早稲田塾で様々なプログラムにチャレンジし、慶應文に現役合格!歴史・哲学を学びたい

第41期生

竹田 ひかる(たけだ ひかる)

通塾情報

出身校 吉祥寺校
出身高校 西武学園文理高校
部活 なし
タイプ AO・推薦入試対策が目的
夢・目標 歴史や哲学を学ぶ

進学情報

受験方式 自己推薦
大学 慶應義塾大学
学部 文学部

――【早稲田塾入学の〈きっかけ〉】AO入試でチャンスを増やしたい

塾を探していろいろなところのウェブサイトを見ていたら、早稲田塾の「AO入試」という言葉が目に留まりました。「AO入試ってなんだろう?」と興味をもち、話を聞きに校舎を訪れたのが、入学のきっかけです。AO入試に挑戦すれば憧れの大学に行くための選択肢が増えるし、他塾にはない早稲田塾の特長的なカリキュラムに魅力を感じ、高1の1月に入学しました。

――【刺激的だった〈未来発見プログラム〉】やったことのない事を、たくさんやりたい!

せっかく早稲田塾に入ったのだから、未知の体験をたくさんしたいと思い、入学してすぐの高1の3月に「異文化交流プログラム」に参加。まだ友達がいないし、人見知りなのでとても緊張しましたが、APU(立命館アジア太平洋大学)の留学生たちと関わることで具体的な文化の違いを知ることができたし、また彼らから「日本の良いところ」を教えてもらうこともできました。

高2では「FASID国際開発プログラム」に参加。それまで特に国際情勢に強い関心を持っていませんでしたが、自分の知らないところで起きている問題が本当に深刻なのだということを学び、自分がいかに世界を知らないのか、未熟さを痛感しました。

そして高2では英語プレゼンテーション大会「TIME CUP」にも出場。被爆者のサーロー節子さんのスピーチを暗唱しましたが、戦争体験者の痛みを少しでも理解したいと、戦争をテーマにした映画を観たりして自分なりに研究。塾でいろいろな人に見てもらって、自分なりの表現力を研究しました。受賞はできませんでしたが、来場した友人から「感動して泣きそうになった」という言葉をもらい、頑張ってよかった!と心から思いました。

――【タメになった〈授業・カリキュラム〉】「慶應義塾小論文」で論証の楽しさを知った

「慶應義塾小論文」は、とても大変な授業でした。入学したての段階で、課題に出されるのが実際の入試の過去問…という状況に、絶対に無理!と思いました。でも、授業中は、講師が何を言っているのかわからなくても、とにかくメモ。最初のうちは全然書けませんでしたが、回を重ねるうちにやるべきことが見えてきて、自分の得意分野にも気づくように。講師はよく、「MUSTじゃなくてWANTで取り組むように」とおっしゃっていました。アイドルのファンは、好きだからプロフィールや歌詞を覚えられる。勉強も楽しいと思わないと、頭に入らない。そうやって気持ちの切り替えをすることで、小論文への苦手意識がなくなりました。そうして知識を活用できるようになってからは、論証することが楽しいと思えるまでに。スタッフに声をかけられて、大学生になったら「慶應義塾小論文」のTA(ティーチングアシスタント)をやります。私なら、「できない人の気持ち」をとてもよく理解してあげられると思います(笑)。

――【早稲田塾での〈生活〉】友人がいたから、最後まで頑張れた!

早稲田塾の魅力は、プログラムの充実はもちろんですが、「人」にあると思います。担任助手やスタッフはフレンドリーで、リラックスして塾に通えました。多彩なテーマを研究している友人たちから自分にはない知識を吸収できたし、一緒に頑張るからやる気をもらえた。友人にボランティア活動に誘ってもらい、それを自分の研究テーマにつなげたこともあります。いい友人たちに恵まれたことが、何よりの力になりました。

――【大学・学部を選んだ〈理由〉】SFC不合格で気付いた、自分が本当に学びたいこと

高3になっても、どうしても行きたいという第一志望が決まらず、周囲に流されるように慶應義塾SFCのAO入試に挑戦しました。自分なりに興味を持ったテーマで書類を仕上げたのですが、最後までしっくり来ず、案の定一次で不合格。そこから改めて自分の好きなことはなんだろうと考え、出てきたのが、ドイツの「ノイシュバンシュタイン城」でした。私は歴史や建築物が好きで、世界遺産などにも興味があります。城と城主について調べてみたら、それがすごく楽しい!そして、私が本当に興味を持っているのは史学や哲学などの文学系なのだと気づいたのです。そこから慶應文学部の自主応募制推薦入試で合格をいただき、ようやく自分のこれからが見えてきました。

入試の時は特に史学をメインにしていましたが、哲学にも美学にも興味があるし、一つに絞るのは難しい。ドイツが好きなので、留学したいという思いもあります。慶應文学部は2年次に専攻を決めるので、それまで迷いながら考えたいと思います。

私の「西武学園文理高校自慢」

私が所属していた英語科は1クラスだけなので3年間クラス替えがありません。必然的にみんなと仲良くなれます。3週間のオーストラリア研修などもあり、英語が学びたい人には良い環境じゃないかな。設備は充実していて、グラウンドが広いし、体育館も2つ、弓道場もあります。ライフル射撃部は全国大会に出場し、結果を出しています。

私の「慶應義塾大学 文学部 現役合格アイテム」

書籍

『現代思想』は学校の図書館で借りて読み、その後自分で購入したもの。『評論文キーワード』は学校で配られたのですが、あまり真面目に読んでいなかった。でも小論文の講師に勧められて、改めて読み直したらとっても役立ちました(笑)。

フォトギャラリー