
社会科学の最高峰・一橋で学び、日本の社会を変えたい
牧野未歩(まきの みほ)
通塾情報
出身校 | 池袋校 |
---|---|
出身高校 | 星野高校 |
部活 | 器械体操 |
タイプ | 学力・成績向上が目的 |
夢・目標 | 下の人の意見も聞く社会に変えたい |
進学情報
受験方式 | 一般入試 |
---|---|
大学 | 一橋大学 |
学部 | 商学部 |

──[早稲田塾入学の〈きっかけ〉] 綺麗な自習室が一番のお気に入り
中学3年生の時、部活を引退したのを機に、大学受験に向けて勉強に取り組もうと、塾を探しました。その時にみつけたのが、早稲田塾のホームページです。そこに載っていた自習室の写真がすごく綺麗なのに惹かれて、見学に行きました。実際行ってみると、本当にすごく綺麗(笑)! 入学してからも、自習室が私にとって一番好きな場所になりました。受験前も入り浸って、お気に入りの席で勉強していました。
──[ためになった〈授業・カリキュラム〉] スーパーITプログラムでマーケティングに興味をもつ
高2の時はまだ将来の夢が決まってなかったので、早稲田塾のプログラムで将来の可能性を広げたいと塾のスタッフに伝えたところ、オススメしてもらったのが「スーパーITプログラム」です。これは、IT関連企業から特別講師が来塾し、直接指導していただけるプログラム。私は文系だったので、ここで理系の塾生や大人の方とのつながりも増え、自分の世界が広がったと感じています。プログラムでは、4人1組になって、「アプリを使ってどうやって日本の健康問題を改善していくか」という課題にマーケティングの観点を交えながら取り組みました。私は、医師が監修する健康の改善プログラムを、スマホのアプリとして作るといいのではと提案。その時、皆で話し合って一つのものを作る過程が面白いと感じ、マーケティングに興味を持ちました。また、このプログラムでは人前でプレゼンをする機会が多く、持ち時間2分で下書きなしということもあったので、「その場で考えてどうにかする」という即戦力が身につきました。
他に早稲田塾の講座でとても役に立ったのが、「東進講座」です。世界史の通史を進めていくのに加えて、「過去問演習講座」を受講していました。一橋大学の数学は本当に難しくて、本で解説されても意味がわからなかったのですが、「東進講座」の数学の解説がすごくわかりやすかった! 私が合格できたのもその解説のおかげかなと思っています。
──[早稲田塾で〈よかったこと〉] 一生モノの友達ができた
早稲田塾でよかったと思うことは、一生モノの友達ができたこと。一人で大学受験に立ち向かうのはつらいと思いますが、仲間がいると頑張れる。同じ授業を受けているみんな、目標がハイレベルだったので、切磋琢磨しながらいい仲間として高めあえました。
推薦で決まった友達が、私のためにわざわざ3月まで塾に来てくれたり、湯島天満宮のお札や手作りのお守りをくれたり……友人の存在が心の支えでした。同時に、恩返しのためにも何が何でも合格を掴もうと頑張りました。「お互いの合格はお互いのおかげ」という思いがあったから、すごく仲良くなれたのだと思います。
──[大学・学部を選んだ〈理由〉]社会科学の最高峰だから!
一橋大学を目指そうと思ったのは、高1の時、高校の先生にすすめられたのがきっかけです。
調べてみると、一橋は社会科学の最高峰であり、あらゆる社会科学のエキスパートの先生がいらっしゃる。学部間の壁が低く、他の学部の授業をとれることも魅力的でした。オープンキャンパスに行ってみたところ、建物が綺麗で、キャンパスの雰囲気もすごくよかった。私は、高校3年の1年間を勉強にささげると決めていたので、「1年間遊んでおけばよかった」ではなく「1年間頑張ってよかった!」と思える大学に行きたいと思っていました。一橋なら、それにふさわしい。そう思い志望しました。
──[将来の〈夢〉] 下の人の意見も聞く社会に変えていきたい
マーケティングもやりつつ、人材マネジメントについて学びたい。日本の企業の多くは、上役の人たちが下した決断に、部下が従うという慣習ができていると思うのですが、その体勢を直して、下の人の意見も聞く社会に変えていきたいと思っています。
そう思うようになったキッカケは、高3の春、所属していた器械体操部が廃部になるかもしれない、という危機的状況になったときのこと。私たちも顧問の先生も何も知らされずに決まっていて、みんなで「私たちの意見を聞いて欲しい」と学校側へ伝えたんです。その結果、廃部はなくなりました。この経験から、社会そのものを変えたいと思うようになりました。
──[後輩への〈応援メッセージ〉] センター本番は、苦手だった世界史で一番いい点数がとれた
苦手科目から逃げないほうがいい。私は、最後まで世界史が苦手でずっと足を引っ張ってしまっていたのですが、最後まで諦めずに時間をかけることで、センター試験で一番いい点数を取ることができた! センター直前の模試の成績がふるわなかったときは落ち込みましたが、受験本番は何が起こるかわかりません。ダメだった過去ではなく本番に意識を向け、頑張ってください。
私の「星野高校自慢」
お辞儀の指導があります。入学してはじめに習うのがお辞儀の仕方でした。8秒かけてお辞儀をするんです。部活の大会などに行くと星野だけずっと頭を下げている状態になってしまって、周りを見て「ああ独特なんだな」って思いました(笑)。
私の「一橋大学 商学部 現役合格アイテム」
お守り、湯島天満宮の合格祈願

どちらも友人にもらったもの。お守りは、年内に推薦で決まった友達が作ってくれたもので、裏に「一橋」と文字を入れてくれています。カバンにつけて受験会場に行きました。湯島天満宮の合格祈願は、私の名前入りのを買ってきてくれて、センター試験の前にもらってからは、ずっと自習室の机の端に置いて勉強していました。