憧れの日芸・写真学科に合格 カメラマンとして音楽にも関わりたい

第42期生

松村 茉奈さん(まつむら まな)

通塾情報

出身校 新宿校
出身高校 桐朋女子高校
部活 オーケストラ部
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 カメラマン

進学情報

受験方式 総合型選抜(AO入試)
大学 日本大学
学部 藝術学部

――【入学の〈きっかけ〉】志望校に合格した先輩を見習いたい!

日本大学藝術学部(日芸)の写真学科に行きたいと、高2の頃から決めていました。早稲田塾に通っていた友人から、「先輩やスタッフに日芸写真の人がいるよ」と話を聞き、AOでチャンスを広げたいと考えていたので入学を決めました。高3になる直前の3月のことです。スタッフから1学年上で日芸写真に合格した先輩が受講していた授業をオススメされたので、それを素直に受講しました(笑)。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】写真なら、ずっと続けられる

私が通う桐朋女子高校には「音楽科」と「普通科」があり、隣の敷地には音楽大学もあります。私は普通科に通っていましたが音楽の授業を多くとっていて、部活はオーケストラ部で打楽器を演奏していました。漠然と音大への進学を考えていたのですが、先輩から「趣味だった音楽が“仕事”に変わる瞬間が辛い」という話を聞き、考え直すように。私にとって、大学で学び、それが仕事になっても辛くないことはなんだろう。そのとき頭に浮かんだのが、写真だったのです。

子供の時に父の一眼レフカメラに興味を持って以来、写真を撮ることが大好き。友人の写真を撮ってSNSにアップして、評判が良いと自信になる。ある時からフィルムの面白さに気づき、もっともっと写真のことを勉強したいと思うようになりました。写真だったら、この先ずっと続けても辛くない!

写真を学べる大学はいくつかありますが、ほとんどデジタル中心で、日芸が最もフィルムの授業が多くあり設備も充実していました。また同じ芸術学部のキャンパスには音楽学科もあるので、好きな音楽に関わる機会が多いのでは。そうして高2のときから、志望校は日芸一本でした。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「大学への小論文」で文章力がついた

「大学への小論文」は講師がなんと日芸写真の卒業生!この講師のアドバイスが、私の受験生活を支えてくれたと言っても過言ではありません。受講当初はほとんど全く書けず、周囲との差に焦るばかり。まずは論文を書く時間を増やそうと、毎日向き合いました。そして講師のアドバイスは忠実に守る。何度も書き直す。本を色々読んで情報をたくさん取り入れる。そうしていくうちに、ある時期から急に書けるようになったんです!小論文の力がついたことで志望理由書も書けるようになり、なんとか軌道に乗ることができました。

――【早稲田塾での〈生活〉】友人の厳しいアドバイスに素直に耳を傾けた

入学して1ヶ月も経たずにオンライン授業になってしまったのですが、わずかながらの校舎生活は楽しかったですね。友達もできて、自習室で一緒に勉強したり。オンライン授業への移行もスムーズで、講師やスタッフが電話をくれて親身になって相談にのってくれたことも助かりました。オンラインでは今まで話したことがなかった生徒との交流もでき、それも自分の糧になっています。早稲田塾生は、物事をハッキリ言ってくれる人が多い。私の志望理由書を読んで「なぜこの大学に行きたいのか、わからない」とビシッと言われると、「もう一度考え直そう」と素直に受け入れられました。

――【私を支えてくれた〈スタッフ〉】「シラバスを調べてみて」のアドバイスに目からウロコ

なぜ日芸に入りたいのか、なぜ写真をやりたいのか、写真でどんな表現がしたいのか。今まであまり考えてこなかったテーマを、イチから考えて書くのはとても難しかった。そこで私は、たくさん本を読みました。日芸の卒業生が書いた本を読んでイメージを膨らませた。またスタッフから、「シラバスを調べて実際の授業で使用している本を読んでみては」とアドバイスを受けました。そのときシラバスという存在を知り、驚きました!早稲田塾にいなかったら絶対に気づけなかった視点です。このアドバイスには、本当に感謝しています。

写真学科OBでもある講師から、二次試験の直前に「写真学科の先生はみんな優しいから、安心して楽しんでおいで」と言ってもらった。それにすごくホッとして、おかげで前日もしっかり眠ることができました(笑)。実際の面接もとても和やかで、「先生の言った通りだ!」とリラックスして臨めました。

――【将来の〈夢〉】広告写真や演奏家を撮影するカメラマンに

将来は、カメラマンになりたい。今は広告写真に興味があります。その他にも、演奏家のポートレートなども撮影したいですね。音楽をやっていたからこそ、演奏家や楽器の魅力を伝える写真が私には撮れるはず!日芸のキャンパスでたくさんモデルを見つけて、腕を磨きたいです。

私の「桐朋女子高校自慢」

生徒がみんな個性的なので、AO入試向きの学校かもしれません。授業でさまざまな芸術について取り扱うので、自分の興味を深めることができました。

私の「日本大学 藝術学部 現役合格アイテム」

書籍

日芸写真学科を卒業したカメラマンが書いた本です。これを読んで、写真の表現だけでなく、日芸でのキャンパスライフにも思いを馳せました。

フォトギャラリー