丁寧に向き合ってくれた早稲田塾と
粘り勝ちで掴んだ筑波大合格!
岡本 希美(おかもとのぞみ)さん
通塾情報
出身校 | 柏校 |
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出身高校 | 柏中央高校 |
部活 | クッキング部 |
夢・目標 | 優れた音楽と映像を残していく仕事に携わる |
進学情報
受験方式 | 学校推薦型選抜 |
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大学 | 筑波大学 |
学部 | 情報学群 |
――[入学の〈きっかけ〉]総合型選抜挑戦に意欲。姉と同じ早稲田塾へ
早稲田塾に入学したのは高1の12月です。姉が早稲田塾に通っていたので、総合型選抜という入試方式は知っていました。興味があることを深く追求するのは得意分野だと自負していたので挑戦するつもりでしたが、実際経験してみると、総合型選抜は“自分と戦わないといけない”受験方式だと実感。私自身、「将来どうしたいのか」「本当にやりたいことは何か」を常に自問自答する時期があり、苦しかったです。そんなとき、個別指導塾さながら、丁寧な指導をしてくれる早稲田塾は大変ありがたい存在でした。探究テーマは塾生一人ひとり違うけれど、きちんとみんなのことを見てくれる塾だと思います。
――[私の〈受験ストーリー〉]好きなアーティストのMVから探究テーマ発見
探究テーマは、アーティストなどが出しているミュージックビデオ(MV)の字幕について。MVは、アーティストが描いている世界観を視聴者に訴求する重要な映像作品です。その中で、言葉を強調する目的として字幕がついているものがあります。私の好きなMVでは手書き文字が使われており、そこに人の温かみを感じました。そこから、字幕の重要性に気づいて、「MVにおける字幕の位置やフォントによる印象の違い」という探究テーマを発見。 先行研究が見つかりにくい分野ではありましたが、担任助手に相談しながら試行錯誤しました。勧めていただいた論文は、とても参考になりましたね。また、色や書体を変えた文字の印象を聞く自作アンケートの作成に挑戦し、幅広い年代の声を取り入れながら出願書類をまとめることができました。
――[タメになった〈授業・カリキュラム〉] 段階を踏んで力が養われた論文系講座
高1と高2で「論文作法」、高3で「実戦小論文」を受講しました。「論文作法」は、書き方だけでなく、書いたものを塾生と話し合いながら良いものに仕上げるグループワークが重視されていました。グループワークで自分の視野を広げつつ、得た知識をどう活かすか実践するのが、「実戦小論文」。この流れで受講できてとても理解が深まりました。 未来発見プログラムは「途上国開発援助レポート」に参加。国際開発の第一人者を講師にお招きし、途上国開発のリアルな姿を学べるプログラムです。フィールドワークでJICA地球広場を訪れ展示を見学し、JICA協力隊からさまざまな地域の話を聞けたのが印象に残っています。また、課題レポートが多く、期間内に書き上げる忍耐力も身につきました。将来の夢とは直接関係があるカリキュラムではないけれど、知見を増やすうえでも参加して良かったプログラムです。
――[大学・学部を選んだ〈理由〉] 合格のチャンスが3回ある筑波大学
筑波大学情報学群は、2019年度入試から推薦入試に「ビブリオバトル入試」を導入しています。ビブリオバトル入試は、簡単に言うとゲーム感覚で本を紹介していく書評合戦です。参加者が1人5分で本を紹介し、すべての人たちの紹介が終わった後、一番読みたくなった本を投票します。私の高校でも大会が催され、高1と高2のときに参加したことがあります。このようなユニークな入試方法があること、また学群的にも映像制作や表現技術を研究されている教授がいらっしゃるという点から、ここを志望しました。 まずは書類選考と面接・口述試験のAC入試にのぞみましたが、残念な結果に。そこで経験値を活かせるビブリオバトル方式の推薦入試に再度チャレンジ。AC入試で提出していた論文を推薦入試へ活用し、早稲田塾での探究活動を切り札にしました。どうしても筑波大学に行きたい私にとって優位になるよういろいろ対策を考えてくれる早稲田塾は、本当に力強い味方でした。筑波大学は、合格に向けてAC入試・学校推薦型選抜・一般選抜と3回チャンスがあるので、受験生には魅力的だと思います。
――[後輩に〈ひと言〉]一般選抜への備えと強いメンタルが大事!
早稲田塾の魅力は、塾生一人ひとりに対する丁寧な手厚いサポートです。私はさまざまなことに興味関心が移るタイプで、入学当初の夢は看護師でした。その後、担任助手と面談を重ね、講座を通して自分自身を見つめ直す課程で「クリエイティブな仕事が合うのではないか」と思うように。今までは感情的に物事を決めることが多かったけれど、早稲田塾で指導いただいたおかげで、根拠をもとに決めていく論理的思考が養われたと思います。早稲田塾に入学して、もっとも成長した部分です。 総合型選抜にトライするうえで大事だと思うのは、学校の勉強を頑張っておくこと。私は筑波大学の推薦入試に苦戦したので、そのようなとき焦らないよう一般選抜の対策も並行したほうが良いと感じました。もうひとつは、強いメンタルを持つことです。これまでの自分を信じて受験期を乗り切ってください!