強みを活かし憧れの早大合格
セーリング競技を世に広めたい
森居 昴太郎(もりいこうたろう)くん
通塾情報
出身校 | 四谷校 |
---|---|
出身高校 | 暁星高校 |
部活 | ー |
夢・目標 | マイナースポーツのビジネス展開やセーリングの競技コーチ |
進学情報
受験方式 | 総合型選抜Ⅲ群 |
---|---|
大学 | 早稲田大学 |
学部 | スポーツ科学部 |
――[入学の〈きっかけ〉]自分の強みを大学受験に活かしたい
私は小学生の頃からセーリング競技(帆でヨットを操り、海上のコースをいかに早く走らせるかを競うスポーツ)を続けてきました。その強みを活かせる受験方式があること、そして総合型選抜に強い早稲田塾の存在を別塾の先生に教えていただき、高1の春に早稲田塾へ入学しました。セーリングを始めたのは、父の影響です。小学4年から葉山のジュニアヨットクラブに参加。最初は習い事感覚でしたが、徐々にのめりこみ、世界選手権やインターハイにも出場できました。これらの経験を早稲田塾で出願書類としてブラッシュアップし、憧れの早稲田大学に現役合格できました。
――[受験を通して得た〈一生モノ〉]未来発見プログラムから将来の目標を発見
探究テーマは「セーリング競技の上りにおける判断と戦術」について(上り=風上に向かってヨットが走ること)。セーリング競技は、体格が良いほど有利になるスポーツです。しかし私は小柄なので、そのハンデを理論的に埋めたくてこのテーマを選びました。また、残念ながらセーリングはマイナースポーツです。パリオリンピックで日本が銀メダルを獲得したというのに、テレビ放送はほんのちょっとだけ。ですから、私の探究活動を通して少しでもセーリング業界に貢献したいという気持ちもあります。こうした想いの中、早稲田塾の未来発見プログラム「ワールドスポーツビジネスプログラム」を受講しました。ラグビーや箱根駅伝等のスポーツをコンテンツビジネスに昇華したメディアの最前線について学べる講座です。講義を聞き、やはり認知度を広げるには放映権を得ることが重要だと実感。将来はセーリングを含めたマイナースポーツをビジネスで広めていきたいという目標にたどり着きました。また、未来発見プログラムは「メタバースサマークラス」も受講しました。メタバース(VR空間)の基礎技術を学べただけでなく、自分もアバターで講座に参加し、最後はチームをつくりメタバース空間で行うプレゼンも経験。日常の高校生活では味わえない貴重な経験でした。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉]強豪チームのヨット部とやりたいことが学べる環境
早稲田大学を志望した理由は、まずヨット部が全日本インカレ史上初となる総合優勝5連覇を達成するほど最強軍団だという点です。私はこれまで、セーリングは一人乗りでレースに出場していたのですが、大学では二人乗りが基本。これから徐々に二人乗りの経験を積んでいこうと思います。そしてスポーツ科学部には、マーケティングやマネジメントなど複数の切り口からスポーツビジネスを学べるコースがあります。まさに、私が将来の目標と決めた方向性にぴったりの環境です。また、2年次という早い段階からゼミに参加できるのもうれしい。他にもスポーツコーチング学やスポーツ医療学など、理論・実習を交えスポーツ分野を多彩なアプローチで勉強できるので今から楽しみです。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 受験に直結した対策講座から貴重な経験まで
スポーツ科学部の入試は小論文が必須なので、「実戦小論文」を受講しました。総合型選抜・一般選抜含めさまざまな過去問を解き、添削を受けます。基礎的な知識を学べるのはもちろん、塾生同士のディスカッションがとても役に立ちました。ディスカッションで異なる思考の人たちの意見を聞いていくうちに、小論文の書き出しに迷うことが少なくなりました。 本番直前講座の「出願書類・面接のファイナルチェック」では、本番直前の時期に講師や担任助手から多くの質問や指摘を受けて大変でしたが、自分の弱い部分を修正できました。ここを乗り越えたからこそ、本番に自信をもって臨めたのだと思います。
――[早稲田塾で〈学んだこと〉] 早稲田塾は新たな発見ができる場所
早稲田塾で一番成長したと感じるのは、これまで苦手だった“人前で話す”のが得意になったこと。これは、「総合型・学校推薦型選抜特別指導」で答えのない問いに取り組んだ成果です。5分間という短い時間で回答を導き出す訓練をしたおかげで、本番の面接で変化球の質問にもしっかり対応できたと思います。講師・担任助手・そして塾生も個性的な人たちがたくさん。多くの人たちと接して今まで自分では見過ごしていた長所と短所に気づき、人脈も広がりました。そして将来の目標も発見。早稲田塾は自分にとって、新たな発見ができる場所でしたね。