部活の経験から探究テーマを発見
ラグビーに打ち込み、慶應合格!
山際 啓太郎(やまぎわけいたろう)くん
通塾情報
| 出身校 | 青葉台校 |
|---|---|
| 出身高校 | 桐蔭学園高校 |
| 部活 | ラグビー部 |
| 夢・目標 | 強いリーダーシップと官僚・政治家の役割分担をどう両立させるか研究する |
進学情報
| 受験方式 | FIT入試 |
|---|---|
| 大学 | 慶應義塾大学 |
| 学部 | 法学部 |
――[入学の〈きっかけ〉]早稲田塾生だった先輩から総合型選抜を勧められて
高2の5月頃、早稲田塾に入学しました。きっかけは、早稲田塾の卒業生だった先輩からの勧めです。先輩は、私と同じようにスポーツを続けながら、総合型選抜で志望校に合格しました。総合型選抜は継続してきた活動や人柄など、総合的な面が評価される入試だということがわかり、私も受験を決意。また、早稲田塾の授業はグループワークが多く、さまざまな人と触れ合いながらスキルアップできると感じたことも、入学を決めた理由です。
――[私の〈受験ストーリー〉]部活動を続けてきたからこそ発見できた探究テーマ
ラグビーはもともと兄がやっていたのですが、「ラグビーワールドカップ2015」日本対南アフリカ戦での日本の勝利に感動し、私もラグビー人生をスタート。私が所属していた桐蔭学園ラグビー部は強豪校として知られています。部活動は週6日、1日約2時間30分の練習漬けです。けれど、勉強も部活動も諦めたくない。そう思って、塾に通えない日はオンライン授業を活用したり、往復2時間以上かかる通学時間を利用して英単語を暗記したり、いろいろ工夫をしてきました。 さらに、高校3年間ラグビーを続ける中で、部員が足りないチームに他学校の部員を加えるという“地域移行”を何度も見てきました。地域移行がうまくいくにはどうしたらいいかと考えたことがきっかけで、政治にも関心を寄せるように。そこから探究テーマを、「独立行政委員会の統制について」に決めました。“独立行政委員会”とは国によって設置される行政委員会のことで、たとえば人事院や公正取引委員会などがあります。政治的中立性を持って活動しますが、力を持ちすぎたり、逆に権力が無さ過ぎたりしてもうまくいきません。 政治家と官僚の癒着等の問題を起こさず、強いリーダーシップを持った人を中心にどう独立行政委員会の統制を図るべきかを、これからも探究していきたいと考えています。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉]アメリカの大学院へ留学したい
慶應義塾大学法学部を選んだ理由は、憲法・政治の両軸を学べるのはもちろん、アメリカなどの海外大学院への留学制度が用意されているからです。大統領制であるアメリカは、国民が直接リーダーを選べることで、やはり国民の政治に対する関心が高いと思います。ぜひアメリカへ留学し、自分の探究活動を継続したいです。そのために今まで英語力に磨きをかけてきたし、今後もIELTSのスコアを上げるために勉強を頑張ります。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 人間性も磨くことができた「慶應義塾小論文」
「慶應義塾小論文」を受講しました。講義で活用するのは、すべて慶應義塾大学の入試で出た過去問です。毎週課題が出され、講師の添削を受けながら力をつけていきます。過去問のテーマが多岐にわたっていて、自分自身の人間性向上にもつながりました。 また、「総合型選抜特別指導〈提出書類作成〉」講座では、多くの講師や塾生から志望理由書に対してアドバイスをもらえ、とてもありがたかったです。早稲田塾は、所属校以外の校舎も自由に使用できるのが大きなメリットだと思います。私は家から近い四谷校の他に、学校に近い青葉台校でもよく自習していました。両校のスタッフに書類を見せ、違う視点の意見をもらうことで自分の引き出しが大きくなります。さまざまな価値観に触れるというのはとても大事だと思います。
――[後輩に〈メッセージ〉]たくさんの頼れる人たちに、アドバイスをもらうこと
総合型選抜を経験して、人前で話す力が養われました。これは「総合型選抜特別指導〈提出書類作成〉」講座でプレゼンする機会が何度もあり、毎回しっかり自分の意見を伝えることを意識した成果です。また、自分が知りえなかった非認知能力を高められたのも、早稲田塾ならではの学びだと思います。 提出書類を作成していくうえで困難にぶつかることも多いと思います。そんなときは、私のように多くの講師やスタッフに相談してみてください。良い人たちを存分に頼り、良いアドバイスをもらうことで突破口が開けます。