カンボジアで芽生えた将来の目標
現地の子ども達が夢を描ける未来を
濱野 佑衣(はまの ゆい)さん
通塾情報
出身校 | 青葉台校 |
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出身高校 | 洗足学園高校 |
部活 | バレーボール部・オーケストラ部 |
夢・目標 | JICAや国連などの国際機関に所属し、開発途上国の教育格差を改善する |
進学情報
受験方式 | グローバル入試 |
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大学 | 早稲田大学 |
学部 | 政治経済学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】語学力と海外経験を活かせる受験方法との出会い
高2の12月に早稲田塾に入学しました。私は中3まで海外で生活し、インターナショナルスクールに通っていたのですが、先輩から「海外経験を活かせる受験方法があるよ」と教えてもらったのがきっかけです。調べてみるとそれは総合型選抜という受験方法で、「これなら自分にも合っているかもしれない」と思いました。語学力や海外での生活経験を活かして、合格の可能性を少しでも広げたい、と早稲田塾への入学を決意。校舎のアットホームな雰囲気や、担任助手の方々のハキハキとした話し方にも頼もしさを感じました。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】グローバルな環境で政治・経済を学びたい
将来、英語を使って国際的な仕事をしたいと考えていたので、日英両言語の授業や留学制度が整っている大学を志望しました。その中で、政治と経済の両方をバランス良く学べる早稲田大学 政治経済学部 国際政治経済学科に魅力を感じました。私の探究テーマは、「カンボジアにおける教育格差の改善」。学びを深めるうちに、経済政策や金融制度といった視点からもこのテーマにアプローチできることを知り、政治と経済の両面から学べるこの学部・学科が自分に合っていると思ったからです。 また、開発経済学を中心とした体験型の学びができるゼミや、海外の学生との交流の機会がある点も魅力でした。大学ではまず幅広く学んだうえで、自分が関心ある分野を見つけ、深めていきたいと思っています。
――【将来の〈夢〉】現地の声に耳を傾け、同じ目線で問題解決へ寄り添う支援を
将来はJICAや国連などの国際機関に所属し、開発途上国の教育格差を改善する仕事がしたいと考えています。 高2の夏にカンボジアで教育ボランティアに参加し、自分にとって「当たり前」だった教育が、他国ではそうでないことに衝撃を受けました。子どもたちが自由に将来を描ける社会をつくることが私の目標です。現地の人々と直接関わりながら、必要とされている支援を見極め、寄り添いながら問題を解決できる人になりたいです
――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】自分の思いを「伝える力」が育った
早稲田塾でタメになったのは、総合型・学校推薦型選抜特別指導です。「答えのない問い」に挑みながら、自分の意見を相手に伝える力が身につきました。話し方や強調の仕方など「見せ方」を考えるようになり、表現力が養われたと思います。また、志望理由書を書く時に、私は最初「大学に合わせた内容」にすることばかり考えていました。けれど先生に「大切なのは、自分のやりたいことを伝える気持ちだよ」と言われたことで、考え方が大きく変わりました。「志望理由書や面接は、大学へのラブレター」という言葉が今でも心に残っています。 本番直前の大学別対策授業では、早稲田大学のグローバル入試を熟知した先生が担当してくださり、小論文や面接の特徴、注意点などを丁寧に教えてくださいました。それを踏まえて何年分もの過去問を解き、解きっぱなしにせず何度も振り返ることで、受験対策だけでなく、物事に取り組む姿勢も鍛えられたように感じています。
――【後輩に〈ひと言〉】真剣に向き合うほど夢が近づく! 一歩ずつ、自分らしい選択を
探究の途中で「本当にこれでいいのかな?」と迷ったり、志望校が何度も変わったりするのは、決して悪いことではないと思います。私自身も、やりたいことが何度も変わりましたが、そのたびに悩んで、立ち止まって、考え直した経験が、今の進路や学びにつながっていると実感しています。私は「国際協力に関わりたい」という大きな軸はありましたが、最初はどんな方法で関わるのが良いか、はっきりしていませんでした。けれど、塾の先生や仲間との会話、授業を通して、「この方法しかない」と思い込んでいた固定観念を取り払うことができました。本当に学びたい学問と出会えた今、大学での学びがとても楽しみです。 総合型選抜の受験を通して「自分は何に興味があるのか」「社会とどう関わっていきたいのか」を真剣に考えられたことは、私にとって大きな財産になりました。まだやりたいことがはっきりしていない人や、進路に悩んでいる人は、一度この受験方法を検討してみてほしいと思います。そして自分と真剣に向き合ってみてください。きっと、大学に進学することがもっと楽しみになるはずです!