ICUでリベラルアーツ教育を学び、
途上国で苦しむ人々に寄り添いたい

第46期生

自見 蒼真(じみそうま)くん

通塾情報

出身校 大崎品川校
出身高校 かえつ有明高校
部活
夢・目標 途上国で貧困に苦しむ人々に寄り添う存在になる

進学情報

受験方式 4月入学帰国生入試
大学 国際基督教大学
学部 教養学部

――【入学の〈きっかけ〉】海外在住経験を活かし、総合型選抜に挑戦!

私は中2から高1までの約3年間、タイに住んでいました。タイでの生活はとても刺激的で、探究テーマを持つきっかけにもなりました。この経験を活かしたいと思い、総合型選抜で大学受験することを決意。総合型選抜に強い塾を探している中で早稲田塾を知り、すぐに校舎見学へ。通っている学校から近いロケーションと、校舎長の優しい人柄に惹かれ、高1の3月に入学しました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】多角的な視点から貧困問題に向き合うためにICUへ

私の探究テーマは、「インドの貧困の根本原因とその解決法」です。私が住んでいたタイは、日本では見られないほど貧富の差が激しく、貧困に苦しむ人が多いです。この現状を目の当たりにしたことで貧困に対して興味を持ち、見聞を広げるために、インドのスタディーツアー(現地の文化や社会問題、教育現場などを学ぶことを目的とした研修プログラム)に参加しました。 実際にインドに行ってみると、想像していた以上の光景が広がっており、タイよりもすさまじい貧困の状況がわかりました。こうした経験から、「貧困の根本的な原因はなんだろう? どうすれば解決できるのだろう?」と思い、この探究テーマを掲げました。 貧困問題は、政治や経済、宗教など、たくさんの問題が絡みあっているため、一つの分野だけの学びでは深められません。国際基督教大学では、多角的な視点からさまざまな問題に対して向き合えるリベラルアーツ教育を取り入れているため、インドに関わらず途上国の貧困についてさらに深掘りできると思い、進学を決めました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】さまざまな知見を得られた2つのプログラム

「途上国開発レポート」というプログラムが印象に残っています。この講座では、FASID(一般財団法人 国際開発機構)の代表やJICA(独立行政法人 国際協力機構)の職員、各国の起業家の方々などから、国際協力についての話を伺えます。世界で活躍されている方々に直接質問でき、現在の社会情勢について深く知ることができたので、とてもタメになりました。また、「異文化交流プログラム」も刺激的でした。APU(立命館アジア太平洋大学)に通う留学生とともにグループを組み、4日間の準備期間を経て、社会問題に対するプレゼンテーションを英語で行う講座です。最終発表のプレゼンテーションだけでなく、グループの仲間とのディスカッションも英語で行うので、確かな英語力とコミュニケーション能力を身につけられました。

――【早稲田塾での〈生活〉】自分を成長させてくれた早稲田塾の環境に感謝

早稲田塾は、総合型選抜の準備を“全てできる”塾だと思っています。探究テーマを深めるためのプログラムや、英語のスコアを底上げてくれる授業、精度の高い提出書類を作成するための授業など、自分自身を向上させてくれた早稲田塾の環境には、感謝しかありません。周りの塾生や担任助手の方々からのサポートのおかげで、自分の将来を明確にすることもできました。 受験はとてもプレッシャーがかかると思いますが、早稲田塾なら相談できる人が周りにたくさんいて、自分は1人じゃないということを何度も認識できるので、安心して受験に臨めると思います。

――【将来の〈夢〉】貧困に苦しむ人を、少しでも貧困から抜け出せるようにしたい!

漠然とした夢ではありますが、「貧困に苦しむ人が、貧困から抜け出せるような支援をしたい」と考えています。大学では、リベラルアーツ教育という環境を活かして多角的に学び、視野を広くして、少しでも貧困を改善できるような具体策を見つけ出していきたいです。

私の「かえつ有明高校 自慢」

国際性豊かなところです。例えば、自分は英語が話せなくても、周りには英語が話せる人がたくさんいて、いつでも助けを求めることができる点が自慢です。

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