
横浜国立大学で教育を学び 読書の喜びを教えられる教師に
村上功樹(むらかみこうき)
通塾情報
出身校 | 青葉台校 |
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出身高校 | 桐蔭学園高校 |
部活 | サッカー |
タイプ | 学力・成績向上が目的 |
夢・目標 | 国語の教師 |
進学情報
受験方式 | 公募制推薦 |
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大学 | 横浜国立大学 |
学部 | 教育学部 |

──[入学の<きっかけ>]先輩の姿を見てAOに興味を持った
早稲田塾に入ったのは、高2の冬からです。サッカー部の先輩が続々とAOで有名大学に合格していく姿を見て、「AOってどんな入試なんだろう」と興味を持った。早稲田塾に行って話を聞いてみると、今までの自分の経験や熱意を評価してもらえる入試方法と知り「自分に合っているのでは」と思いました。もしAOで合格できなくても、AO入試の経験は決してムダにはならないと思えたので、入学を決めました。
──[私の〈ハイスクールライフ〉]サッカーと勉強は相関関係
小1のときから、ずっとサッカーをやって来ました。高校から桐蔭学園に入ったのも、サッカーの強豪校だから。サッカー部は110~120名くらい部員がいるのですが、試合に出られるのは一握りのレギュラーメンバー。しかも学業優先で、仮に赤点を取ったら部活には出られません。サッカーを続けたければ、勉強も頑張る必要がありました。授業時間内に全部覚えきるように努力をし、成績別クラスでは常にトップクラスをキープ。部活では高2までは下の方だったのですが、高3から徐々にメンバーとして使ってもらい、最後の全国大会にも出場できました。面白いもので、勉強が上手く進んでいる時はサッカーも調子がいいし、サッカーの調子が悪いと勉強もイマイチの出来という、相関関係があったんです。第一志望にも合格して、全国大会にも出場できて、最高でした!
──[大学・学部を選んだ〈理由〉]講師のアドバイスで教師に興味を持った
早稲田塾に入った当初は、具体的な志望校はありませんでした。スポーツ系、文学系、社会学系、やりたいことが色々あって、なかなか絞れなかった。ただどれも、“芯”になっていたのは教育だったんです。スポーツ教育とか、教育格差問題とか。そこで講師から「いっその事、教育一本に絞ってみたら?」とアドバイスをもらいました。祖父が教師をやっているので、現場の話を聞いていたし、調べてみると自分に向いていそうだし、やり甲斐のある仕事です。両親は「大変な仕事だよ」と言っていましたが、父も少年サッカーの監督をやっていたりと、子どもに何かを教える楽しさを知っている人だったので、最後には納得して応援してくれました。
文学部などから教師になる道もありますが、教育学部は「教えるための技術」を学ぶことができる。最終的に教師を志すなら、教育学部に行きたい。そう考えた時に思いついたのが、横浜国立大学教育学部。自宅から通えるし、現場経験のある教授や講師の授業が受けられる。オープンキャンパスには行けませんでしたが、サッカー部の試合は見てプレイスタイルについては知っていました(笑)。ただ私は、高校では私立文系コースだったので理系科目を使った一般受験はできません。理系科目を使わずに横浜国立大学を受験するためには、推薦入試の道しかありませんでした。
──[早稲田塾での〈生活〉]講師やスタッフとの会話が支え
早稲田塾で、講師やスタッフ、担任助手に気さくに声をかけてもらうことが、部活から受験勉強への切り替えになっていたように思います。授業では、講師から鋭い指摘を受けて、それを自分なりに考えてから、一度担任助手に話をするようにしていました。そこで担任助手からもアドバイスをもらい、もう一度考えを深めていく。担任助手に話を聞いてもらう“ワンクッション”があることで、さらに自分の視野が広がるんです。色々な人と話ができる環境が、何よりもありがたかったですね。
──[将来の〈夢〉]読書の楽しみを伝えられる教師に
幼い頃から読書が好きで、本から色々なことを学びました。子供のときは挿絵が多い本を読んでいたけれど、徐々に活字だけになっていくと、文字から場面を想像する力がついた。その想像力は、日常生活でも役に立ちました。国語の教師になったら、読書を通じて生徒の自己の確立を促せるような授業をしたいと考えています。