SFCで自分の道を探す。夢は海外で起業すること!

第37期生

山田祐生(やまだゆうい)

通塾情報

出身校 町田校
出身高校 成城学園高校
タイプ 学力・成績向上が目的
夢・目標 海外で起業すること

進学情報

受験方式 一般入試
大学 慶應義塾大学
学部 環境情報学部

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉]外部受験のため塾へ

早稲田塾に入学したのは、高1の11月です。僕が通っていた成城学園は大学の付属校で、約7割の人がそのまま進学します。でも僕は小学校からずっと同じ学校に通っていたので、大学では環境を変えたかった。中学の終わりごろから、外部受験をしようと決めていました。 
早稲田塾を選んだのは、カリキュラムが充実していたから。将来起業家になりたいという僕の夢につながりそうな授業があり、魅力を感じました。 
部活をやめて塾に入ったので、時間だけはたっぷりある(笑)。英語や「慶應義塾小論文」に「英語特訓道場」、高2からは未来発見プログラム「グローバル企業経営塾」に参加するなど、塾が生活の中心でした。

──[刺激的だった〈プログラム〉]経済への興味が湧いた「グローバル企業経営塾」

「グローバル企業経営塾」は、経営について学び、グローバルな企業人を育成する特別プログラム。夏休みはフィールドワークもあり、林業を経験したり、地元の人と一緒に過ごしたりと、机上だけではない学びがありました。この授業を通して「企業CSR」について知り、「企業はお金を儲けるだけではなく、社会に貢献することが重要なんだ」と感じた。受講生は慶應大学志望者が多く、彼らと話をすることで、大いに刺激も受けました。

──[私の〈ハイスクールライフ〉]塾と学校、2つの「応援団」が良い思い出

高2秋の「英語プレゼンテーション大会」では、応援団の副団長をやりました。応援団に入るとメンバーの勧誘などもするから、知らない生徒と話す機会が増えるし、校舎が一体となって頑張る雰囲気がとても良かった。ただ少しだけ「応援団じゃなくて、自分も出場すればよかったかな」という思いもあります。 
応援団といえば、高3の運動会でもクラスの応援団長になりました。うちの運動会は生徒が企画するので毎年ユニークな出し物が多くて、応援団長はコスプレをします。僕はマンガ『NARUTO』のコスプレをしました。高1から高3まで縦割りのチームを組むのですが、結果はダントツのビリ! 受験クラスということもあったのですが、な~んにも勝てなかった。それでもすごく楽しくて、高校生活の一番の思い出になりました(笑)。

──[タメになった〈授業・カリキュラム〉]小論文は、僕の「作品」

僕は部活をやっていないので、その分時間を使えます。だから、講師が「やれ」と言ったこと、予習や復習などは必ずやるようにしました。そして忘れ物や欠席は絶対にしないと決めて、毎日学校と塾を往復する日々。「慶應義塾小論文」は講師から、「予習した分だけ上手くなる」と言われていたので、日曜日はほとんど小論文に充てていました。授業では厳しい添削をされるけれど、一人ひとりに丁寧にコメントしてくださるから、弱点が浮き彫りになる。そして「次は、もっと良い作品に仕上げよう」という気持ちになるんです。僕にとって小論文は、「課題」じゃなくて「作品」でした。

──[私の〈受験ストーリー〉]最後まで諦めず、慶應義塾大学を目指した

経済や企業に興味があり、「私立だったら慶應義塾大学が最高峰だろう」という理由で第一志望に。ただ、模試などの結果が全然ついてこなくて、ほとんどE判定、良くてD判定。高校の担任からは「考え直したほうがいい」と言われたのですが、両親は「最後までやりたいようにやれ」と言ってくれたし、塾のスタッフは「本気でやるなら応援するよ」と背中を押してくれた。何度も過去問を解いて、手応えを感じて最後まで粘った。合格したときは信じられなくて、「まさか自分が」という気持ちでした。成城学園高校から一般受験で慶應義塾大学に合格できるのは、一年に一人いるかいないか。受験は、最後まで何が起こるかわからない。諦めなかったことが、合格につながったんだと思います。

──[将来の〈夢〉]世界で活躍する起業家を目指す

子どものころに証券マンが活躍する洋画を観て、「僕も金融の世界に入って、大金を動かしてみたい。経済を通して世界を見てみたい」と興味を持ちました。まずは金融業界に入り、その後は海外で起業したい。色々な思いはあるのですが、まだ具体的なビジョンはありません。慶應SFCの卒業生は起業した人が多いので、まずは大学で幅広い知識を身につけ、経験をして、自分の道を考えていきたいと思います。

私の「成城学園高校自慢」

成城学園は学校独自のカリキュラムが多いので、色々な経験ができます。内部進学する生徒が多いので、みんな自由に過ごしてる。自由だからこそ、何をするのも、しないのも、自分次第かな。

私の「慶應義塾大学 環境情報学部 現役合格アイテム」

スマートフォン

講師に例文が見やすいとすすめられて、『ウィズダム英和・和英辞典』のアプリを活用していました。友人とのやりとりもスマートフォン。高校の友人は内部進学する生徒が多かったので、休みの時は遊びに誘ってくるのですが、それをちゃんと断ることで「受験生なんだ」という意識が高まった。友人たちも理解してくれて、応援メッセージを送ってくれました。

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