AO・推薦入試No.1の早稲田塾講師がお届けする
総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)情報
保護者の方必見!総合型・学校推薦型選抜の「今」を知る
【はじめに】
「総合型選抜の受験を視野に入れているけれど、どうしたら受かるの?」
「対策は?何から始めたら良い?」
「総合型選抜で受かるのか不安・・・」
大学入試はますます変化を遂げており、選択肢の一つとして総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)での受験を視野に入れ始めた方もいると思います。今回はそのような保護者様必見!総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)の詳しい解説や合格に近づくための戦略など、保護者の方が知っておきたい、総合型・学校推薦型選抜(AO・推薦入試)の「今」の情報をお届けします!
また、私大総合型・学校推薦型選抜合格実績No.1の早稲田塾では、合格のチャンスを広げるためにするべきこと、出願までのロードマップを1日無料体験にてご紹介しています。総合型・学校推薦型選抜を活用するには、入試情報の収集がカギを握ります。是非お気軽にお申し込みください。
【拡大し多様化する総合型選抜】
総合型選抜は実施大学、募集人員ともに増加傾向に!
総合型選抜を実施する大学は、年々大きく増加しています。実際にどの程度増加しているのか、国公立大学と私立大学でそれぞれ見ていきましょう。
○国公立大学 総合型選抜 募集人員 年別推移
2012年度からの10年間で総合型選抜の実施学部数は1.9倍になりました。中でも、2022年度入試は実施大学が102大学335学部、募集人員は7,413人にのぼり、過去最高となりました。一方、一般選抜の合格者数は2016年度から2021年度にかけて2,770人減少しました。国立大学協会は、2020年度から入学者選抜の実施要領を見直し、入学定員の割合を「推薦3割程度」としていたものを、「総合型選抜と学校推薦型選抜とあわせて5割を超えない範囲」と改めました。今後の、総合型選抜における募集人員の増加率にも注目です。
○私立大学 志願者数推移
私立大学でも、総合型選抜の実施大学、募集人員、志願者、合格者ともに拡大傾向にあります。志願者数については、一般選抜が2019年度から2021年度にかけて66万人以上減少したのに対し、総合型選抜の志願者数は約6万人増加。一般選抜の入試内容の変化や、コロナ禍の影響で早期に合格したいという高校生の志向が反映されていると考えられます。
2021年度入試では、総合型・学校推薦型選抜の入学者数が全体の半数以上を占めるようになりました。
入試内容は多様化。もう一芸入試ではない!
実は「総合型・学校推薦型選抜」と一口に言っても、入試内容は様々。多くの大学で課されている志望理由書の提出や面接試験だけでなく、プレゼンテーションや学力試験、講義理解力試験などその内容は多岐に渡ります。様々な選抜方法があるため、誰にでもチャンスが開かれた入試といえるでしょう。
○代表的な選抜方法の例
内容 | |
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書類審査 | 志望大学での学習意欲等を記した「志望理由書」、今までの経験をまとめた「活動報告書・ポートフォリオ」、高校3年間の学習記録が記された「調査書」などが審査されます。 |
小論文 | 与えられたテーマについて分析をして自分の意見を述べたり、文章の読解をしたりと、内容は多岐に渡ります。 |
面接試験 | 提出した書類をもとに、志望理由や将来像、高校生活について問われる場合が多いです。 |
○こんな選抜方法も!
内容 | |
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プレゼンテーション | パワーポイント等の資料を用いて、自分が学びたい分野などのプレゼンテーションが課されます。 |
学力試験 | 学部の特色に応じて、個別の学力試験が課される場合があります。 |
実技試験 | 芸術系や建築系、体育系などの学科の場合、実技試験が課されることもあります。 |
「推薦入試」と聞くと、「何かに秀でていなくてはいけないのでは?」といわゆる一芸入試のようなイメージをお持ちの保護者の方もいらっしゃるかもしれません。しかし昨今の総合型選抜では、上記のような様々な試験を通して、受験生の学習意欲や将来像を評価していきます。 つまり受験生の一部分のみを評価するのではなく、受験生一人ひとりを総合的に評価し、大学側が求める人物像と合致した人財を探すための入試、それが総合型選抜なのです。
「オンライン説明会」実施中!
「何を準備したら良い?」
総合型選抜に向けて不安な方は、早稲田塾のオンライン説明会にご参加ください。
「私にもチャンスがあるの?」と、オンライン説明会で初めて知って合格する先輩続出!学年別や志望大学別にラインナップを拡大して実施中です。 気になる大学入試の最新情報を手に入れて、総合型選抜に向けての一歩を踏み出しましょう。
【総合型選抜で求められている力とは?】
一般選抜では点数等で評価基準が定められていることが多いですが、総合型選抜での評価基準はどのようなものなのでしょうか?
総合型選抜で最も強く問われるのは、「あなたがその大学で何を学び、どう将来に活かしていきたいのか」という意欲や情熱です。その意欲や情熱が、大学側のアドミッションポリシー(大学側が求める人物像をまとめたもの)と合致するかどうか、それが評価基準となります。
入試の選抜過程で必要となる評定平均や学力に加え、
・大学側がどのような人物像を求めているのかを理解する
・自分が大学で何を学びたいのか、それを将来どのように活かしていきたいのかを定める
これらを言語化し、伝える力が重要となります。
【合格の可能性を広げるための、新たな併願戦略とは】
総合型選抜の併願校選び
総合型選抜は、一部の大学学部を除き基本的には併願が可能です。総合型選抜どうしを併願する場合、「自分の学びたいことは何か」を軸に併願校を決めていくことが重要です。どの大学においても志望理由が問われるため、学びたいことが共通していればそれらを応用しながら志望理由書を作成することができます。
総合型選抜×一般選抜で合格のチャンスを最大に!
総合型選抜が拡大している今、合格の可能性を最大限にする併願戦略として、一般選抜と総合型選抜の併願があげられます。総合型選抜で数校の大学に合格したうえで、一般選抜でチャレンジ校を受験するということも可能になるのです。
「両方の対策をするのは大変ではないか?」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実は総合型選抜と一般選抜で求められる力が共通してきているのはご存じでしょうか? 文部科学省は大学入試改革に伴い、総合型選抜を含むすべての入試方式で学力評価をするよう方針を打ち出しました。大学入学共通テストや学力試験など、総合型選抜においても学力を評価される場面は多くあります。一方で昨今の一般選抜では、論述試験や主体性評価など、学力だけでは判断できなかった面の評価も始まっています。そのため、「一般選抜と総合型選抜でそれぞれ別の対策をしなくてはいけない」というわけではないのです。
【保護者の方のよくあるQ&A】
ここでは、総合型選抜に関する保護者の方からのよくある質問をご紹介します!
総合型選抜は、実績そのものが評価されるわけではありません。これまでの経験から何を学んだか、何を感じたか、それらを自分なりに将来に活かそうとする力が問われています。部活での経験から自分が夢中になっているものまで、何でも構いません。それらを振り返るところから始めてみましょう。
一番大切な準備は、志望理由書等を書いていくうえで、自分自身を振り返り本当にやりたいことを見つけること。提出書類の作成には、これらの進路発見の過程が欠かせません。 それに加えて、小論文や面接など志願大学の入試に合わせた対策をしていく必要があります。
一つ目は、合格のチャンスを増やせることです。誰にでもチャンスがある入試だからこそ、一般選抜と上手く組み合わせて合格の可能性を広げましょう。 二つ目は、高校生の段階から自分を見つめ直すことで、人間的な成長にも繋がることです。自分自身を理解しアピールする力は、就職活動などにおいても非常に役立ちます。
やりたいことが定まっている人もそうでない人も、まずは「どのような総合型選抜が実施されているのか」という情報収集から始めてみましょう。出願条件や試験内容などをチェックし、何を準備していくかを明確にします。 試験内容の詳しい解説や攻略方法は、早稲田塾の説明会でもお伝えしています!この機会にぜひご参加ください。
【合格者の生の声をお届け!総合型選抜体験談】