて検事の仕事を見て「検事もいいな」と思うようになりました。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]思い出深かった勝浦研修とテスト勉強

在校期間は短かったのですが、勝浦研修は思い出深かった。勝浦に別荘のようなキャンパスがあって、1週間滞在。スポーツ大会やカレー作り、近くの施設で障碍者の方とふれ合ったりもしました。場所も経験もすごく素敵で、大きな思い出になりました。思い出深いと言えば、テスト勉強。中学生のときから日本の授業は受けていなかったので大変でしたが、テスト前は授業で使ったプリントを必死で覚えて勉強したら、最初のテストでは学年13位で、1学期期末は6位。「私、頑張ったな」って自分でも驚きました(笑)。

──[大学・学部を選んだ〈理由〉]精神障碍の受刑処遇を変えるために法学を学びたい

インドネシアでの生活を通して、精神障碍者の犯罪に興味を持ちました。母がインドネシアで精神障碍を持った人とのトラブルに遭遇して、それがキッカケで精神障碍者の犯罪について調べたんです。彼らのような受刑者の処遇を変え、更生を促す政策を日本で確立して、最終的には海外に制度ごと輸出できないか。そのためにまずは法律を学びたい。3校受験したのですが、上智の試験はリラックスして受けることができて、お昼休みは木漏れ日の中で優雅にランチ。「この学校の空気は癒される、自分に合っているな」と感じました。

──[将来の〈夢〉]法律の学びを活かした進路へ

大学では、まず法律や警察制度について学ぶつもりです。昔から警察官になるのが夢だったんですよね。たぶんドラマの影響です(笑)。模擬裁判で検事にも興味を持ったので、大学4年間しっかり勉強しながら、将来の方向性を考えようと思っています。

私の「関東国際高校自慢」

帰国生と一般の生徒の人数バランスが良くて、いい具合にインターナショナル(笑)。いろんな人がいて、お互いに差別することなく関わり合っているのが魅力です。

私の「上智大学 法学部 現役合格アイテム」

池上彰さんの時事本

帰国生入試では時事問題について質問されるので、時事総論の本を買ってここ2年間の時事を復習しました。中でも池上彰さんの本は、各ニュースに関連した過去の歴史やご自身の見解も詰まっていて、とてもタメになりました。試験前夜も当日もずっと読んでいて、面接でも役立ちました。

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ミレニアム・ゴール・ポイント

学習時間をポイント換算し、対応金額をマラリア撲滅のために、ミレニアム・プロミスに寄付します。

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