受験を通じて将来の目標を言語化
日本の農業を支える官僚になりたい
玉木 敦(たまき あつし)くん
通塾情報
| 出身校 | 藤沢校 |
|---|---|
| 出身高校 | 県立平塚中等教育学校 |
| 部活 | 山岳部 |
| 夢・目標 | 政策の面から日本の農業を支えたい |
進学情報
| 受験方式 | 夏秋AO |
|---|---|
| 大学 | 慶應義塾大学 |
| 学部 | 総合政策学部 |
――【入学の〈きっかけ〉】総合型と一般の対策を両立できる環境にひかれて
高2の冬に早稲田塾へ入学。部活動や探究活動での成果を活かして総合型選抜に挑戦したいと考え、合格実績が豊富で、家からも通いやすかったことから、早稲田塾を選びました。 また、総合型選抜対策だけでなく一般選抜対策が並行してできることも、入学の決め手の一つです。当時は一般選抜も選択肢として考えていたため、東進講座を活用しながら受験準備を進められる点に大きな魅力を感じました。
――【私の〈ハイスクールライフ〉】山岳部と課外活動で培った力が受験に活きた
中高6年間、山岳部に所属していました。山に登るだけでなく、登山計画の作成や交通手段の手配、食材の調達、提出書類の作成なども行っていました。その経験を通して、マネジメント力などを身につけることができたと思います。 また、課外活動にも積極的に参加していました。中でも印象に残っているのは、藤沢市で行われた未利用果樹を活用するプロジェクトです。私は摘果みかんを使ったキャンドルを製作し、実際に販売まで行いました。 (※摘果:果樹や果菜類の栽培で実が付きすぎた際、小さく未熟な実を摘み取る作業) この活動を通して農業への興味が深まり、主体的に物事に取り組む力がつきました。受験においても非常に役立ったと思います。
――【大学・学部を選んだ〈理由〉】農業を多面的に学べる総合政策学部へ
藤沢市の活動に参加した際にSFCの学生の方に出会い、「SFCって面白いよ」とお話を伺いました。その方に憧れて「自分もこういう人になりたい」と思ったことがSFCを志望したきっかけの一つです。 総合政策学部を選んだのは、農業政策をさまざまな角度から研究したいと考えたから。農学だけでなく、ランドスケープ学や経済学、政策学、さらにはスマート農業に関わるIT分野まで、多角的な視点から学べることに魅力を感じました。農学だと技術面に重きが置かれがちな一方で、政治学は理論的に成立していても、現場にフォーカスすることが難しい。政策学であれば、実際に現場へ足を運び、多くの人の意見を聞きながら、現状に合った実現可能性の高い政策を立案する能力を磨けると思っています。 大学では、ランドスケープ学や農地を活用したコミュニティづくりを研究されている先生方のもとで学びたいです。
――【将来の〈夢〉】官僚になり、日本の農業を政策面から支えたい
私が農業に興味を持ったのは、山岳部の活動で山間部を訪れた際に、農村の衰退を目の当たりにして、日本人のアイデンティティとも言える里山の風景を守りたいという思いが強くなったことがきっかけです。農業の衰退を食い止めるため、探究活動では「摘果みかんの飼料化」というテーマで、最初は技術面からのアプローチを考えていました。しかし、いざ社会で実装しようとすると、法的な障壁など、技術以外の課題があることに気付きました。優れた技術を活かせる環境を整えるため、官僚となって政策面から農業を支えたいと思っています。 もともとは漠然と「農業に関わりたい」と思っていましたが、探究活動や志望理由書作成を通して、「農林水産省の官僚として日本の農業を支えたい」という具体的な目標まで落とし込めるようになりました。自分が本当にやりたいことを言語化できるようになったことは、受験期を通じて一番の成長だと思います。
――【後輩に〈ひと言〉】授業後には積極的に質問を!
総合型選抜は、評定平均や目立った実績だけで決まる入試ではないと思います。将来の目標をどれだけ明確に持っているか、その目標に向かってどれだけ行動してきたかが大切です。もし迷っている人がいたら、ぜひ挑戦してみてほしいです。 また、講師の先生にはできるだけ積極的に声をかけていってほしいと思います。講義で受けたアドバイスをメモするのはもちろんですが、授業終わりの質問できるタイミングを活用してください。「今ここで行き詰まっているんですが」「資料の探し方がわからなくて」とちょっとした相談をしてみると、思いもよらない気付きや学びにつながることがありますよ。